屋上に思うこと

休日に六本木ヒルズの展望台に行きました。
部下がタダ券をくれたので。

行ったことはあるし、さして興味があったわけではなかったのですが、これが思いのほか楽しかった。

昨日は雲の多いあいにくの天気だったのでしたよね。だからでしょうか、自然と遠くよりも近くを見ることになり、そのうちに気づきました。「屋上っておもしろいな」と。

男子が「秘密基地」や「屋根裏部屋」という言葉に対して抱く憧れやドキドキ感に似た魅力を屋上にも感じます。

基本的に秘密の部分じゃないですか。秘密というか見えない部分。下品に言うとスカートの中身。それが高層建造物からだと丸見えになる。そういう気持ちよさはありますよね。立派なビルの屋上に小さなプールがあるのが見えたりすると、その使用用途に妄想が膨らみません?(写真下にある細長い高層ビルの上にあるのですが、グランドハイアットのスイートルーム専用らしいです)

もうひとつ。単純に作り込みに見とれます。よくあるのは芝生やウッド調のマットを敷いたもの。それだけでも、そこで過ごす人の姿が透けて見えたりするのですが、ベンチや草木が配置されたり、もっと手間をかけて土を盛って道が作られていたりするのもたまらないですね。

建物の数だけ屋上がある。屋上の数だけ物語がある。…とはさすがに言い過ぎか。いまはオフィスもなかなか高い場所にあるので今度じっくり眺めてみたいと思います。

某IT企業の編集部所属のふたりで運用中のアカウント。「なにか書きたい」ということで毎日更新しております。