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「みどりとくろとしろ」2023年11月23日の日記

今日は書くことが結構盛りだくさんなので、文章の量にしては質が低い可能性がある。いつもみたく、翌日になって読み返して変な部分は容赦なく変更させるので……。


自動車のタイヤ交換をするということで、昼前に両親とともに出かけた。


タイヤ交換には1時間ほどかかるということで、暇つぶしに持ってきていた本を読む。


佐藤健志『僕たちは戦後史を知らない』を読み終えた。

私たちが戦争について語る時、大抵は空襲や原爆などの戦中のことに目が向けられて、占領されていた時間のことにほとんど目が向けられていないという指摘から始まる。実際、私も占領時代の日本の姿をほとんど学んでこなかったし、全然知らない。
また、日本では戦争に負けた日のことを「敗戦」と呼ばずに「終戦」と呼ぶことが多い。

この本によると、占領から目を逸らしている+「終戦」と呼ぶことによって、当時の日本人が「ファンタジーの戦後史」を作り上げようとしたのではないかと分析している。

この前、現代史について全然知らないし学んできていないということを日記にも書いたが、それと同様に戦後史についても本当に知らない。本格的に歴史の授業で学ぶのって終戦までの日本の姿で、それから先の記憶って全然ない。特需景気とか高度経済成長とか沖縄返還とかはやった記憶あるけど、詳しくはやらなかったと思う。現代史に関しては特に単語だけ覚える授業になりがちだ。多分時間が無くなるんだろうな。1番大事なのに。

この本で戦後における日本の流れ、日本人の精神性みたいな部分はかなり学べた。細かいことについてはまだ全然知らないけど、それは興味のある分野で調べていけば良いかな。

昼は近くの丸亀製麺に行って食べた。私と母親の食べたいものがそのまま同じだったので、天ぷらを半分ずつにして食べた。

新しく発売された、雪見だいふくと白い恋人のコラボ商品を食べた。普通の雪見だいふくよりも値段はちょっと高め。

これは美味しい。外側のだいふく部分は変わらず、中のアイスにかなり白い恋人味(み)を感じる。口の中に入れるとサッと溶けるような味わいで、アイスと生クリームを混ぜたような感じだ。中にはチョコレートソースも入っていて、これも美味しかった。


響けユーフォニアムの新キャストが発表された。戸松遥さんという人が黒江真由役をやるらしい。それなりにアニメを見ていると声優にも詳しくなっていくので、この人は元々知っていたが、あんまりやらないタイプの役なんじゃないかな〜と思っている。いずれにせよ楽しみだ。

キービジュアルも発表されたということで見たが、構図が聲の形にめちゃくちゃ似てて笑った。
聲の形も人の向きと目線の方向にかなり意味が込められているが、この響けユーフォニアムの絵も確実に意味が込められている。
黒江真由だけ逆方向を向いているというかなり不穏な絵なのだが、久美子がチラッと黒江真由のことを見ているのが良い。コンクールに対する意識を表現しているのだろうか。麗奈と緑は真っ直ぐ前を向いていて、黒江真由のことは気にしていない様子だ。余計に不穏だなぁ。

あと、葉月がスニーカーなの良いですね。


夕方頃からしんどくなり、熱が出そうな気配があったので布団に潜り込んでしばらく寝た。その間、悪夢を見てしまって、逆にどっと疲れてしまった。精神的な疲れだ。

夢の内容は詳しく覚えているのだけど、夢ということもあってあまりにも破綻している部分が多過ぎたため割愛。ざっくり言うと、私は中学生の時生徒会に入っていたのだが、その時の夢だった。
生徒会自体は楽しくて、良い思い出の方が多いのだけど、夢だとめちゃくちゃ嫌な感じにテイストされていて、楽しくなかった思い出まで引き出されてしまった。というか、大学生にもなって中学生の時の夢を見て落ち込むって......いつまで引きずっているんだろ。もっと大人になっても続くのか?

数年前から、同じ歳の人間がやけに大人に見える。私は比較的精神的な成熟が早い方で、小学生の時も、中学生の時も、高校生の時も明らかに自分よりも周りの方が子どもに見えた。けれど、気がつけば周りのみんなはもうすっかり大人になっていて、自分だけがまだ子どものまま取り残されているような感覚がある。これってみんなそうなのかしら。みんな周りの方が自分よりも大人に見えていて、子どもに見えないように振る舞っているだけなのかしら。


「いちばんすきな花」7話を見た。6話が過去最高の回だったのが見事に更新された。多分今度もう一度見るので、その時にも改めて感想を書くかも知れないが、とりあえず初見の感想。

別れの予感がしていた6話だったが、美鳥の存在によって仲が直るという回。4人それぞれに季節にまつわる名称が入っているが、志木(四季)によってまた集まるという構図が綺麗だ。

赤田とゆくえちゃんの仲直り?回でもあったな。あそこまでするならもう普通に会っちゃえばいいのに。あと、このカラオケ店カルテットと同じ店じゃないか?装飾とかそっくりなんだけど。

これは全話通してそうなんだけど、それぞれの話の繋げ方がめちゃくちゃ上手い。4人が別々の場所にいたり、4人以外の登場人物が出てきて、ぶつ切りになることがほとんどなのだが、同じフレーズ(今回だと、「正解」、「間違い探し」など)を入れることで1つのドラマになっている。逆に、その上手さが出過ぎて作為的に感じられる部分もあるのだけど。

椿さんの「同じくらい好き」という断り方良い。はっきりと恋愛対象として見ていないことを言いつつ、決して否定はしない言い方で優しい。

次の引きを作るのがずっと上手い。私は何があっても全話見ようと思っているのだが、そうでない人に対して、次気にならせるというのはめちゃくちゃ大事だ。結局どれだけの人を最終話まで見させるかという勝負だから。

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