「大失敗記憶忘却」2024年6月29日の日記

仕事。


今日は作業中に思いっきりミスをしてしまった。大きいミスをしてしまって、その処理をしている時に、その前段階でしているミスに気付いて同乗していた上司に報告。当然怒られたのだが、この上司の方は結構優しくて、その後もあんまり落ち込まないようにフォローしてくれた。最後には「頑張ってね!」と笑顔で言ってくれて助かった。私の所属している課は今のところ良い人ばかりで、人間関係が原因で辞める、なんてことは無さそうな気がする。仕事自体が結構キツイので、それでどうなるかはよく分かりません。ま、辞めたら辞めたで楽しそ~と思っている(私には無職の才能が多分ある)ので、もし辞めたら一年くらいは無職になろうと考えている。辞めたら、ね。

私は記憶を維持しておく機能が人よりも弱く(日記を書いている理由の一つでもある)、加えてかなり楽観的(人生に対する態度の基本が「どうでもいい」というもの)でもあるから、退勤後しばらくするともうミスのことなんてすっかり忘れてしまって、落ち込むこともなかった。


退勤後は実家に帰る。しばらく帰っていなかったような気がする。兄も帰ってきていたので、ダラダラと喋る。楽しい。


両親を見ていると、家族に関わる熱量の差に唖然とする。父親は本当に人に興味がないようで、すぐに自分の寝室へと行ってしまう。普通、子供たちが帰ってきたらそれなりに嬉しそうにして喋らないか?と私は思うのだけど......。

家族というのは歪だなと思う。母親と子供たちでは、家族に対する想いというか、この家族に関わっている意識にはどうしても差が生まれる。両親は家族を作ろうと思って作るが、子供たちには、その意識がない。気がついたら存在していて、家族という強い結び付きのある団体に所属させられている。私は家族のことを嫌っているわけではないが、そういったものが気持ち悪いなという思いは心の片隅にずっとある。自分で選んでいないのに、なぜか強い結び付きがあって、当たり前のようにそこにある。両親の間を取り持たないといけない状況になった時、何か決めなければならないことがあった時、私は母親のように、同じ熱量を持って家族を維持していく気持ちがどうしても持てない。私には関係がないとどこかで思っていて、そんな自分を薄情なやつだとも思う。


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