マガジンのカバー画像

柿崎零華の新作小説シリーズ

85
創作者である私、柿崎零華が書く様々な小説を続々と載せていきます!! 有料小説もあります!! 感動・推理・コメディ・ホラーなどを書いていくので、よろしくお願いいたします。
運営しているクリエイター

記事一覧

ショートショートストーリー#37「野党の質問」

俺は内閣官房長官をしている一人の男だ。 以前は、保守政権与党の幹事長をしていたのだが、先…

柿崎八凪
4か月前
5

ショートショートストーリー#36「公園での出会いpart2」

俺は、独身生活を謳歌している一人のサラリーマンだ。 今日も一人でコンビニ弁当を、公園のベ…

柿崎八凪
1年前
4

ショートショートストーリー#35「公園での再会part1」

俺は四十代を日々楽しんでいる一人のサラリーマンだ。 普段は会社で営業部長をしており、取引…

柿崎八凪
1年前
2

ショートショートストーリー#34「危ない!」

僕は俳優をしている一人の男だ。 俳優と言っても、まだ新米でペーペーの人間である。 元々は…

柿崎八凪
1年前
10

ショートショートストーリー#33「ポイントカード」

都会のとあるバーには、二人のサラリーマンが座っている。一人は刻々と酒を飲んでおり、一人は…

柿崎八凪
1年前
2

ショートショートストーリー#32「若い男の悩み」

東京の新橋。ここは都会でもあり、サラリーマンが癒しを求める場所である。 ここにある居酒屋…

柿崎八凪
1年前
5

ショートショートストーリー#31「カーラジオ」

僕は都会の銀河のように光が流れる街に、ただ一人務めるサラリーマンだ。 だが、他のサラリーマンとは違う変わった通勤方法をしている。 それは車通勤だ。 地方に行くと、あまり珍しくない光景かもしれないが、都会では電車通勤の人間がほとんどであるため、車通勤は珍しく思わる。 何故ならデメリットとしては、決して飲みに行けないのだ。行けたとしてもウーロン茶しか飲めないため、あまり上司たちからはよく思われておらず、そこから一切誘われていない。 だが別にそんなことを苦になんか思ってな

ショートショートストーリー#30「深夜のナイトショー」

僕は映画好きな一人の独身サラリーマンだ。 いつもは営業部の部長代行をしているのだが、当然…

柿崎八凪
1年前
3

ショートショートストーリー#29「化粧品売り場の男」

とある都会の高級百貨店の地下に、その男の姿はあった。 この百貨店は、創業百年の老舗であり…

柿崎八凪
1年前
2

ショートショートストーリー#28「冷たい運転手」

この世には様々なタクシーが走っている。 都会に行けば行くほど、タクシーの数は数えきれない…

柿崎八凪
1年前
4

ショートショートストーリー#27「見てくる」

「ジロジロと見てくる」 そう感じたのは、一人の男性水道業者だ。 ある日、一つの連絡を受け…

柿崎八凪
1年前
6

ショートショートストーリー#26「謝罪会見」

自分はこれから、大勢の記者や国民の前で謝罪をしなければならない。 自分の職業は俳優をして…

柿崎八凪
2年前
5

ショートショートストーリー#25「書けない!」

自分は常に言葉を操り、人に感動と幸せを与えている小説家だ。 二十代で小説を書き始めてから…

柿崎八凪
2年前
9

ショートショートストーリー#24「肝試し」

今日は、人生で一番最悪な日である。自分の姿は今、心霊スポットでお馴染みの廃病院にいるからだ。 何故こんなところにいるのか、ことの発端は、一週間前に遡る。 自分が通っている大学のサークル内で一つの話題が上がった。 それは地元近くのとある廃病院には夜な夜な女性の幽霊が襲ってくるという噂であった。 その話に、他のメンバーは見たことのない驚き方をしていたが、自分は全く驚きも恐怖も覚えなかった。 何故なら、自分は元々霊感はなく、あまり怪談話などオカルト系は全て信じない派であっ