「今度会う時」2024年7月21日の日記

朝、Sと地元の喫茶店に行った。少し歩かなければならない距離ではあったのだが、行ったことのないところだったので。珈琲豆とかを売っているお店だと思っていたら、普通に喫茶店としても営業していたみたいだ。

モーニングを注文。このホットサンドが美味しかった。

カメラを持っていっていたので、帰り道に写真を撮りながら帰った。歩き慣れている道も、カメラを持って歩くだけで解像度が上がる気がする。より細かい部分に目がつくようになって、歩いているだけで楽しい。

これ面白すぎるな。サムネイルが「半田はプロになれます」という時点で面白い。ちなみに、イナズマイレブンを知らない人向けに半田のことを解説すると、序盤に出てきただけのめちゃくちゃマイナーなキャラだ。多分エイリア学園で怪我をして離脱したんじゃないか。イナズマイレブンのモブ的なキャラは大体がエイリア学園戦で負傷して離脱しており(マックス、小林など)、非常に都合のいい脚本となっている。あと、動画の中で出てきた「虎丸はYouTubeが好きそう」という発言だが、これはホントにそう。解釈一致すぎる。


昼にトンカツ屋に行ってテイクアウトして食べた。

トンカツ屋に行っておきながら、チキン南蛮を頼んで食べた。おいし。チキン南蛮を食べるたびに、一番好きな食べ物はチキン南蛮かもしれないと思う。チキン南蛮を食べながら、姉と『海のはじまり』3話を見た。寮で2回目を見たので、感想は最後に書きます。


近くの駅まで母親に送ってもらい、寮に帰る。乗り換えが上手くいかなくて、寮に帰るのが想定よりも30分くらい遅くなってしまった。


『海のはじまり』3話を見た。弥生が何したっていうんだよ......!


ということで以下はネタバレありの感想です。


・「これ、写真撮ってほしいやつだ」という弥生が、どうしようもなく外野でしかないことを思い知らされる辛い回。私は、今のところ夏のことをあんまり理解できていないこともあって弥生目線で見ているのだが、今回はかなり辛い回だった。

・水季は海の前で夏の話を頻繁にしているようだが、この辺りの理由については描かれると信じたいところだ。自分から振って遠ざけておいて、その相手の話を子どもの前でするってかなりアレだし......。一応、理由らしきものは朱音さん経由で描かれていたけど、あんまり納得できるものでもなかったからね......。

・朱音さんが夏の母親を聞いて、「50代。若いなぁ」と呟いた後の沈黙が好きだった。夏が、「あ、この方は何歳なんだろう......?」と思った沈黙を朱音さんがキャッチする感じ。2話で、夏の家に海がいる時に、弥生が夏の方をじっと見る場面があって、それも沈黙のコミュニケーションという感じがして好きだった。

・「ランドセルの色が赤じゃないのが良いな~」と思って見ていたら、弥生が海にあげたイルカのぬいぐるみの色でちゃんと回収されたのでびっくりした。海が自分で選んだ色は黒(黒っぽい青?)色のランドセルで、弥生からイルカのぬいぐるみを貰った後、「ピンクのはじめて見た」と言う。弥生が、海に何をあげるか悩んでいるシーンで、「(海が何好きか)聞いてもらうかな~、お父さん(夏)に」みたいな場面があったけど、弥生は海の好きなものや色を確認したのだろうか。後のシーンで、貰ったぬいぐるみと同じ形のイルカのぬいぐるみ(青色)が隣に置かれていたけど、ちょっと不穏な感じがした。水季との思い出の(?)ぬいぐるみと同じものをプレゼントするというのは、ちょっと勇気がいるというか、私だったら避けると思う。これは、朱音さんの「水季がいなくなっちゃうような気がして悔しい」というセリフにも繋がるだろう。実際、この場面で朱音さんが複雑な表情をしているカットがあったし。

・こういう不穏さは後半の超辛いシーンにも繋がるけど、弥生ではなく夏である理由を細かいところでちゃんと説明しているのが本当に凄い。

・夏ってやっぱり普通じゃない。母親が亡くなった子どもに対して、「なんで元気なふりするの?」と問い詰めるようなことをするなんて、私にはできない。このシーンで、夏は海のことを全然子ども扱いしていなくて、それが気持ち悪くも凄いと思う。この「子ども扱いしない」みたいな部分が、海が夏を好きでいる理由になったりするのかな。逆に、朱音さんだったり弥生だったりは、海のことを完全に子ども扱いしているから、その差みたいなものは海も感じているのだろう。自分を子ども扱いしてるなという感覚は接せられている子どもが一番に分かったりする。

・同じシーンで、弥生は、問い詰めるようにいう夏のフォローをするように海に優しい言葉を投げかけていた。その後、弥生が海にハンカチを差し出すのだが、海はそれを素通りし、夏に抱きついて泣く。このシーンは思わず「うわっ」と声が出てしまった。そこまでやるか。弥生が何したっていうんだよ。夏も泣いてるんじゃないよ。抱き締めてるんじゃないよ、弥生のフォローしてあげてよ!と思ってしまった。

・その後、朱音さんが海を迎えに来る場面で、夏は自分には本当のパパが二人いるという話をする。この場面、夏は海に向かってその話をするのだが、朱音さんに向かって話しているようにも見えた。話をする前に朱音さんの方をチラッと向くシーンが入っていたから、多分意図的。これは、自分には本当のパパが二人いると言うことによって、「水季がいなくなってはいない」ということを暗に朱音さんに伝えているのではないだろうか。海の産みの親は水季であるが、二人目の母親がいてもいいのではないか、本当のママが二人いてもいいのではないか、というメッセージを朱音さんにも伝えようとしたのではないか、みたいな推測をしている。いやまあ、果たしてそういうことが意図的にできるほど器用な人なのかという疑問はあるけど......。

・その後、海と水季がよく行っていた海辺に海と夏が行く(ややこしいな!)場面で、ここに弥生を誘わなかったのは、水季とよく行った場所に行くから、弥生が傷つかないようにするためなのかもしれないとちょっと考えた。より外野になってしまうのではないかと夏が気遣ったのではないかという説。まあ、それが気遣いだったとしても全部裏目に出ているというか、弥生にとってはさらに除け者にされているような感覚を与えてしまっているから辛いのだけど。

・「フィルムだから、すぐに見れない。今度会う時。」というセリフ、めっちゃいいな。


という感じで、今後好きになっていく気配もしていれば、普通に嫌いになりそうな気もしていて面白いドラマだ。でも、嫌いなところはちゃんと嫌いだと書いていくつもりではある。褒めるのは簡単だから、困ったら褒めておけばいいしリスクも少ないけれど、こんな小さなインターネットの海で嘘をつくのは違うと思うから。いずれにせよちゃんと見る甲斐のあるドラマで、感想を書こうと思ったら一回見ただけでは到底書けそうにない。気持ちがぐちゃぐちゃってする。


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