「肉肉肉肉」2023年8月18日の日記

異常というのはたまに起こるから異常なのであって、それが繰り返されるともはやそれは日常になる。私が毎日リビングに布団を敷いて眠っているのも、風呂の扉が壊れたままであることも、キッチンに付いている電気の紐を5回引っ張らないと電気が点かないのも、もう日常になってしまって、何の違和感も無い。そうやって作り上げられていくのが日常というものだ。

今日もローストビーフを食べた。毎日のように食べている。いや、「毎日のように」と書いたが、本当に毎日食べている。もう5日目になる。ようやく冷蔵庫のローストビーフは無くなり、私は解放された。
解放されたと言っても、別に嫌だった訳じゃない。むしろ、嫌ではなかった。美味しかったのだ。毎日こんな食事が続けば良いとすら思った。だが、身体はそうもいかないらしい。どうやら、ローストビーフを毎日食べるとお腹が痛くなるらしい。消化に負荷がかかるからだ。実際、お腹の調子は少し悪い。

ローストビーフを食べ続ける生活はもうしばらくやらない方が良いだろう。それが日常となってしまう前に、引き上げないといけない。

しばらくサボっていた卒論だが、今日からまた再開することにした。長い間サボってしまっていたせいで、中間発表までもうすぐになった。焦らないといけないが、やる気は出ない。まあ、のんびりやっていこうと思う。

昨日から見始めたメンタリストを流しながら作業をしていたら思いの外捗り、新しいアイデアも湧いてきた。詰まっていた部分が、時間を置いたことで簡単に解決した。

夕方頃、父親に頼んでいた肉が届いたのでご飯を食べ終わった後に捌いた。明日キャンプに行くので、そのために頼んでおいたのだ。
ブロックの肉を捌く機会もそうそうないだろうが、かなり大変だった。皮を剥いだり、スジを切ったりしてよくスーパーに並んでいる形に整えていく。

手には豆ができたし、立ちっぱなしだったから足も疲れた。友人たちが喜んでくれると良いけど。

今日は書き方を少しだけ変えてみた。気が付いただろうか。こうして毎日書いている日記も、たまには変化が必要だ。進化する必要はないが、変化する必要ならあるかもしれない。変化が必要なら、変化する必要があるということだろう。......なに、ただの言葉遊びだ。
人は、根本から全て変えることなんてできない。しかし、少しずつ変えることならできる。まずは、簡単なことから始めてみるのも良いかもしれない。変化は大事だ。何より、同じ日々だと飽きてしまうからね。