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「券売機が分からない」2023年9月18日の日記

「正反対の君と僕」の最新話が公開されていたので読んだ。今回は日常回的な立ち位置だな。
この作品には平というキャラクターがいるのだが、私は彼が1番好きかもしれない。特に最近は平にフォーカスする話も多いような気がする。

この作品の登場人物って割とみんなウダウダ悩んでいて、そこが好きなんだけど、平に関しては頭ひとつ抜けてウダウダ悩んでいるような気がする。「自分が話しかけてもいいのか?」「こいつとこれから先も関わっていいのか?」という自己肯定感の低さからくる自意識がずっと描かれていて好き。
主人公の谷は静かでおとなしく、暗いキャラクターとして描かれていたが、平はまた全然違ったベクトルの暗さを持っている。いや、谷に関しては別に暗くはないのかな。

改めて考えると、この作品には「ただの馬鹿」なキャラクターが出てこないな。
馬鹿っぽいキャラの鈴木や山田に関しても、好きな人とどう距離を詰めるかとか、いつ告白しようかとか、そういった人間関係について真剣に悩んでいる。全員が人間っぽくて好きなのかもしれないな。逆に、主人公たちを活かすためだけに「作られた」キャラクターが出てくる作品についてはやっぱり一歩距離を空けて見てしまう。それが悪いわけでは決してないのだが、「正反対の君と僕」に関してはちゃんと生きている人間が生活しているように見えて、作られたように感じないんだよな。


昼にどこか食べに行こうという話になり、丼が食べられる店に行くことになった。

店は券売機制になっていたのだが、とにかく分かりづらかった。
そもそも店頭のメニューよりも遥かに多くの種類があったし、しかも商品の分類の仕方が独特でかなり難しい。
大盛りが無料という情報をあらかじめ仕入れていたのだが、券売機上には何も書かれていない(発券した後に口頭で言うらしい)し。

私は豚バラ丼を注文。かなり量が多く、あっぷあっぷになった。満腹の時に溺れている時の表現を使うの、気に入っています。

外食における注文のパターンって結構色々ある。
食券で買って半券を店員に渡すパターンや、メニューを見て店員を呼ぶパターン、サイゼリヤのように紙に書いて店員に渡すパターン、ミスタードーナツのように取っていくパターンもある。マクドナルドのように店頭に行ってから頼むパターンもある。あらかじめネット注文、なんてパターンも最近は増えているし、タッチパネルで注文するパターンもある。方法は様々だ。

私は紙のメニューを広げて見るのが1番しっくりくる。大きいから商品を比べられるし、外食をしているなという気分に1番なる。


その後は図書館に寄って何冊か本を借り、帰宅。

筋肉痛もあり、帰宅後はしっとりと過ごした。ゆっくり、ではなく、しっとり。

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