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「唐揚げを揚げる係」2024年2月16日の日記

昨日からまた寝る場所を変えてみたのだが、それなりに睡眠の調子が良い。私は定期的に寝る場所を変えると一時的に睡眠の調子が良くなる。


Xの代わりとされているBlue Skyを入れてみた。

ただ、Xはここ一年くらいで意識的にブロックをしており、収益化していて規模が大きいアカウントで、私が害悪であると判断したものはもうほとんど目に入らないようになっているので、正直なところそこまで居心地の悪さは感じてないんだよな。猫の写真と絵師のイラストを積極的にいいねしていたらあんまり嫌なものを見ることも無くなってきた。とりあえずしばらくBlue Skyは見る専用として使っていこうと思う。


昨日読み終わっていた高瀬隼子『め生える』の感想を書いていく。

突然起こった原因不明の感染症は、いつしか中高生以下を除く全ての人がはげる平等な世界に変えた。 元々薄毛を気にしていた真智加は開放感を抱いていたのだが、ある日、思いがけない新たな悩みに直面し、そのことが長年友情を培ってきたテラとの関係にも影響が及ぼしそうで…。

これがあらすじなのだが、まず設定がシュールで面白い。

冒頭は、感染症が広がる前の世界で、はげで悩む男性が薄毛治療の職員と話す場面から始まる。その後、職員の髪の毛が一気に抜けるという結構衝撃的な場面が描かれるのだが、この辺りの導入はゾンビ映画っぽい感じがした。パニック映画的な導入をはげでやっているというシュールさがある。

ゾンビ映画もそうだけど、こういう小説が生まれた背景にはコロナの影響が少なからずあるよな、と思う。はげになる感染症が広がり、最初はパニックになるものの、徐々に感覚が麻痺していくような描かれ方は、コロナの広がり方と似ているような気もした。

感染症が蔓延し始めた頃は、みんながウィッグを被ってハゲを隠そうとするのだけど、ハリウッド俳優が自分のはげの写真をインターネットにアップして、それをきっかけにして皆も徐々にはげを隠さないようになっていく流れがめちゃくちゃリアルだと思った。他にも、元々はげで悩んでいた人が、全員がはげになることによって救われる場面も描かれていて、そこもリアルだった。逆に髪の毛が生えている悩みなんかも描かれていた。焦点化される人物が何人かいてたびたび代わるので、全員がはげになった後の世界における色々な人物の視点が見れて面白い。

夜は唐揚げを作る人として全うした。家族5人分の唐揚げを揚げていく。揚げ物って食べるのも勿論だけど、作るのも結構好きだな。天丼屋でアルバイトをしていた時も、揚げる作業自体は全然苦じゃ無かった。


食べながら姉と母親が『ハイキュー!!』を見ていたので、私も見た。

主人公とその相棒的なポジションの人がテスト勉強をしていて、赤点を取ったら遠征に参加できないため必死に頑張るという回だった。「スポーツ漫画って大体勉強できないやつが部活のために勉強を頑張る回があるけど、大体こういうのみんな赤点回避して無事に遠征に行くんだよなぁ~。」と思って見ていたら、2人とも赤点を取っていたので笑ってしまった。いや無理なんかい!って思って。でも、同じチームメイトの姉が運転する車にのって無事に遠征には参加できていた。舞台は仙台で、遠征先が東京らしかったけど、現実だと間に合うのか?仙台から東京って結構遠くない?と思いつつ見た。マネージャーの女の子(金髪の子)が可愛かったです。男で好きなキャラは別にいなかった。


明日はかまくらを作りに行ってきます。朝が早い。

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