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柿崎零華の新作小説シリーズ

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創作者である私、柿崎零華が書く様々な小説を続々と載せていきます!! 有料小説もあります!! 感動・推理・コメディ・ホラーなどを書いていくので、よろしくお願いいたします。
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記事一覧

ショートショートストーリー#43「閉じ込められた大臣」

「それでは閣議を終了いたします」 官房長官の男性がそう言ってから、一斉に総理や国務大臣た…

柿崎八凪
2週間前
3

ショートショートストーリー#42「生まれてきてくれてありがとう」

僕は今、病院にいる。 もうすぐ初孫が生まれるのだ。 赤ん坊というのは、とても小さく、そし…

柿崎八凪
1か月前
5

ショートショートストーリー#41「バイトの元カノ」

今日はなんだかお腹が空いている。 バイトをしている職場から近いハンバーガーショップに立ち…

柿崎八凪
1か月前
6

ショートショートストーリー#40「官房副長官の目線」

俺は官房副長官を担当している男だ。 十年前の総選挙で初当選をして以来、与党「自由平和党」…

柿崎八凪
2か月前
2

ショートショートストーリー#39「官房長官の会見」

俺は内閣官房長官をしている一人の男だ。 普段は内閣総理大臣の女房役、そして内閣の要として…

柿崎八凪
2か月前
3

ショートショートストーリー#38「あなたのクッキー」

僕は、一人の高校生。十七歳の男子だ。 季節は夏本番、まぶしい日差しが、体中を襲っており、…

柿崎八凪
2か月前
7

ショートショートストーリー#37「野党の質問」

俺は内閣官房長官をしている一人の男だ。 以前は、保守政権与党の幹事長をしていたのだが、先月行われた内閣改造にて内閣官房長官に任命された。 正直、俺は幹事長のままで良かった。 政権与党には代表職がある。それが内閣総理大臣をしている男のことだ。しかし、総理を兼務をしても体力的に限界が来てしまうため、実質、幹事長が与党のトップを握っているのだ。 今後の政権の運営方針や、与党の人事も操ることが出来る。 俺は党内第二派閥『国岡派』の事務総長をしているため、この派閥のメンバーか

ショートショートストーリー#36「公園での出会いpart2」

俺は、独身生活を謳歌している一人のサラリーマンだ。 今日も一人でコンビニ弁当を、公園のベ…

柿崎八凪
1年前
4

ショートショートストーリー#35「公園での再会part1」

俺は四十代を日々楽しんでいる一人のサラリーマンだ。 普段は会社で営業部長をしており、取引…

柿崎八凪
1年前
3

ショートショートストーリー#34「危ない!」

僕は俳優をしている一人の男だ。 俳優と言っても、まだ新米でペーペーの人間である。 元々は…

柿崎八凪
1年前
10

ショートショートストーリー#33「ポイントカード」

都会のとあるバーには、二人のサラリーマンが座っている。一人は刻々と酒を飲んでおり、一人は…

柿崎八凪
1年前
2

ショートショートストーリー#32「若い男の悩み」

東京の新橋。ここは都会でもあり、サラリーマンが癒しを求める場所である。 ここにある居酒屋…

柿崎八凪
1年前
5

ショートショートストーリー#31「カーラジオ」

僕は都会の銀河のように光が流れる街に、ただ一人務めるサラリーマンだ。 だが、他のサラリー…

柿崎八凪
1年前
3

ショートショートストーリー#30「深夜のナイトショー」

僕は映画好きな一人の独身サラリーマンだ。 いつもは営業部の部長代行をしているのだが、当然気楽に仕事をしているわけではない。当然「ストレス」という言葉が付き物である。 だが、そんなストレスも風の波に飛ばせることが出来る、癒しのスポットがある。 それは「映画館」だ。 この都会の街に、よく目にすることが多い。僕が働いている新宿の街にも映画館がある。 仕事が終わるのが19時であるため、いつも決まって10時過ぎのナイトショーの映画を見ている。 よく見るジャンルとしては、洋画