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「いつか消えてしまうものを記憶する」2024年2月28日の日記

沖縄の旅行記読んでくれた人、あんなに長い記事を読んでくれてありがとうございますね......。

沖縄で撮影した動画を組み合わせて動画を作ってみました。初心者なので変な動きは加えず、カメラを固定して作ってみたのだが、なかなか良い感じだ。

この方の動画を参考にしたのだが、気がついたらほとんど同じような感じになっていた。まあ、オリジナリティーなんてものは後から見つけていけばいいのでね。

動画を作るにあたり、動画に合う音源を探していたのだが、この作業がかなり楽しかった。カメラを趣味にしようとは考えていたけど、写真に加えてこういう動画の方にも手を出していきたい。今度は動きを加えたものも作りたいけど、センスが問われすぎる。

午後、下に住む祖母にあるものを借りに行ったら流れでコーヒーを淹れてくれ、そのまま1時間くらい喋っていた。

祖母は自分が死んだときのために、ある程度身の回りを整理しているようで、写真なども捨てているみたいだった。いわゆる終活というやつだ。

写真などをできるだけ捨てようとしているらしいのだが、どうしても捨てられないものも多くあるらしく、捨てられなかった写真たちについて色々と教えて貰った。


この写真は中国に友達と行ったときのものでね、その友達はこの旅行の後に死んじゃったんよ。旅行中に背中の方に腫瘍みたいなものがあったらしくてね、でも旅行中にそれをあたしには言ってくれんかった。帰りの飛行機の中でようやく病気のことを教えてくれてね、あのときはほんとに悲しかったわ。帰りの荷物は全部家に送ってたから、手ぶらで帰ったんだけどね、あたしが泣きながら家に帰ったから、おじいちゃんに心配されて、荷物盗まれたんかと思ったらしいわ。
こっちはイタリアに行ったときの写真で、これは沖縄に行ったときの写真。会社で旅行行くことも多くて、結構いろいろなところに行ったわ。この頭が禿げている人が色々計画してくれて、この人は死んじゃって、この人ももう死んじゃって。この人は認知症って言ってたわ。この人のお父さんも認知症になってたって言ってたけど、認知症って遺伝すんのかねぇ。あたしはまだ大丈夫だけど、いつなるか分からんからね、今のうちに色々捨てとかなって思うんだけど、捨てられなくてね、あかんわぁ。残しといてもしゃあないからね、でも(仮)ちゃんに話せたから良かったわぁ。


弟が微熱を出して帰ってきた。駅のトイレで吐いたらしい。弟は昨日、消費期限が切れた牛乳を飲んでいたから、吐いたのはその牛乳のせいだと思っていたらしいが、普通に熱のせいであった可能性も考えられる。どっちにせよ、私は今一番熱を出したくないタイミングなので、できるだけ弟と距離を空けて過ごす。
これまで、発熱した人に対して抱く感情は心配だけだった。今では、ウイルスをうつされていないかという不安がつきまとう。発熱した人の心配よりも先に、自分への心配をしてしまう。コロナの影響だと思う。

沖縄で自分のお土産として買ったパイン糖が美味しくてずっと食べている。小学生の時に沖縄で出会ってから、沖縄に行く人にはたびたび頼んで買ってきて貰っている。おすすめです。

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