Pカップを走る人に向けて・歌姫周回

2周年記念Pカップが4/20に開催されるとなったので、よっしゃやったろーって思う人も多いと思います。そこで、Pカップ走る人の手助けにでもなればいいなぁと考えnoteを作ってみました。歌姫周回やってみたいなーって人の助けにもなるかなーと思います。
日頃から歌姫周回をしているような超級者の皆様にとっては至極当然のことばかりなので悪しからず。

１．はじめに（初めて走る方へ）

まず、Pカップを走るのはオススメしません。走るのであれば、自分なりの「落としどころ」を付けるのがいいです。ゴールドランクであれば頑張れば日々の生活を阻害することなく取ることができますが、プラチナランクを取るためには何らかの犠牲が必要となります。3位以内とか間違っても狙ってはいけません。というのも、Pカップの最上位陣は常にPカップ用の練習を行っている社会不適合者の集まりであり、対Pカップ専用の究極兵器と言っても過言ではありません。Pカップはシャニマスのお祭りですので、「自分がどれくらい頑張れたか」で判断することをお勧めします。以上のことを念頭に置いて読み進めてくだされば幸いです。

1-1．基本的な走り方

Pカップは、多くのファンをいかに多く、いかに早く集められるかが問われるイベントです。当然ですが、W.I.N.G.編でオーディションをこなしていきます。シーズン1-2は育成でステータスを伸ばし、シーズン3からは全てオーディションを行うことでファン人数を稼いでいくのが基本的なやり方になります。

1-2．シーズン１－２育成編

育成は、編成によってやり方に大きくばらつきがあります。何をどの程度上げなくてはならないかという点においても、これまた編成によって大きくばらつきがあります。その中でも、抑えておくべきポイントは以下の通りです。

1．約束は極力守る

2．メンタルは歌姫楽宴(後述)挑戦時、327以上

3．トラブル率8％以上は絶対にやらない

4．シーズン1でオーディションは絶対に避ける

これさえ頭に入れておけばあとはまあなんとかなります。１はシーズン2の最終週で解放される「エレぇベスト」参加のために思い出が2以上必要なことに起因しています。これに参加できるできないで大きく変わってくるので極力参加を目指しましょう。２については後述します。

３はシンプルです。カタストロフィを引いてはならないということです。「いや、8％カタストロフィなんて見たことねぇしｗ」と思っている人は考えを改めてください。Pカップは何度も何度もプロデュースを繰り返します。1％のトラブルなんて確実に見ますし、8％のカタストロフィもいつ起こってもおかしくありません。カタストロフィは致命的な能力低下を引き起こすので、回避できるに越したことはありません。

４もシンプルで、時間短縮のためです。あと、単純に能力も低くなってしまうことに繋がるので極力やめましょう。

「約束内容がトラブル8％以上のレッスン」だったらどうするのか。まず、思い出が2以上ならやめましょう。しかし、それ以外で自身が主軸としているステータス（Vo極ならボーカルレッスン等）でないレッスンなら、カタストロフィを引いても被害はギリ浅いのでやってしまいましょう。それほどエレぇベストは重要です。

1-3．各オーディション攻略

詳しく知りたい人はシャニマスWIKIの各オーディション個別攻略を見てください。本記事は厨パ使いの筆者が書いています。

・エレぇベスト

咲耶っぽい奴が流行1位を必死に殴ってきます。奴の一致はDaなので、自身がDa型でない限り殴り合うのは賢明ではないでしょう。ラストアピールが肝心のオーディションではありますが、相手のステータスは高くないので1位と2位のトップをもぎ取ればすんなり勝てることもあります。デバフを喰らう前に殴り切ってしまえればいいのですが、そう簡単に上手くいくこともないです。1位がDaで自分がDaじゃないのなら、流行2位と1位を交互に殴って様子を見るのが賢明です。それ以外なら、もういっそのこと1位をベシベシ殴りましょう。思い出アピールはラストアピールが取れることを確信しない限り撃ってはいけません。

・SPOT LIGHTのせいにして…（4万オデ）

エレぇベストを抜けているならお目にかかることもありませんが、回数を重ねればそのうちエレぇベストをできない周回もあります。その時に実はかなり厄介なのがこのオーディション。流行1位がVoだと驚くほど面倒です。WING決勝だと思ってください。違うのは、2位でもいいということです。オーディションマスタリーのために1位を極力取りたいですが、このオーディションで1位がVoで自分がVo型ではないならあきらめましょう。2位を殴ります。基本は1位を殴りますが、上記の状態であれば2位を殴りましょう。

・踊っていいとも？増刊号（5万オデ）

最もやる回数の多いオーディションです。癖がなく、1位殴りで基本負けませんが、少し気をつけておくポイントがあります。またまたVoが1位の場合です。タイプ一致がめぐるっぽい奴ですが、奴のアピールの仕方が1位から順番に殴るため、Vo型でないと普通に負けてしまうことがあります。負けてしまう例は1回目2回目共にパーフェクトで殴られた、3ターン目で思い出を撃ってきた。というのが挙げられます。珍しい例ですが、何回もやっていると普通にこの方式で負けることが多いので、自身がない人は2位を殴りましょう。その場合咲耶っぽい奴が2位をひたすら殴ってきますが、Vo型なのでまあ気にせずとも勝てます。18pt取ったけど20pt取られて負けた……とならないようにだけ注意しましょう。

・THE LEGEND（10万オデ）

やることになってしまうことが多いオーディションです。TRUE攻略する時には嫌でもやることになるため、知っている人は多いと思いますが、一応説明します。1位殴りはViであるor自分の型と同じ流行の時に。2位殴りはそれ以外の場合。ですが、唯一気を付けなくてはならないのが2位がViである場合です。咲耶っぽい奴がVi型なので不一致なら勝てるわけがありません。その場合、3位を殴った方が普通に勝率が高いです。2ターン以内に1度だけ流行1位を殴るとラストアピールが取りやすくなる……のですが、当然ケースバイケースなので話半分で頭の片隅に置いておいてください。それで殴ったらトップアピール逃したとか目も当てられませんので。また、自信がない流行に当たった人はその週を休むか5万オデを殴ることをお勧めします。負けるよりは断然マシです。

・七彩メモリーズ（20万オデ）

曲者オーディションです。慣れないと負けまくって嫌になります。しかし、このオーディションは18pt取って負けるということが少ないため、基本的には2位殴りをすることになります。このオーディションでオーディションマスタリーを欲張ると敗北に直結します。1位殴りはタイプ一致かつVoでない場合のみです。Voは霧子っぽい奴と殴り合いになりますが、わかりにくく言うと歌姫楽宴でVoダンベルに殴り勝てないなら大体勝てません。何言ってるか分からない人は挑まないでください。また、絶対にbad&normalを出してはいけません。goodも極力減らしてください。

・歌姫楽宴（30万オデ）

ゲーム的にも現実的にも最もメンタルを持っていくオーディションです。育成編の項でも少し触れていますが、メンタルが327以上でないなら、やることすらお勧めしません（第3ゲージでperfect取れる人は除く）。理由は、審査員から2回殴られても第2ゲージが維持できるからです。ちなみに3回殴られても維持できるメンタルは414です。このオーディションは2位殴りすら安心できません。流行別の戦い方は、1位殴りは流行がタイプ一致かつVoでないこと。2位殴りはDa型ならどの流行でも可能ですが、そうでないなら2位がDaならやってはいけません。つまり、VoやVi型で、1位がVoで2位がDaの場合は「やらない」ことが一番です。七彩メモリーズをやりましょう。絶対にbad&normalを出してはいけません。七彩メモリーズよりも致命的です。1位殴りや2位Da殴りをしているのであれば、goodすら負けになる場合もあります。修羅のオーディションです。

・WING準決勝

負けてください。適当に順番通り殴れば負けることができます。勝つことによるファン数増加が極めて微々たるものなのに対し、かかる時間がTRUE ENDも含めてクッソ長いです（TRUE ENDはカットできますが）。ただ、「別に早さとか求めてねーし」という方は別に勝ってもいいです。自由です。

Pカップにおける目標は「ファン人数を稼ぐ」ことであり、「歌姫楽宴に勝利する」ことではありません。どうしても自信がないor全然勝てない方は、歌姫楽宴なんて放り投げて七彩メモリーズをベシベシ殴りましょう。

２．編成の組み方

歌姫攻略の核とも言える編成の組み方です。編成次第でオーディションの有利不利や育成の仕方なども変わってくるので、自身の持っているカードとよく相談して決めてください。筆者は育成周回をしたことが無いので、各カードの細かい評価はしませんが、やんわりとした編成の組み方だけさらっと紹介します。

当然ですが、編成においてはサポートアイドルの質が重要になってきます。相応に強力なサポートを編成すれば、ある程度プロデュースのアイドルが弱くても十分に戦えてしまいます。最も、プロデュースのアイドルが強ければサポートが少し弱くても戦えてしまいますが。
では、編成において抑えるべきポイントはなんでしょうか。当然歌姫楽宴で勝てるかどうかが重要なのですが、それ以前に「事故らない」ことだと私は考えています。

2-1．事故らない編成

「事故らない」とは何か。皆様も、このような事態は一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
「強いアピール引けずに負けた……」
「フェスでタイプ一致アピールが引けずに火力負け……」
ざっくりとしてますが、要するに「運が悪かった」と言い換えることができます。再三申し上げていますが、Pカップは何度も繰り返しプロデュースを行うので、このような「運が悪かった」事態は幾度となく見ることになります。このような運負けを極力減らす編成が必要となります。

では、そんな運負けを減らすにはどうすればよいか。強いアピールを引けずに負けてしまう事態を減らすにはどうすればいいでしょう。とても単純に考えてください。強いアピールしか引かなければいいのです。そんなのができれば苦労しませんよね。ですが、工夫次第で案外どうにかなってしまいます。

まず、「強いアピールが必要な状況」を考えてみましょう。Viの流行が1位で自身がVi極編成。その場合、サポートのVi2.5倍アピールだけしか引かなかったとしても、通常は勝てるでしょう。ではいつ強いアピールが必要なのか。それは、タイプ不一致を殴る時に他なりません。上記の状況でDaが流行1位の時にDaを殴らざるを得ない時、サポートの2.5倍アピールだけでは火力負けしてしまうこともしばしばあるでしょう。では、そんな中で一回でもDaアピールで叩けていたら……？それは勝ちになるでしょう。以下の編成を見てみましょう。

そこまで珍しくないVi極の編成だと思います。全部Viサポートで染めて、たまたまあった4凸の咲耶が使えて～。という編成です。イベント産のアイドルはViアピール値が3倍なので非常に有効ですし、樹里が覚えるアピールは「2.5倍アピール」「3倍先制アピール」「3.5倍アピール」の3つでしょう。では、この編成でイメージしてください。
Da1位Vi3位の流行。初期手札が咲耶と結華の2.5倍アピールのみ。続くアピールは千雪の3倍、甘奈の3倍ときたが、3ターン目には審査員から殴られまくって既にメンタルは第3レベルのゲージまで狭まった。
まあこうなったら第3ゲージでパーフェクト取る自信がなければ大体思い出アピール撃ちますかね。しかし、それでも思い出3でもなければ十分に負けうる状況と言えるでしょう。負けるということにしてください。

では、このように編成を変えたらどうでしょうか。

結華をイベントの甜花に変えてみました。彼女はDaアピール持ちです。彼女を迎えることによって変わることが2つあります。1つは当然ですがサポートのアピールのViが減ってDaのアピールになります。もう1つは、樹里がDa2.5倍アピールを使用することができます。同じVi極でも、これによってオーディションの抜け方に天と地ほどの差が出ます。先ほどと全く同じシミュレーションをしてみましょう。

Da1位Vi3位の流行。初期手札が咲耶の2.5倍アピール、甘奈と千雪の3倍アピール。続くアピールは樹里の2.5倍、Da2.5倍ときたが、3ターン目には審査員から殴られまくって既にメンタルは第3レベルのゲージまで狭まった。

恐らくですが、これが最も悪い流れです。最も悪い流れにも関わらず、3倍アピールをしっかりと撃てつつ、樹里のアピールにしっかりと繋げられています。この最悪の流れを引いたならば負けることもあるかもしれませんが、先ほどの編成と比べれば事故が起きにくいことがわかります。これが「事故らない編成」です。

「Viの時に勝ちづらくなっているのでは？」と思うかもしれません。しかし、極編成には必ず無駄にできる枠が2つあります。たとえ一生使わないアピールを全体で2つ持っていたとしても、それは一切使わずに済むのです。なぜなら、アピールは3つのうちから1つを選ぶのですから。

2-2．おすすめの編成

「駅線上の日常　櫻木真乃」
「星掬い藍仰ぐ　風野灯織」
「花笑み咲匂う　八宮めぐる」
「トゥインクル・トゥインクル　大崎甜花」
「ハッピーの答えはどこに？　大崎甘奈」

私の考えうる限り、最良の編成であると考えられます。分かりづらいですが、これはDaの編成になります。プロデュースアイドルが入手するアピールは「Da2.5倍」「Vi2.5倍」「Da&Vi2倍」「Da&Vo2倍」の4つです。ここでのDaの死に札はVi2.5倍とめぐるのVo&Vi2倍アピールの2つなので、Daで事故ることはありません。

この編成はオーディションでステータスを伸ばしていくことを想定しており、シーズン1-2の育成パートではラジオ周回という手法を取り入れます。走り方については後程まとめて記述しますが、シーズン2終了時にメンタルが330くらいあればだいたいオッケーです。また、シーズン3のオーディションでは基本的に1位以外を取らないようにします。

この編成の真髄は多面アピールを効果的に運用することができる点にあります。最良の編成を考える際には、「歌姫楽宴ではどうなるのか」という点を第一に考えます。歌姫楽宴において、Voは初めから切り捨てるとすれば、最も厄介なのはDaです。Daは千雪っぽい奴と灯織っぽい奴が2人がかりで削ってくる上に、1位ならばそこにダンベルも入ってきます。つまり、Daで事故るのだけはなんとしても回避したいので、軸をDaにしました。そうすることによって、Da1位の時はDaを殴り、そうでない時は2位を殴ればいい。という動きを可能にしました。多面アピールは不一致を殴る際にも効果的であり、限定イルミネ三姉妹はそういう点でも極めて強力なカードと言えるでしょう。

また、プロデュースアイドルがRであっても全く構わないため、プロデュースイベントにかかる時間を短縮できます。その上、キャラクターを問わないため、どんなキャラでも扱うことができます。まあ、イルミネには使えないんですが。しかし、限定イルミネ三姉妹の4凸ALLなんて持ってる奴そうそういないので、あくまでも一例として挙げておきます。

2-3．型のすゝめ

型というのは、自分がどのステータスを重点的に伸ばしていき、どのような立ち回りをしていくかを決める指針になります。各型にはそれぞれメリットデメリットが存在します。

・単極型
歌姫楽宴で負け流行が存在するという点以外はわかりやすく、楽です。ですが、勝ちに行くのであれば一部のキャラクター以外はオススメはしません。
・Vo極型
メリットの薄い編成ですが、突き抜ければ恐らく最強です。Vo極型を選ぶ判断はたった一つだけです。「歌姫楽宴のダンベルに殴り勝てるか」です。目安は平均打点2万後半でしょうか。もしそれを肯定できるのであれば、迷わず選択することをおすすめします。なぜならば、それができるのであれば流行1位を確実に落とすことができるでしょうから。
・Da極型
歌姫楽宴においてDa1位を狩れるというのは十分なメリットになり、負け流行が存在しないことになります。Legendも勝ちやすいでしょう。デメリットとすれば、七彩メモリーズで少しだけ殴りにくい点ですが、これといって気にすることではありません。
・Vi極型
勝ちと負けが極めてわかりやすく、運に頼る場面が極端に少ない型です。歌姫楽宴でVoDaViの流行なら降りるという点だけ覚えておけば、常に安定して戦うことができるでしょう。

・多極型
「負け筋を減らす」という面に秀でた編成です。道中の負けを少なくし、1位を取る機会を増やすことができます。ただし、相応に強いサポートを得ていないと火力不足に陥ることもあるでしょう。
・VoDa型
Daを軸にして戦うことになるでしょう。Da軸ならば歌姫楽宴での負け流行が存在せず、最も歌姫楽宴で楽に勝てる編成と言えます。「星掬い藍仰ぐ　風野灯織」が無かったとしても、「ああひかりよ　八宮めぐる」で代用が効き、「トゥインクル・トゥインクル　大崎甜花」と「凛世夕町物語　杜野凛世」が4凸できているのであれば十分に候補に上がります。
・DaVi型
こちらもDaを軸にして戦うことになるでしょう。「駅線上の日常　櫻木真乃」を必須としてしまいますが、もしあるのであれば有用な候補に上がります。負け流行は一応存在しませんが、Vo2位を殴らざるを得ない場合、火力不足が起こる可能性は十分にあります。歌姫楽宴における鳩は、流行3位を潰した後に流行2位に来ます。この場合、単純に火力で押し負ける可能性があります。
・ViVo型
Viが主軸になるでしょう。Vi極の下位互換のようなものですが、道中が極めて楽になる点、歌姫楽宴のVo2位を安定化できる点、ViVoのサポートが「花笑み咲匂う　八宮めぐる」である点。と、メリットはそこそこあります。VoDaViの流行に飛び込まなければ大体勝てるとは思うので、負ける機会は減るでしょう。

2-4．各キャラ別編成

ただつよ編成ばかり使ってきたので話半分に聞いてくだされば幸いですが、もし編成に迷っている方がいらっしゃれば参考にしてください。各キャラクター別のおすすめのプロデュースカードとそれに付随するサポートカードを紹介します。そのキャラクターのPカップを走るくらいですので、プロデュースカードは4凸で持っていて当然という前提で話します。ですが、私が持っていないこともあるので、その時はご了承ください。
また、本当に強い編成を見たいのであれば、普段から歌姫周回されている方々は自分の編成を公開している場合があります（実際にその編成で走っているかは知りませんケド）。そちらを見た方がより精度の高い編成を見ることができると思います。私のは「決してカード資産が潤沢ではない人」用だと思ってください。

・櫻木真乃

使用するカードは「深染め、いろみぐさ　櫻木真乃」です。並みいるアイドルの中で、断トツで使いやすいキャラクターです。特に、「星掬い藍仰ぐ　風野灯織」は、同じガシャから出てくるので持っているだろうと考えました。もし、「花笑み咲匂う　八宮めぐる」を持っておられるのであれば、めぐるの枠はそっちでも構いません。私は残念ながら無凸ですが、4凸でしたら最高です。この編成であればVoDa共に事故が一切起きなくなり、安定した試合運びを行うことができます。歌姫Vi2位の場合でも、多面アピールが有効であるため比較的抜けやすいでしょう。
この編成による育成はラジオ周回を行います。シーズン1-2は全てラジオを行うことになるでしょう。各選択肢はDa上昇のモノを取っていきます。

次点の候補としては、「ハ♡トフェルトゥギフト　櫻木真乃」でしょう。編成に迷ったらとりあえずこれにすることを勧めます。「ほわっとスマイル　櫻木真乃」はVoViであるため、うま味が皆無です。しかし、何らかの理由で限定を落としてしまっている方は候補にはなるでしょう。

・風野灯織

「柔らかな微笑み　風野灯織」を使用します。「清閑に息をひそめて　風野灯織」も候補にはなりますが、むしろViに火力が欲しい場面が多いかな？と思ったのでこのようになりました。灯織で気を付けなければいけないことは、オーディションマスタリーSPが存在しない（あるにはあるけど真乃なんですよね……）ため、SPの配分に気を使わなければなりません。灯織のアピ2種とViとDaの2.5倍アピが取れれば十分だと思います。

もし、「花笑み咲匂う　八宮めぐる」もいるのであればこのような編成もお勧めします。気合で灯織のアピ2種とDaアピと真乃の4凸アピを取ると、なんかすごい強くなります。これは灯織だけでなく、3面アピを持っているイルミネ全員に有効な手段でもあります。

・八宮めぐる

「金色の元気いっぱいガール　八宮めぐる」を使用します。真乃と似たような構築になりますが、めぐるがいません。諦めてDa極に振ります。「駅線上の日常　櫻木真乃」が無い方は、なんか強いDaサポートアイドルでもいいでしょう。例に漏れず、「夏に恋するピチカート！　八宮めぐる」でも構いません。

・月岡恋鐘

使用カードは「うちのリボンは恋結び　月岡恋鐘」です。持ってないですが。要するにエアプです。「風吹く丘にはよ来んね　月岡恋鐘」とは迷いましたが、メンタルが少ないほど～というアピールはなんといっても第2ゲージ保証があるため非常に有用であると考えます。しかし、メンタルダメージカットは初手に撃てればきわめて強力なので、ガチャがお好きな方はアリかなーなんて思います。後者は金バフが一生発動しないデメリットがありますが……

・田中摩美々

使用カードは「フィドル・ファドル　田中摩美々」になります。ありっっっったけのViサポートを詰め込みましょう。全体アピールは火力が劣りがちであり、あまり有用ではありませんが、摩美々はデメリットが無く最低限のアピールが保証されており、なおかつ第2ゲージ保証があるため強力であると言えます。また、全体アピールは道中の時間短縮にもなるのでこのカードがもっとも有効でしょう。ただ、この摩美々は限定嵐の中の一枚であるため、持ってない人も割といるかもしれません。その場合は「トリッキーナイト　田中摩美々」を使用するといいでしょう。なぜなら、他二つのSSRの癖があまりにも強すぎるからです。

・白瀬咲耶

使用カードは「1/60・NaturalHeart　白瀬咲耶」です。エアプ第二段です。咲耶のカードは自傷が多いですが、このカードがそうではなく、よくあるアンティーカのスキルです。最低限のアピール保証が付いたアピールなので、第2ゲージ保証も相まって強力です。中でも、金バフが驚くほど強いため、Vi極で存分に暴れてもらうのが得策でしょう。

・三峰結華

「NOT≠EQUAL　三峰結華」。摩美々と全く一緒の理由であり、編成も全く一緒の理由。もし持っているのであれば、「夜明けの晩に　杜野凛世」「奇・綺・甘・甘　幽谷霧子」を使うのがベストかなと。どうでもいいけどコミュは考えさせられるものでしたね。

・幽谷霧子

使用するカードは多分「菜・菜・輪・舞　幽谷霧子」です。というのも、霧子のカードは総じて安定感があり、カードの評価が極めて難しいのです。その中でも爆発力や金バフの効能を多く受けられそうなのがこのカードでVi極にした場合だと考えました。なんらかの強力なカードの4凸スキルが2つ欲しくなります。候補は「ハロー、私の「いつも通り」　三峰結華」となんか強そうなのが一つ。「ヒーローインザパーク　小宮果穂」が最もいいアピールと金バフですが、本人の性能に難があります。また、「鱗・鱗・謹・賀　幽谷霧子」はオススメしません。都合よくアピを連続して撃てればいいですが、長期戦になると謎バフや思い出の分相手の方が有利になってしまいます。

・小宮果穂

「第２形態アーマードタイプ　小宮果穂」が最もいいでしょう。このカードはびっくりするほど優秀で、１ターンに受けるメンタルダメージを確実に1.5回分にするという優れモノ。これがどれだけ重要かというと、歌姫楽宴の初ターンに撃つことによって、414以上のメンタルがあれば3ターン目まで、それ以下でも1ターンは確実に第2ゲージを維持することができます。パーフェクトが取れるか取れないかは非常に重要であるため、強力なプロデュースカードと考えられます。もし持っているのであれば「夜明けの晩に　杜野凛世」「奇・綺・甘・甘　幽谷霧子」を使うのがベスト。

・園田智代子

当然だが「かきまぜたら＊ミルク　園田智代子」を使用します。数々のクラスメイトの性癖をぶっ壊したであろう園田智代子ですが、歌姫楽宴もぶっ壊してきます。ただでさえ安定したアピールに何故か高倍率のバフを、しかも向こう2ターンに渡りかけます。他のちょこ先輩のカードがあまり強くないのも相まって、このカードのDa極以外は考えられないと思います。例に漏れず、もし持っているのであれば「夜明けの晩に　杜野凛世」「奇・綺・甘・甘　幽谷霧子」を使うのがベスト。

・西城樹里

「誰が為シンパシー　西城樹里」を使用。そりゃあまあちょこ先輩がアレなら樹里もコレですよね。「ラムネ色の覚悟　西城樹里」も候補にこそ挙がりますが、さすがにこちらの方が強力。説明はちょこ先輩と一緒なので省きます。

・杜野凛世

「十二月短篇　杜野凛世」が使えれば最もいいと思います。構築難易度が異常なほど高いですが、これで組めれば大体勝てるんじゃないかなと。思い出上昇系のアピールはWING編においては完全に無意味なモノになってしまうので、使うのであればただのアピールとして考えるのが無難と言えます。限定が工面できないのであれば、普通に強そうなVo札でいいと思います。

・有栖川夏葉

問題児です。「アルティメットマーメイド　有栖川夏葉」を選択しました。夏葉さんはカードが弱く、消去法に近い形になります。もちろんアピールのバフは相応に強く、金バフは極めて強力です。しかし、使い勝手を間違えると相手にバフを乗っけたせいで負けることがあります。歌姫楽宴においても、使った次のターンに限って思い出を撃たれるという事態も間々あります。しかし、上手く使えば特定のライバルの火力を上げて、競っている相手の獲得アピール値を下げるということができます。上級者向けのカードと言えますので「♡AKQJ10　有栖川夏葉」の方が安定感はあります。全く関係ないですが、有栖川夏葉担当なのに4凸できてないんですね。

・大崎甘奈

ハッキリ言いますが、私が考えるに甘奈は最弱です。彼女のアピールはメンタルが多いほど強くなる類のアピールしか持っておらず、1ターン目に撃てないだけで驚くほど火力が下がります。最低保証すらありません。一番強いと思われる「お散歩サンライト　大崎甘奈」ですが、残念ながらオーティションマスタリーViを持っている甘奈が使えないので、Daであるというメリットも存在する「ないしょのスイーツ　大崎甘奈」が適しているでしょう。最悪、甘奈のアピールを回収しないという手もあります。
「お散歩サンライト　大崎甘奈」を使う場合は、灯織を抜いてViとSPをレッスンで十分に確保できるようにするといいです。
「夜明けの晩に　杜野凛世」「奇・綺・甘・甘　幽谷霧子」は忘れずに。

・大崎甜花

「事務所。静寂。大輪の華　大崎甜花」が一番かな？という感じです。「I♡DOLL　大崎甜花」とは迷いますが、こちらはperfect押すのが苦手な人向けだと思います。perfectが得意な人は前者のカードを使いましょう。
「夜明けの晩に　杜野凛世」「奇・綺・甘・甘　幽谷霧子」使うと強いですよ。

・桑山千雪

使用するカードは「はるかぜまち、一番地　桑山千雪」です。持ってないですけど。文句なしに強く安定したアピールですが、金バフがメンタル回復なので火力には直結しません。できるだけ強力なサポートの金バフで補いたいところではあります。わざわざViVo型にしなくても、割り切ってVi極の編成でもいいかもしれません。

・芹沢あさひ

「空と青とアイツ　芹沢あさひ」一択です。彼女は最強のカードです。

・黛冬優子

「オ♡フ♡レ♡コ　黛冬優子」になるでしょう。普通に強いです。Da型でも普通にいいと思います。冬優子と違ってとても素直な性能です。

・和泉愛依

「メイ・ビー　和泉愛依」です。持ってません。こちらも普通に普通の性能でこそあるのですが、金バフの発動が見込めないため普通よりはちょっと弱めかもしれません。「ノー墨・勝者フェイス　黛冬優子」と合わせるといいかもしれませんね。

3．走り方の種類

Pカップでは歌姫楽宴で勝てるというのが大事なことではありますが、それと同じくらい1周回をどれほど短くできるか、どれだけ頭を使わずに進めることができるか。が大事にもなってきます。実際にはもっと種類があるとは思いますが、ここでは私が知っている方法を３つ紹介します。

3-1．育成周回

最もシンプルかつ基本的なやり方です。基本的には「サポートスキルが発動する場所」を選択し、そうでないなら「ラジオでメンタルを増やす」「トークでSPを増やす」のうち人が多い方。というのが通常の流れになると思います。しかし、私はこれを敬遠しています。なぜなら、数多くの周回をこなすPカップにおいて、育成周回は時間がかかり一回一回どのレッスンや仕事を受けるかを判断しなければいけません。ただ、歌姫楽宴で勝ちやすくなり、周回の質は高くなるでしょう。

3-2．雑誌周回

有名な方法だと思います。約束以外全部雑誌の撮影に出向き、それなりのVi値とSPを稼げる。というモノです。Vi型であればVi値がそこそこ溜まり、それ以外の型だとViをタッチしていない限り無茶苦茶弱いという極端な周回です。しかし、この周回最大のメリットが「頭を使わない上にめちゃくちゃ早い」という点です。また、わざわざオーディションを受けなくてもシーズン２を突破できるというメリットもあります。思い出2以上にするのも運が絡んでくるので、2以上にならなかった場合の受けができるといういぶし銀な活躍も見せます。ただし、SP以外の能力が低くなりがちであり、なによりもメンタルがさんさんたる状態になることが多いので、この周回をやる場合には「花笑み咲匂う　八宮めぐる」かExスキルのメンタルupを付けると無難です。

3-3．ラジオ周回

私が愛用しているやり方で、私が勝手に呼んでいるだけです。ひたすらラジオを連打するというものです。メンタルが327以上になるのは確定ですし、大体414以上になります。ただ、414以上になるのを確実なものにしたいので、できれば「花笑み咲匂う　八宮めぐる」かExスキルのメンタルupを+30以上にしたいです。また、オーティションマスタリーでステータス、特にSPを上げるのは必須です。能力は通常のモノに比べて少し低く感じますが、メンタルが安定するのでパーフェクトを外すことが少なく、安定した試合運びを行うことができます。また、こちらも比較的頭を使うことが無く、そして雑誌周回ほどではないですが早いです。

4．小技集

周回にはいくつか時間を短縮するのに有効な手段があります。私が知っており使える手法は2つですが、そのどちらにも共通しているのが「Chromeブラウザ版のみ」であることです。Pカップを素早く周回する際にはアプリ版ではなくブラウザ版を利用するようにしましょう。

4-1．F5スキップ

名前は私がこう呼んでいるだけです。オーディションのアピールを選択し、判定を行った後自動的にアピールが開始されますが、判定後にページの更新をかければアピール等が全て終わり、次のアピールを選択する状態から始まります。これは特に、アピールボーナスを得たりする時に大いに役に立ちます。ただし、ある程度以上の端末スペックと回線速度がないと逆に遅くなるので気を付けてください。
余談ですが、このシステムを応用すると、「誤って選択したアピールのやり直し」も行えます。アピール判定を押す前に更新をかければ、アピールを選択する前からやり直すことができます。

4-2．エンドカット

最終リザルト画面において、スキルを振った後にアイドルがフェスアイドルにいわゆる「覚醒」する演出を見て、最終ランクを見て、Exが落ちて、はづきさんからフェスに催促され……というハチャメチャに無駄な時間が存在します。しかし、スキルポイントを振り、「余ったスキルポイント云々～」という画面でOKした時点で、プロデュースそのものは終了しています。そこで、アイドルが覚醒している間にURLを”produce”から”produceReady”に変更します。そうすると、演出をすっ飛ばして即座に次のプロデュースを開始する準備に移れます。これは、回線速度や端末によらず有効ですので、お試しください。

5．終わりに

まず、この記事を全文読んでくださった方がいらっしゃいましたら本当にありがとうございます。もし、この記事が役に立ったという方がいらっしゃれば幸いです。皆様が常にフェアプレーの精神でプレイしてくれればなーと思います。

本当に蛇足ですが、最後に、Pカップで自分の目標に向けて頑張るというのは、とてもいいことだと思います。プラチナランクを取るということは実際すごいことだと思います。ただ、忘れないでいただきたいのはその結果はあくまでも自分自身が望んで掴んだ代物だということです。他者に対する敬意、リスペクトをしっかりと持ってください。ランキングが上だろうが下だろうが、同じオタクです。社会的には全員下なのです。そして、順位が低い人も自信を持って下さい。あなたの「担当に対する愛」は順位が高い人に負けてはいないはずです。順位ではなく、アイドルで語りましょう。我々は等しくシャイニーカラーズのアイドルたちが大好きな人間なのですから。