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(企画)柿崎零華のサザン思い出アルバム第2回「ふざけるなツアー編」

皆様こんにちは。柿崎零華です。

さて今回は新企画「柿崎零華のサザン思い出アルバム」の第2回をお送りしたいと思います。

この企画はサザンオールスターズオタクである、私柿崎零華がサザンオールスターズや桑田佳祐さんソロなどを細かく特集していく、そんなコーナーです。

さて今回のテーマは2019年に行われたサザンオールスターズの全国ツアー「キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!だと!?ふざけるな」(通称「ふざけるなツアー」)を特集したいと思います。

このライブはサザンオールスターズが40周年を記念した全国ツアーで、2019年の3月から6月まで、東京ドームなど全国11か所全22公演を回り、およそ55万人を動員するバンドでは最大級のライブとなりました。

昨年の2018年には6月25日のデビュー記念日に「エッチなラララのおじさんライブ」をNHKホールで開催したり、新配信シングルを2枚出し、40周年を記念したベストアルバムを発売したり、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL2018」に大トリゲストで出演したりと大忙しで、その最中にこのライブ開催が決定しました。

肝心なのはセットリストです。やはり40周年なので往年や最新のヒット曲をするのかと思いきや、そうではありませんでした。やはり、桑田さんは「ラララのおじさんライブ」「ロッキン2018」のようなセトリを選曲したくないと言うことで、このライブではあまりライブでは演奏されないコア曲やマニアックな曲を選曲されたそうです。

本来はアンコールで演奏された「勝手にシンドバッド」もリハーサル段階で外す予定だったのですが、去年の「NHK紅白歌合戦2018」で共演した、松任谷由実さんから「是非勝手にシンドバッドをツアーでもやってほしい」ということで選曲されたそうです。

自分は実はこの年の夏からサザンオールスターズの公式ファンクラブである「サザンオールスターズ応援団」に入会したため、ギリギリこのライブにはいけませんでした。もう少し早かったらと思うと、悔しいです笑

セトリは本当にマニアックなもので、最初は「東京VICTORY」「希望の轍」「彩~Aja~」などの人気曲を演奏されていましたが、途中から「青春番外地」「欲しくて欲しくてたまらない」「赤い炎の女」「古戦場で濡れん坊は昭和のHERO」「慕情」「ゆけ!!力道山」「HAIR」「当たって砕けろ」「思い過ごしも恋のうち」など、滅多に演奏されないコア曲で、ファンにはとても楽しめて、サザンファンではない人でも「こんな曲があったんだ」と思ってもらえる。そんな選曲でしたね。

それでも新曲である「愛はスローにちょっとずつ」を当時仮状態でも演奏されて、その後発売されましたが、とてもいい曲で、「サザンといったらバラード」を再び印象付けた。そんな曲でしたね。ライブバージョンも最高です!!

しかしライブの終盤になってから「シュラバラバンバ」「マチルダBABY」「ミス・ブランニュー・ディ」「イエローマン~星の王子様~」「マンピーのG★SPOT」など人気曲やライブの定番曲を披露して、ライブのバランスとしては最大のものになったんではないでしょうか。

アンコールでは「I AM YOUR SINGER」も披露したことに、多分このライブで一番の驚きだったですね。これは30周年の記念で作られて、その後に無期限の活動休止に入ったわけですから、その直前ライブ「真夏の大感謝祭ライブ」以来、もう演奏されないんじゃないのと思ってましたが、まさか10年後にこのライブで演奏されて、一番の驚きと好きな曲なので嬉しかったですね。

そして一番最後の曲は、多分自分だけではなくて、サザンファンの人皆さん泣いたんじゃないでしょうか、なんと「旅姿六人衆」を「旅姿四十年」として1998年以来20年振りの復活を果たしました。

実はこの曲は一部ファンから「永遠に演奏されない曲」とも言われました。何故かというと「旅姿六人衆」の「六」は当時サザンオールスターズが6人体制だったことに由来しており、当時サザンを支えてくれたスタッフやファンに感謝の意味を込めて作られた楽曲で、しかしギター担当の大森隆志さんが脱退をして、それ以来一回も演奏されていないため、自分も「二度と演奏されないんじゃないか」と覚悟をしていました。しかしこのライブのまさか一番最後に演奏されて、少しキーを落としての演奏でしたが、もう興奮と涙以外ありませんでした。こういうサプライズをしてくれるのもサザンオールスターズです!!

このライブは多分途中は最初に見る方はポカンとなるとは思いますが、それでもこういう楽曲があるんだと思いながら、見てみてください!!

おススメです!!

柿崎零華でした。

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