「優しいは平仮名で書いた方がやさしい」2024年3月27日の日記

今日は休み。役所が開く時間に合わせて早めに起きて、同居人と歩いて役所へ。

この前役所に行った時は雨が降っていたので遠く感じたが、今日は晴れていたのでこの前よりも早く感じた。全然歩けるな。

歩きながら同居人と色々な話をしたのだが、結構共通点も多くて話が盛り上がった。育ちとか環境が割と似ているからか、気が合う。

歩いている時に、前の信号が点滅し出して、一瞬「走るか?」と頭がよぎったのだが、二人ということで止めた。同居人も同じようなことを思ったようで、「一人やったら走ってたな」と言ったので笑った。俺も、と言って、次からは走ることになりそうだった。2人のモラルの境界線みたいなものがはっきりして良かった。


諸手続きもすぐに終わり、自由の身。9時半くらいには全部終わったので、かなり時間がある。一緒に役所に行っていた同居人は実家に戻るということで、解散。


駅前に行き、この前行ったところとは別の図書館に寄った。こちらも大きめで色々と揃っている。貸し出しできない雑誌系を読み、本を2冊借りる。


その後、駅をぶらぶらと歩いていたら、「ドムドムハンバーガー」という知らないハンバーガー屋を見つけたので入る。聞いたこともないけど、チェーン店ではあるらしい。調べてみると、日本で最初のハンバーガーチェーンということだ。

ポテトとドリンクがついたセットを注文。ポテトは塩味がそんなに濃くなくて、イモの味がしっかりと感じられて美味しい。マクドナルドのポテトを想像して食べると味が薄いと感じそうだけど、こういう素朴な感じの味も好きだな。ハンバーガーも美味しい。

店内ではナナオアカリの曲が流れていた。ナナオアカリの声は特徴的なのですぐに分かったのだが、私の知っている曲では無かった。


昼を食べた後、カラオケに行く。混んでいたので1時間だけ歌った。結構1人カラオケも慣れてきて、大体歌う曲が決まってきた。感電、えりあし、ワタリドリ、おやすみ泣き声 さよなら歌姫、君はロックを聴かない、瞬き、花占い、粉雪などは大体歌っている。


カラオケを出た後は漫画喫茶に行った。初めて利用する店だったので、会員登録などをして利用。

『BLUE GIANT』を8巻まで読んだ。日記には書いてなかったけど、数日前に映画を配信で見て、めちゃくちゃ良かったので漫画も読むことにしたのだ。

ちょっとまず映画の話をして良いですか。

映画が素晴らしすぎて、もうすでに気に入った場面を何回か見ている。早く皆さんも見た方がいいです。

まずはやっぱり音がいい。音というか、シンプルに曲が良くてずっと頭に残っている。演奏シーンも繰り返し見ていて、作画が「仕掛けてきている」感じがする。くどいくらいの演出の数々に圧倒され、没頭する。そしてとにかく熱い。

漫画を読んでみると、映画がかなり省略して作られていることが分かる。特に、東京に行くまでのシーンとかはもうほとんど全カットだ。漫画だと東京に行くまでの場面がしっかりと描かれている。漫画を読んでから映画を見ると、うまいことまとめたな~と思う。カットするところはざっくりカットして、演奏シーンなどにたっぷり時間を割いている。映画だけを見てもあまり違和感のない構成になっている。

漫画の6巻の最初の方で、台詞が全く出てこないコマがしばらく続くところがある。読んでいてしばらくは意識せずに読んでいたのだが、読みながらハッと気付いてページを遡ると、本当に全然台詞が出てきていなかったことが分かった。でも、しばらく気がつかなかったということは、ちゃんと絵で説明できてるってことなんだよな。

まだ8巻までしか読めていないので、ラストの部分は辿り着いていないのだが、楽しみだな。映画の続きも漫画だと読めるっぽいので、それも楽しみだ。


漫画喫茶を出て、また歩いて寮へ戻る。少し早い時間だったが、晩ご飯を食べてから寮に戻ることにした。会社の食堂に行って社食を食べる。やはり時間的に早かったのか、誰もいなかった。

一人でご飯を食べながら、一人で食べるご飯が一番美味しいなと思う。誰かと食べる時は、ご飯に集中できていない。ご飯は一人で食べたい派なのだが、さっきまで喋っていたのに違う席に行ったら感じが悪いかなと思って、いつもは食べる前に隣にいた人の隣に座って、喋りながらご飯を食べる。でも今日は一人だ。冷えて脂が固まった肉も美味しい。これは凄く失礼な話なので母親には決して言わないが、社食は実家のご飯よりも美味しいのでつい食べ過ぎてしまう。

どうでもいい話だが、私はご飯を食べる時、ほとんど水分を摂らない。いつも、食べ終わった後に取り残されている水を見て、水分の存在を思い出す。満腹のお腹に水を流し込んで、私の食事は終わる。

食器を返却する時、ごちそうさまでしたと厨房の人に言うようにしている。厨房は食器を洗う音や食事を作る音で騒がしいので、毎回私にしてはかなり大きな声を出してごちそうさまでしたと言っているのだが、今日は届かなかった。厨房の人たちで談笑しているようで、それを遮るのも憚られ、いそいそと退出した。もしかしたら幽霊ってこんな気持ちなのだろうか。


部屋でゆっくりしていると同居人が帰ってきた。眠いようで、今日は早めに風呂に行って寝るそうだ。いつも一緒に風呂に行っているが、先に行くとのこと。そのまま1時間くらい帰って来なかったので、私も風呂に行くことにした。風呂のある階へ行くと、寮母さんと談笑する同居人の姿が。同期も一緒にいたので、軽く喋る。私が風呂から出た後も喋っていて、私も一緒になって喋る。寮母さんはかなりお喋りな人で、やさしい。「優しい」というよりは「やさしい」という感じがする。


なんか今日はたくさん書いたな。明日からまた研修があるので、だりぃ~と内心では思いつつもやっていこうと思う。

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