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「おわりのそこみえ」2023年10月19日の日記

卒論を進めるために大学へ。
私もパソコンは持っているのだが、兄が昔に使っていたものでかなり使いづらく、使いやすいパソコンを求めてのことであった。

煮詰まってきたところで昼食。

これを食べた。芋味が好きなので、芋味があったらつい買ってしまう。あと、割引が好きなので、割り引かれていたらつい買ってしまう。

これはチーズケーキのやつが1番有名で、私はチョコの味が1番好きだったのだが、これはそれを越したかもしれない。スイートポテトをそのまま食べている感じで、濃厚だ。これ、冷やしても温めても美味しい気がする。


その後は文献を探しに図書館へ。良いものが見つかったため、さらに進みそうな予感がしてきた。これまでずっと進まなかった部分の見通しが一気にたった。


図野象「おわりのそこみえ」を読んだ。

この前、この作品と「無敵の犬の夜」は似ているということを書いたが、「いざとなったら死ねばいい」みたいな言葉が共に出てきていた。辛い現実の中で、死が救済になる様子も共通して描かれている。

主人公の性格とかは全然違ったかも。私は「無敵の犬の夜」の主人公は割と好きだったのだが、この作品の主人公は全然好きになれなかった(だから面白くなかったとか、そういうことではないです)。

家族の問題にも触れていて、途中はかなり絶望感が深まって胸が苦しくなった。絶望感を切実に描いていて結構好きな小説だと思いながら読んでいたのだが、結局安易な家族愛に落ち着いたところで凡庸なものになったな、と少し残念に思った。家族愛とは違う方向に進むと思っていたのだが。
稲村弘の選評で「「人生ゲーム」が人生を打ち砕くところが見たかった。」とあったが、まさにそうで、なんか結局落ち着くところに落ち着いたというか、綺麗な形ではあるけれどもっと無茶苦茶やって欲しかったというのはある。「そういうのは見たことあるからもっと先の景色を見せてくれ!」というのは傲慢な一読者として思った。

石川県に行った時に買ったやつを食べた。
ナマコを食べた店で買ったやつなのだが、普通にパンナコッタの味がして美味しかった。イチゴが好み。


兄も帰ってきていたので、沖縄計画の続きをした。とりあえずいく人帰る日を決めて飛行機のチケットを取った。先に私と弟で沖縄に行き、自転車で旅をすることになった。楽しみだな。

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