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「永遠の別れの予兆」2024年3月19日の日記

無人島の記録を投稿し終えた。もっと後になると思っていたけど、移動時間も多かったのでその時に気合いで書いた。なんとか今日中に間に合ったぜ。かなり珍しい体験をしてきたので是非読んでみてください。この記事に関しては拡散してくれるとかなり嬉しいです。無人島に行くのが好きな人をもっと集めたいので......。


昨日家に帰って来たのだが、思っていたよりも元気で自分でも驚いた。ここ一ヶ月は自分の中ではかなり忙しい方だったけれど、人間って不思議なもので、忙しくしていると基礎体力(気力も)がどんどんと上がってくる。筋トレとかと同じ感じだ。


家に帰ってきてほとんどノンストップで後片付けの8割を終わらせて、すぐに記事を清書し始めて、画像や動画の整理などもしていた。いつも次の日に回してしまう私にしては珍しい動きだ。


夜にはインスタ(個人でやっているやつです)も更新。時間があれば無人島の動画を編集して予告編的なものを作りたいと思っているけど、作り方が全然分からない。イメージも湧いてこない。素材自体は結構あるので、作れそうではあるのだが。まあ暇なときにでもやろう。


引っ越し手続きのために役所に行った。

引っ越し先に持っている服をほとんど全て持っていったので(元々持っている服が極端に少ない)着る服がなく、半袖にコートという異質な服装で行くことになってしまった。まあ、外からみたらコート着てるだけの人だからセーフだ。

手続きはすぐに終わったのだが、書類が交付されるので少し待つ時間があった。役所の人からは10分程度と言われたのだが、20分ほど待ってもなかなか私の番号が呼ばれない。手元の番号札と画面を再度確認すると、とっくの前に呼ばれていたことが分かり、いそいそと受け取り口へ。なるほどね。


そこから歩いて帰る。


Sからドローンやバッテリーを借りていたので、返しに行く。Sは私の家から徒歩五分の距離に住んでいる。ついでに色々と雑談をして、夜ご飯を一緒に行くことになった。

珍しくインド料理屋に行った。珍しくというか、二人とも初めてだ。閉店も近かったので客は私たちだけだった。インド料理屋だからか閉店間際だったからかは分からないが、店員さんがずっと喋っていたのが印象的だった。本当にずっと喋っていて、日本語じゃないから新鮮だった。

ドリンクやナンのおかわりは無料で、お腹がはち切れそうなくらい食べた。ナンが思ったよりも大きくてびっくりしたけど、モチモチで美味しかった。


Sは実家から仕事場に通うらしく、住む場所は少し離れてしまう。私とOとSは現在三人とも近い位置に住んでいる(三人の家の距離は共に歩いて五分くらいだ)が、私もOも地元を離れてしまうため、Sは少し寂しそうだった。まあ、一番仲の良い三人が大学まで地元に残っていたということが奇跡みたいなものだから、就職で離れてしまうのは仕方ない部分があるだろう。


私が家を出ることに対し、「寂しい」と祖母も母も言う。まるで永遠の別れみたいに。でも、永遠の別れの第一歩ではあるのだろう。「寂しい」と言われることは、私が愛されてきて、それに応えてきたことの証明でもある。それはありがたいことで、喜ばしいことなのだろう。けれど、僅かに、ほんの少しだけ怒っている自分もいる。自分の選択に茶々を入れられているような、責められているような、そんな気がするからだ。かといって、喜ばれたいわけでもない。どうして欲しいのだろうと自分で思う。
無条件に愛されていることへの後ろめたさがあり、それがこの複雑な胸の内に関わっているのかもしれない。息子であれば、孫であれば、おそらく彼女たちは誰でも愛する。この位置が私である必要は(おそらく)ない。愛されているのに、代替不可能な私として愛して欲しいなんて、なんて高慢な人間なのだろう。思い上がりも甚だしい。甚だしくて、腹立たしい。

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