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「雲の語彙がたくさんある国」2023年8月24日の日記

中間発表のレジュメを印刷するために大学へ。多分大学だと無料で印刷できたはず.....。


私の近くの席に子供2人と母親が座っていたのだが、子供が色々なものに興味を示してチョロチョロと動いていたのが可愛かった。
次は〇〇駅だとはしゃいだり、母親に話しかけたり、2人で人形遊びをしたり、かと思えば電車内に落ちている小さなゴミをじっと見たりと忙しない。

電車の中でボーッと外を見ていたのだが、雲を描写するのは難しいなとその時に思った。
日本は雲や雨の名称が多いみたいな話をどこかで聞いたことがある。それが確かだとすると、日本人は雲を見るだけでこれは〇〇雲だと分類でき、いちいち細かく描写する必要がなくなる。
雲という言語しか無い国だと、それが薄い雲なのか分厚い雲なのか、どのくらい分厚いのか、高さはどうなのかなどを描写する必要性が出てくるが、「入道雲」「うろこ雲」「雨雲」「ひこうき雲」など多様な雲の種類があると、描写する必要性が無くなってくる。
必要性が無いと、雲を細かく描写することも少なくなり、必然的に雲を描写する能力が無くなる。

これはただ単に、語彙を多く持っていれば細かく説明する必要がないという、まあ、考えてみれば当たり前の話なのだけど、その時はなぜか新鮮な驚きがあった。


大学に着き、最終確認をした後に印刷。
15枚くらいある資料を15部くらい作り、それをホッチキスで止め、教師はこういう作業をよくしているんだろうなと思った。


帰ろうと外に出ると、大雨が降っていた。天気予報なんてもちろん見ていないので、しばらく大学内で待機することにした。まあいずれ止むだろう。
……と思ったらなかなか止んでくれなかったので、仕方なく雨に打たれながら走って帰ることにした。

雨の中を走っている時、いつもより平気そうな顔をしてしまう。


家に帰ってからは風呂を洗い、料理を手伝い、明日から行く金沢旅行の準備をし、調べ物をし、と大忙しだった。前々からやっておかないからだ。
というわけで、明日から金沢旅行に行ってくる。能登半島をぐるりと一周する旅だ。
日記の更新については多分しないので、帰ってからはまとめることにする。

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