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一週間無人島生活~奄美大島前泊編~

これまで数々の無人島(今回で十回目!)に行ってきたが、今回が学生最後の無人島となる。卒業旅行が無人島て。

今回は、一度行ったこともある奄美大島の無人島に行くことにした。ここはこれまで行った無人島の中でもトップクラスに良い場所だ。今日はとりあえず奄美大島を観光し、明日から無人島に行く。無人島の生活はこれまででも最長の一週間。これまでは最長でも四日間だったから、それよりもさらに三日間も長い生活となる。ちなみに、生きていくのに必要な水と食糧は最小限ではあるが持っていく予定なので、一応最低限の安全は確保されている状態だ。

そして、今回一緒に行くのは毎度おなじみのO君。彼とは幼稚園の頃からの幼なじみで、第一回無人島生活の時から毎回一緒に行っている。

もう慣れてしまったが、無人島に行く時は毎回大荷物になるので移動が凄く大変だ。Oは預け入れ荷物も含めてリュックサックを三つも持ってきており、空港に行くまでめちゃくちゃ重そうにしていた。今回はJALを使うので、預け入れ荷物の個数制限はない(いつも格安のpeachで行くので、一つのスーツケースに荷物を詰める作業が大変なのだ)。


伊丹空港に到着。今回は初めて利用する空港だ。なんかいつもと勝手が違って少し戸惑った。

Oは飛行機に乗るのが今年で七回目らしい。今年で!?まだ三月なんですけど?

奄美空港に到着。今日は明日の準備をしつつ、マングローブパークに行く予定だ。バスに乗ってマングローブパークまで。事前にバスの一日券を買っておいたので、一度名瀬で降りて昼食を買ってから行く。前回も来たところなので、全く迷わなかった。

マングローブパークに到着。荷物を預けて、施設内をうろちょろとする。

マングローブパーク内にある施設には展示室のような場所があり、マングローブの植生や動物がリアルに作られていて驚いた。ハブの皮膚の質感とか蛙のザラザラとした感じとか、めちゃくちゃリアルだった。


受付時間になったので、マングローブのカヌー体験へ。まずはライフジャケットやパドルを受け取り、漕ぎ方の説明などの説明を受ける。五分ほどの説明でもう乗り込んでいくというので多少不安だったが、カヌーは割と安定していて大丈夫そうだった。

二人乗りで私が前、Oには後ろを任せる。写真はOの持ってきていたGoProを使って撮影したもの(OからGoProの画像が届き次第掲載します)。天気も良くてかなり良い景色だった。

慣れてくると速く進むコツや方向転換もスムーズにできるようになってきた。方向転換をする時は漕ぐよりもブレーキをかけるのが良いということが分かった。パドルを使って水をかき分ける時の手の重みが非常に心地よい。

マングローブは淡水と海水の混じった汽水域で、潮の満ち引きなどもあるらしい。体験をした時間は満潮だったので、干潮の時には行けない場所もカヌーで行くことができた。この場所は干潮の時だと歩けるようになるらしく、歩いてカニを探したりマングローブを観察できるらしい。満潮でも干潮でも楽しめるというのはかなり良いし、二回目でも充分に楽しめる。思っていたよりもマングローブのカヌー体験が面白くて、私もOも大満足だった。奄美大島に来たときにはおすすめの場所です。

一泊2500円の安宿

宿に着いたのが六時くらいで、そこからスーパーに寄って明日の朝ご飯を買い、夜ご飯をどこかで食べることにした。幸い、この辺りに飲食店はかなりたくさんある。

その後、開いている飲食店を探して歩くもどこも開いていないか予約でいっぱいか席が埋まっているかで入れず、結局コンビニ飯となった。ネットの情報だと開いている店も何店舗かあったのだが、全然駄目だった。九時とかならまだ分かるのだけど、七時でこれかぁ......。私たちが泊まった場所は観光地では全然ないので、地元の人のためにやっているような場所なんだろうな。


夜はずっとOと話をしていた。私とOは幼稚園からの幼なじみで、仲良くなったのは小学生の時で、そこからずっと関係性が続いていて、無人島や旅行にも何度も一緒に行っているけれど、話すことは尽きないし、お互い知らないこともまだまだあるなと感じる。無人島に一緒に行ってくれる人なんて、なかなか見つかりそうにもないから、私という人間は本当にラッキーだなと思う。

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