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「面接とジャーマンなポテト」2023年3月23日の日記

面接があったので行ってきた。

対面ということで、朝は少し早めに起きて行ったのだが、ちょっとだけ眠かった。

面接は滞りなく終わったのだけれど、思い返してみて自分が何言ったとか全然覚えてないな。
準備しすぎると暗記していることを読んでいる感が出てしまうから嫌だなと思っていたので、あんまり準備せずに行っているが、果たして大丈夫なのか。でも、個人的には「準備してきました〜」っていう喋り方をする人にはなりたくないんだよな。

面接の合間時間に社員さんと話す機会もあり結構楽しかった。私は人と喋るのが案外好きだ。この自分の性質、普段の生活とかを見るとかなり変で一貫してないんだよな。
私という人間を俯瞰した時、絶対人とコミュニケーションをとるのが嫌いなはずなんだけど、割と人と楽しく話せているのが不思議で仕方ない。

実際に働いている場所とか、ご飯を食べている場所とかも見せていただいて、かなり好印象だった。

合間時間に隣に座っていた人と結構仲良くなり、色々と喋った。高校からレスリングをしていた人で、大学にもレスリングの推薦で入ったらしい。結構ガンガンと喋ってくるタイプの人で、最初からタメ口を使ってきてちょっとだけ驚いた。人との距離感どうなってるんだ。おそらく同い年とはいえ、初対面の人間に、しかも面接にきているというのにフラット過ぎないか。
でも、私はこういう距離感がバグっている人結構好きなんだよな。絶対に悪いやつではない。
やっぱりこういう人が上手に社会を生きていくんだろうなという気もする。私はどうでしょうね。

面接の雰囲気とかにかなり良い印象を持っている人が多い会社ということは事前に聞いていたのだが、やはり結構すごい。リラックスさせようさせようとしてくる(なんかそれが悪いような書き方になってしまったが、決してそうではない)ので、こちらとしても気が楽だった。でもこれで落とされたりした理不尽なんじゃない?とも思う。一長一短だな。

1時間ほどで面接も終わったので、大学に寄ってから帰る。面接会場が大学とそこそこ近い位置にあったので。

図書室で少しだけ本を読んだ。

武田砂鉄「べつに怒ってない」という本。

「何気ない日常」と口にした途端、日常の何気なさが逃げていく。そもそも、日常って何気ないのでしょうか。毎日がスペシャル、とも思わない。毎日がスペシャルじゃないからこそ、時たま、スペシャルだと思える。だとすると、日常とか、毎日とか、そこでは一体、何が起きているのだろう。

書き出しめちゃくちゃ良いな。一気に惹きつけられる。

少し読んでスマホを見ると、webテストを受けてくださいという通知が来た。ちょうど大学にいることだし、受けて帰ることにした。

パソコンルームを借りてセコセコとテストを受けたのだが、びっくりするくらいできなくて落ち込んだ。特に非言語の方は私の苦手なグラフやら表やらを分析する系の問題ばかりで、全然できなかった。対策していたのとも違う方向性だったから、苦手がかなり如実に出てしまって、しばらく落ち込んだ。


4時頃に家に帰る。

昼は何も食べていなかったので、近くのスーパーでシュークリームとエクレアを買って食べた。猛烈に甘いものが食べたい気分だったので。


母親の帰りが遅い日だったので、皿洗いやら風呂掃除やらをして、晩ご飯も私が作ることにした。

ジャーマンポテトを作った。味見を一切しなかったのだが、いい感じ。


「NieR:Automata Ver1.1」というアニメを4話まで見た。

機械とアンドロイドと人間という3つの視点があるのが面白いな。機械と人間という2つの視点を取り扱う作品は結構多いと思うんだけど、この作品では機械とアンドロイドにも区別があるみたい。アンドロイドは感情を持つことができるっぽいけど、感情を持ってはいけないというセリフもあったな。
人間の中にも派閥や上下関係はあって、レジスタンスと呼ばれる地球上で機械生命体と戦う側の人間と、月で指令を出す側の人間がいる。この辺りの設定はかなり面白い。

ゲームが原作らしくて、アニメの中にもゲームの要素がふんだんに盛り込まれていて新鮮だった。場面転換とか、完全にゲームっぽさを出していたし、ストーリーの進め方とかもゲームをそのままアニメーションにしている感じがあった。特にバトルシーンに入る前なんかは、めちゃくちゃゲームっぽくて笑っちゃった。

エンディング曲の歌詞は

感情は持たないでください
それがあってはこの先きっと辛すぎる

というものから始まっていて、やはり機械と感情みたいなものがテーマになってくるんだろうな。

エンディング後の人形劇みたいなのも面白い。
「うちの3姉妹」っていうアニメの最後もこんな感じだったなと思い返して勝手に懐かしくなった。

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