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「体調不良、癖のある文章」2023年11月24日の日記

数日前からうっすらと体調が悪い。

昨日は腰の痛みと喉の痛みでなかなか寝つけなくて、今日は寝不足と風邪気味の二大パンチでKOされていた。書くこともないし適当になっちゃってるな......。


昼前に起きて、一丁前に腹は減っている。掠れた声で虚空に「あ」を放ちながら、お湯を沸かしてカップラーメンを食べる。
食べながら、去年のM-1グランプリを見ていた。この年は本当に面白い組が多くて、ずっと笑っていた。笑うたびに咳が出た。けど面白い。笑う、咳、笑う、咳、咳、咳。


2時から眠さとしんどさがまた出てきて、4時半くらいまでずっと寝ていた。


起きて冷凍の今川焼き(大判焼き)(回転焼き)(御座候)を食べて、軽く散歩に行くことにした。体を動かさないと腰の痛みが治らないような気がして。
全身黒い服を着て、暗闇に紛れながら歩く。遠くの空はまだ少しだけ明るかった。「赤」るかった。どこからか焼肉の匂いがした。

高校生までスマホを持っていなかった。
私の世代は小学生の時から既にスマホを持っている人が何人かいて、中学生の頃にはスマホを持っている人は多数派になっていた。多数派ではあったのだが、圧倒的かと言われればそうではなく、同じ学年の生徒の3分の2くらいがスマホを持っているという感じだった。だから、スマホを持っていないせいで完全に孤独になるようなことは無かったのだけど、それでもスマホを持っている人との差はどうしても生まれてくる。
誰と誰が付き合っているとか、何組の誰々が放課後に告白したとか、朝学校に行った瞬間に、スマホを持っている人しか知り得ないような情報が教室に蔓延しているタイミングがあって、当時は興味のないふりをしたり気にしない素振りを見せていたけれど、多分それなりに孤独だったのだと思う。

何が言いたいのかと言うと、別にスマートフォンを与えてくれなかった親に文句を言いたいわけではなくて、あの頃、私にとって世界は2つあったということだ。現実の世界と、インターネット上の世界。その2つの世界の中で、片方にしか接続できない人間がいた。
私は、インターネット上のクラスメイトの姿を知らない。今でも知ることがない。現実の彼らが、インターネット上の彼らの世界の話をしている時、私は現実の世界で、その世界を想像することしか出来なかった。想像して、皆の話の欠片を集めて話の輪郭を掴むことしか出来なかった。今はほとんどの人が2つの世界に接続できると思うけれど、私のように1つの世界にしか接続できなかった人間もいたのだと、なぜか私は知っていて欲しいのです。



今日は全体的に癖のある文章だな。

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