映画「ひまわり」

地上波で放送していた「ひまわり」を観ました。有名な旋律、ひまわり畑、戦争のもたらす悲劇、ソフィアローレンの白髪が戦場から戻らぬ夫を待つ苦労を物語ります。夫を探しに行く先で見たひまわり畑の下には大戦で亡くなったロシア人とイタリア人が埋められているといいます。生き残った人々は悲しみの中でも強く生きていてまるでこの畑のひまわりのようです。戦前のふたりの愛も死してひまわり畑の下に埋められてしまったと思いました。

映画の舞台がイタリアと現在のウクライナなのでチェルノブイリ原発も少しうつっていました。そして今まさにウクライナが破壊されているのです。21世紀にもなって先進国で戦争という野蛮なことが起こるとは思いもしませんでしたが、この半年で世界は変わってしまったように思います。ウクライナの戦争は他人事ではありません。台湾は、日本は大丈夫なのでしょうか。戦争にならないためにはどうしたらいいのでしょうか。大学教授や政治家は長年国際関係を研究してきたと思いますが、戦争を止める妙案は出てこないのでしょうか。

余談ですが、美しいソフィアローレンを見て、自分もいつか初恋の彼にバッタリ再会するかもしれないので、その時にガッカリされないように美しくいたいと思いました。

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