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柿崎零華の新作小説シリーズ

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創作者である私、柿崎零華が書く様々な小説を続々と載せていきます!! 有料小説もあります!! 感動・推理・コメディ・ホラーなどを書いていくので、よろしくお願いいたします。
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#連載小説

(連載小説)「殺人授業~岡部警部補シリーズ~」最終回(全3話)

伏山と久保田は午後の講義が終わり、家に帰るためキャンパスの庭を歩いていた。 伏山は先ほど…

柿崎八凪
2年前
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(連載小説)「殺人授業~岡部警部補シリーズ~」第2話(全3話)

翌日、いつも通り大学のキャンパスに入る伏山と久保田。大学は庭や講堂含めて東京ドーム5個分…

柿崎八凪
2年前
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(連載小説)「殺人授業~岡部警部補シリーズ~」第1話(全3話)

とある日の事だった。男子大学生の伏山浩太と、同じ大学に通っている親友・久保田祐樹は伏山の…

柿崎八凪
2年前
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(連載小説)「殺人一首~岡部警部補シリーズ~」最終話(全3話)

自分は自宅のリビングで一人、悩んでいた。あの岡部の一言が頭に残って離れず、何をしても楽し…

柿崎八凪
2年前
3

(連載小説)「殺人一首~岡部警部補シリーズ~」第2話(全3話)

翌日、自分は普段通り小学校で仕事をしていた。担当するのは1年1組。可愛い子供たちを前に授業…

柿崎八凪
2年前
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(連載小説)「殺人一首~岡部警部補シリーズ~」第1話(全3話)

とある日の事だった。小学教師で小倉百人一首の女性頂点である「クイーン」を3年間君臨してい…

柿崎八凪
2年前
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(連載小説)「代表選挙~党内戦争~」最終話(全4話)

畠山が官房長官執務室で業務を行っている。先ほど代表選挙国民投票という発表をしてから、マスコミは大騒ぎだ。 つまり党だけの話でもなくなり、国民に首相を決めるという大規模なことをするんだからだ。 すると品川がノックをして入ってきた。 「どういうつもりだ」 品川は凄い剣幕で言った。だが畠山は少し冷静な顔で 「どうかされたんですか?」 「どうかしましたかじゃないよ。国民投票の件だよ」 「あぁその件ですか」 すると品川は少し怒鳴った感じで 「しらばっくれるな。お前の策略か

(連載小説)「代表選挙~党内戦争~」第3話(全4話)

畠山の口から出た島田幹事長という名前に、自分は少し驚きを隠せなかった。 島田幹事長という…

柿崎八凪
2年前
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(連載小説)「代表選挙~党内戦争~」第2話(全4話)

自分は公用車の中についてあるテレビで、品川が出馬表明の会見をするのを見ていた。 品川は黒…

柿崎八凪
2年前
2

(連載小説)「代表選挙~党内戦争~」第1話(全4話)

とある日の事だった。民主日本党の代表で現内閣総理大臣・松尾慎太郎は会見を行っていた。 松…

柿崎八凪
2年前
4

(連載小説)「魔女の本~岡部警部補シリーズ~」最終話(全3話)

自分はあの女刑事と会った屈辱な時間の後に、娘の佳世を迎えにいった。 時間は昼間。本来はこ…

柿崎八凪
2年前
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(連載小説)「魔女の本~岡部警部補シリーズ~」第2話(全3話)

夜中に警察による実況見分・事情聴取などが終わり、自宅で一人になっていた。娘の佳世はメンタ…

柿崎八凪
2年前
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(連載小説)「魔女の本~岡部警部補シリーズ~」第1話(全3話)

とある日の事だった。小説家の八重樫恭子は自宅の2階で最新の小説を執筆中だった。 この女性は…

柿崎八凪
2年前
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(連載小説)「笑激内閣」最終回(全4話)

その日の夜。自分は初めて首相公邸に入ることにした。自分は上田から前もって、大神の奥さんのことを知らされた。 名前は大神紙子。元財務省の官僚で大神とはなんと20歳も歳が離れており、当時「歳の差内閣」と皮肉られたことを自分もよく覚えていた。 自分は実はこう見えても離婚経験ありのバツ1。子供もいたが全員元妻に引き取られてしまった。そんなのは今はどうでもいい。 紙子の性格はすごくわがままで、大雑把な性格。恐らくファーストレディーになったことで天狗になったんだろうと、自分は勝手に思って

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