Microsoft Teams Reading Progressを使ってみて その後

Reading Progress を使い初めて結構経ち、前回書いた記事が結構なviewer数を稼いでいるので、皆さん関心があるのだなということで、その後、気づいたことを色々書いていきたいと思います。

  • 音読を一生懸命やる
    これは前回も書きましたが、生徒は本当に音読練習を一生懸命やります。生徒のタブレットパソコンにはデジタル教科書が入っているのですが、自分で聞きたいところを何度でも聞くことができ、スピードも調整できるので、デジタル教科書を使う意味が本当にあるなあと感じます。

  • 使い方に慣れが必要
    前回は実際にできるまで結構な時間がかかっていました。やはりパソコンなので、マイクを認識しないとか、立ち上がらないとか細かなトラブルが必ず発生します。その都度トラブルシューティングして、その解決方法を他の英語科の先生方と共有すると、スムーズにできるようになってきました。今は繋ぐのと練習で10分、テストで5分といった感じです。音読は本当に丈夫になるので、これなら普段使いできる学習になるなあと感じています。

  • 発音を聞き取ってもらうにはある程度の音量と明瞭さが必要
    ヘッドセットを使っているので、大分マシですが、それでもある程度の声のボリュームやハキハキ喋る明瞭さがないと、リーディングプログレスは聞き取ってくれません。結果は成績になるよと言ってあるので、ボソボソ発音練習していた生徒もちゃんと音読練習をやります。

  • 音読練習で終わらないために仕掛けが必要
    綺麗な発音ができるようになること自体に価値はありますが、それで終わってはもったいないので、このようにしています。教科書をリテリングすることを課題にしますが、その前段階として、リーディングプログレスで練習します。生徒はこの後にリテリングすることを控えているので、一層練習に熱心に取り組みます。

今年、他県から視察や指導主事の訪問でこのリーディングプログレスの活動を紹介しましたが、どの先生方も一様に驚いていました。

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