【第三回目】ゴミ回収の実務 〜産業廃棄物編〜


みなさんこんにちはー
産廃太郎です😁

本日は「ゴミ回収の実務」に迫っていきますね!
ゴミには大まかに一般廃棄物と産業廃棄物があると以前お話しさせて頂きました。
本日はお題にもあるように産業廃棄物の回収について説明したいと思いましす😊

それではスタートです!!!


①どんなトラックなの?
②出発!
③現場到着!
④降し先到着!
⑤帰社!



①どんなトラックなの?
ゴミを回収するためのトラックには街でよく見かけるパッカー車やコンテナ車と言った荷台部分が脱着できるトラックが使用されることが多いです😊また、クレーン付きトラックやパワーゲート車なんかもありますね👍

パッカー車
脱着式コンテナ車

それではいざ出社してみましょう!



②出発!
それでは実際に出社してみましょう☀️
ドライバーは会社につくと、タイムカードに加えてアルコールチェックにてアルコール測定をします。点呼者は主に運行管理資格を有する配車係などが対応します。前日、遅くまでお酒を飲んでいた人はここで検挙されます笑

アルコールチェックが終わると当日の行き先、ルートを再度チェックします。そして、マニフェストと言う産業廃棄物管理票を持ち出す為に確認をします!産業廃棄物はこのマニフェストを運搬時に持っていないと法令違反となります!!!

産業廃棄物管理票 通称:マニフェスト

それでは、トラックの始業前点検を終わらせいざ出発!!!


③現場到着!!
交通ルールを守りお客様(排出事業者)の元へと到着しました。
まず受付などで挨拶を済ませ、ゴミが保管されている場所へと徐行しながらトラックを走らせます!もちろん顧客先ではヘルメット等、安全対策はバッチリです👍

それではお客様のゴミを確認します!確認時の留意事項は以下の通りです。
・容量(立米と言う単位。俗に言う立方です。)
・品目(どんな種類のゴミなのか。)
・危険物の有無(発火性や爆発性はないか。)
・契約された物なのか

特に品目、危険物の有無は大事で見落としがあれば知らず知らずのうちに法令違反をしてしまうケースがあります。

上記確認後、問題なければ実際にコンテナの交換を行っていきます。

コンテナ交換

コンテナ交換はこのようなカタチで行われます!とても便利なトラックになると著者は思います!

しっかりとコンテナにシートを掛けて飛散防止対策はOK👍
マニフェストの受け渡しを完了させて次は荷下ろし場所(処理施設)までいざ参る!!!


④降し先到着!
お客様のゴミを中間処理施設に持ってきました!ここではトラックスケールと呼ばれるトラックの体重計に乗り、重量を計測します!
過積載ではないか?ゴミの重さはどれぐらいなのか?

トラックスケールの様子

そしてお客様からお預かりしたマニフェストを受付で渡します!この時に、記載不備があれば訂正しますね😊 

誘導員の指示に従い待機場でシートを外したり、荷降しの準備をすすめます。この時、保護具はしっかりと着用して安全に務めます!

いよいよ荷下ろしです🤭合図があれば徐行しながら場内に進入し指定された場所で荷降し、ダンプアップします!!!

荷降し!

コンテナ内のゴミが落ちたことを確認してトラックにゴミが残ってないか?きちんと清掃します😊

再度、トラックスケールに乗り、ゴミ自体の重さを計測します!
受付で受領印が押されたマニフェストと計量伝票を貰い退出します!

この③〜④を1日数回繰り返します👍


⑤帰社!
1日の配車(ゴミの収集)が終われば車庫に帰り、倉庫距離等を記録します!
事務所で書類の提出をして明日の配車確認!!!
他の運転手達と雑談をして本日の業務は終了となります😊
明日の予定は忙しいかな???

本日も1日お疲れ様でした!!!


いかがでしたか?
これが基本的なゴミ回収のお仕事の内容となります😁著者もこの業界に入った時、このゴミ回収の運転手から始めました!
回収後はお客様より「ありがとうね😊」と言われすごくやりがいのある仕事だと感じましたね!
ゴミの種類も日に日に覚えていきお客様とも専門的な話をして問題解決したのを思い出しました!

記事を読んで少しでもこの業界に興味を持って頂ければ幸いです✨

次回は「ゴミの中間処理施設の仕事ってどんな仕事?」を予定しております🤭

また「こんな事知りたい!」や「教えてほしい!!」をコメント頂ければお届け致します!

最後まで読んで頂いてありがとうございます😊

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