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「内定を貰い、串カツを揚げ、劇場版PSYCHO-PASSを見る」2023年4月27日の日記

昨日と同じ時間に家を出て、面接へ。
今日受けるところも今日で最終面接ということだったが、本当に適当に申し込んだ企業なので、正直なところ入社する気はあまりなかったのだが、とりあえず行ってきた。

この企業は説明会に参加したら一次選考が免除されて、Webでの二次選考を通過したらもう最終面接ということで、かなり早い。

場所が分かりづらく、迷う人が多いとのことだったので結構早めに行ったのだが、私のことだから案の定迷ってしまって、時間ギリギリの到着となった。早めに向かっておいて良かったね。

てっきり個人面接だと思っていたのだが、どうやら集団面接らしく、3人と一緒に面接という形に。
面接が始まる前に「もうほとんど内定は決まっているから、リラックスして喋ってもらったらいいよ」と言われ、またもや拍子抜けした。
社長とも直接喋り、なかなか良い企業だとは思ったのだが、選考もあってないようなものだったし、少しベンチャーに近い企業なのでその不安感は少しある。
色々と企業の選考を受けているが、結局よく分からないなというのが正直な感想だ。
大企業だから自分に合うとは限らないし、企業が儲かっていてもそれが社員に還元されているとは限らないし、最終的には直感と、入社してからどうしていくかという部分なのだろう。


帰りは一緒に面接を受けていた人たちと一緒に帰った。電車も同じだったので色々な話をして結構楽しかった。

1人とは途中で解散し、もう1人と電車の中で40分くらいずっと喋っていた。この人はセミナーの時に同じグループでグループディスカッションをしていたので軽く知っていて、その時の印象はあまり良くなかったのだが、いざ対面して話してみると気も合って楽しかったな。

相手は結構インドア系の趣味を持っていたので、アニメの話をしたり、漫画の話をしたりしてたら結構すぐに時間は過ぎた。私は有名なアニメ作品は大体見ているので、かなり話を合わせることができる。

相手が旅行で小豆島に行った話をし始めて、ちょうど私も小豆島に行ったことがある(歩いて一周したことがある)ので、小豆島の話をしたりした。エンジェルロードとか同じ場所に行ってたりもしたので、写真を見せあったりした。


家に帰り、ダラダラして夜。

串カツを作るぜ。私は揚げる係に任命されたので、揚げていく。

揚げ物をしているといつもよりかなり晩御飯の時間が遅くなってしまい、父親が待ちきれなさそうにしていたので、随時食べてもらうことにした。
これは他の家庭でもそうだと思うが、作っている人の横で先に食べるというのは基本的には我が家ではマナー違反とされている。私は特に気にしない(むしろ揚げたてを食べて欲しい)ので作りながら随時食べてねと言ったのだが、私が揚げ物をしている横で黙々と揚げ終わった串カツを食べている父親を見るとそれなりに思うところはあった。それに対し、姉は「美味い美味い」と大袈裟に言いながら食べている。この2人の違いを見ていると、「そういうところだぞ!」と父親に言いたくなる。姉は人と生活するのが上手で、父親はその辺が下手だ。



夜中に「劇場版PSYCHO-PASS」を見た。
2015年に映画化されていたやつの配信で、1期と2期をふまえた内容だ。
私はPSYCHO-PASSの3期の途中で見るのをやめてしまって、3期の駄作(?)っぷりにPSYCHO-PASSという作品自体の価値が揺らいでいたのだけど、今回の劇場版で改めてこの作品の真価を見たような気がする。簡単に言うと、めちゃくちゃ面白かったです。
やっぱり常守朱と狡噛慎也がいてこそのPSYCHO-PASSだよな〜。
今回はその狡噛慎也と槙島聖護の対比にも強くスポットが当たっていた。元々この2人がよく似ているということは描かれていたが、立ち位置まで似てきていた。

オープニングがめちゃくちゃかっこよくて、笑っちゃうくらいにキマっていた。PSYCHO-PASSはどのオープニングもめちゃくちゃカッコよくてセンスがあったのだが、今回の映画においてもそのセンスが遺憾無く発揮されていた。

これまで日本以外の国のことってちゃんと描かれてなかったと思うが、他の国の情勢を描くことでシビュラシステムの有用性がより明らかになった気がする。1期2期ではシビュラシステムの有用性を示しつつも、どちらかというとシビュラシステムの脆弱性を強調するような描き方をしていた。今回はシビュラシステムに支配されていない国を描くことで、シビュラシステムを肯定するような描き方をしていたように感じられた。基本姿勢としてこの作品はシビュラシステムの正の部分と負の部分の両方を描いているのは確かなのだが、これだけ日本国外の情勢を見せられたら、個人的にはシビュラシステムにした方がいいじゃんと思ってしまうな。

シビュラシステムを導入するという約束で後ろ盾を得るみたいな話が出てきていたけれど、このあたりの構図はアメリカとかがやってた民主主義を広げていく過程によく似ていて、物語としてもかなり説得力があった。
今後はどんどんシビュラシステムが広がっていくんだろうな。


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