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第34回 新宿御苑 森の薪能

2022年9月29日、初めて薪能を鑑賞しました。
会社員生活20年弱、通勤電車の乗り換え駅で、毎年目にしていた薪能のポスター。いつかは観に行きたいと思っていました。
今回、意を決しての参加です。
↑ここまでは、言い過ぎな気がするので削除します。

演目は以下のとおり
【狂言】釣針、シテ 野村萬斎
【能】大江山 替之型、シテ 観世銕之丞

◼️釣針について
事前にあらすじを押さえていたこともあり、だいぶ聞き取ることが出来ました。
妻を釣りとる太郎冠者の動作、釣りとられた女性の動き。観ていて、少し笑いがもれました。狂言にも慣れてきたように思います。
醜女の面は後ろの方の席から眺めましたが、能面をしっかり観るには、もう少し前の方の席が良いなぁ、と思いました。

◼️大江山 替之型 について
酒呑童子討伐説話をもとにした能です。
夏に美術館で「酒呑童子絵巻」を観ていたこともあり、入りやすかったです。
後シテの鬼の面も良かったですが、前シテの童子の面は初めて見ました。童子の面は、子どもの(ような)幼げな(簡素な?)作りに、複雑な感情が表層や深層に入り交じっているようで、大人の面より怖さを感じる部分もありました。

また、前場の最後、子方の稚児二人が出てくる場面がありました。

さて、前場が終わった後、雨が少しあり、一旦中断。雨脚が弱まった後に、後場から再開。(中入の部分は、省略したように思います。)
再開のアナウンスがあった際に、会場に拍手があり、これはこれで、良い思い出となりました。

◼️全体を通して
能面への関心が少し強まりました。
会場に、本日使った能面の名前と写真の掲示があることがありますが、そういう掲示は嬉しいです。親近感がわきますし、後で自分で調べる際にも役立ちますし。
次回、薪能に行く際は、もう少し前の方の席に座りたいと思います。

取り敢えずアップします。後で追記するかもしれません。

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