「街を出てまた街に辿り着く」2024年5月19日の日記

昨日の夜は父親のいびきがうるさくてなかなか眠れなかった。多分1時間くらいは布団の中で意識があったと思う。


5時頃に一度起きてから、8時くらいにまた目覚めた。父親と同じ部屋で眠っていたが、父親と生活リズムが合わなすぎて困る。眠い。


朝ご飯を軽く食べてから、帰る準備をする。明日から仕事がある私、父親、姉の3人が先に帰ることにした。10時半に祖父母の家を出発。

早めに高速を降りて、父親が行きたかったらしいラーメン屋に入る。

とんこつラーメンを注文。細麺かつ脂身の少ないチャーシューで私好み。個人的にはもっとこってりを想像していたけど、思ったよりも控えめなとんこつだった。


2時半くらいに実家に到着。少しゆっくりとして寮に帰る。


『響け!ユーフォニアム』の6話を見た。

・前回、真由が写真に全然写っていないことが気がかりだったのだが、美鈴がちゃんと気付いてあげてた。撮るのは好きだけど、写るのは好きじゃない、というのは傍観者としての真由の姿を表したものだろう。一期の久美子もそんな感じだったよな。もうちょっと会うのが早ければ、この二人は仲良くやっていただろうに......。

・真由の好感度操作が巧みだ。真由を嫌いになるタイミング、好きになるタイミング、可哀想だと思わせるタイミングのそれぞれがちゃんと用意されている。

・「三年でいきなり入ってきた自分がコンクールで吹くのは申し訳ない」という真由の意見は真っ当だ。「みんが言っているから」「それが部の方針だから」という、空気を優先として自分の主張をしない久美子の姿はずっと描かれていたが、それが田中あすかの事件を通して変わった感がある。「私が、一緒に吹きたい」という自分の思いをちゃんと伝えるという、これまでの久美子だったらできなかったようなことをあの場面でやって、久美子は「変わった」わけだが、今回の真由のケースだとまた少し違う。久美子本人は、多分、真由に吹いて欲しくはないのだ。もちろん、真由が部活の戦力には変わりないのだが、ソリに関しては完全なライバルということで、個人の思いと部長としての思いが交錯する。

・一期二期を通して、「自分の意思」と「上手くなりたい」という思いを獲得してしまったがために、部長と個人の演奏者としての自分のギャップに苦しむという流れになっていて、綺麗だ。

・葉月が選ばれたときはちょっと泣いちゃったな。緑と喜んでいる時の動き、好きだな~。

・さつきが選ばれずに落ち込んでいるときの、誤魔化すような「これから!これから!」という声の演技がめちゃくちゃ良かった。このキャラクターはそこまで好きではなかったのだけど、こういう場面があると一気に好きになっちゃうな。

・一、二年は滝先生をそこまで神格化していないというセリフ、確か原作でも出てきていてかなり唸った覚えがあるのだけど、アニメでもちゃんと出てきていた。部としては全国で金賞を取るという目標を掲げているけれど、一個人にフォーカスすると、決してそう思っていない真由がいたり、久美子や麗奈と同じ温度感でそう思っているわけではない人物がいたりする。

・前回も久美子の領域に侵犯する真由の姿が描かれていたが、今回もさらに強調された形で久美子と真由の境界線を描いていた。

・「滝先生は私たちを全国に連れていってくれるんですよね」という久美子に対して、「みなさんの力で行くんです」という滝先生、ちょっとズルい気もしたな~。「みなさんと一緒に行くんです」くらい言って欲しかった。原作にこのセリフってあったっけ。原作だと、滝先生の目線が多少描かれていたから、また読み返さないといけないな。買お。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?