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能『殺生石』・狂言『昆布売』

2022年9月10日、国立能楽堂、普及公演
能・狂言を見始めて、まだ5回ほど、まだまだ初心者です。

1、狂言『昆布売』
若狭(福井県)と京都を結ぶ街道を進む侍と昆布売りの話。
ストーリーは事前におさえていたのですが、私はまだまだ狂言師の台詞を聞き取れないことが多いです。
私の隣の席は外国人の方でしたが、狂言師の台詞の笑うべきところで笑っていました。
日本語に堪能な方なのかもしれません。
私ももっと腕(聞き取り能力)を磨こうと思いました。

2、能『殺生石』
「殺生石」は、那須野(栃木県北部)にある石です。一帯は亜硫酸ガスなどが噴出しているそうです。
前シテは里の女で、自分は玉藻の前で、殺生石の石魂であることを明かします。
中入の後、ワキの玄翁上人が回向すると、舞台上の大きな石が2つに割れて中から野干(やかん・狐の異称)の精が登場し、最後は成仏します。
五番目物・鬼物でした。前半と後半の対比がされていました。

こうして流れをまとめてみるだけで、勉強・復習になりますね。
後半、石の中からシテが出て来ますが、一体いつ中に入ったのか、見落としてしまいました(笑)。

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