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エゾシカハンティングツアー当日3-銃への思い込み

エゾシカハンティングツアーに
参加しました

参加までの経緯から
連載しています

ハンティングツアー当日2の続きです


銃を用いる猟について
ハンターガイドさんから
説明がありました

私は
映画『僕は猟師になった』を観て
イノシシと人間は
狩猟において
対等であると感じたこと

銃を用いるのは
対等なのかどうか…

銃=武器として
戦争にも用いられたり
嫌なイメージ
なので
正直なところ
銃での猟に
抵抗感がありました


その映画の猟師・千松さんと同様
ハンターガイドさんも
くくりわなをしたことが
あるそう
しかも、千松さんと
お会いしたことも
あるそうです


ハンターガイドさんは
これに対して話してくれたのは

くくりわなの方が
銃よりも
動物にとって辛い
という考えもある


いつわなにかかったか
わからないので
猟師が行くまで
ずっと苦しむことになる

また
わなにかかると
それから逃れようとして
動物が動き回るので
傷つく

一方
銃は
一瞬で
命を射止める

鹿がご飯を食べている時に
忍び猟で
射止めたら
鹿としては
何が起こったか
わからないうちに
亡くなっている


また
銃による傷は
小さい
からだを
傷めることはない


北海道では
銃を用いる猟
日の出から日没までしか
猟をすることができない
よって
夜間に畑を荒らす動物を
仕留めることはできない

夜間に
捕らえるならば
くくりわなが
必要


そういう意味で
北海道以外では
くくりわなが
行われているのではないか


また
北海道以外では
猟師が犬を使って
また
何人もで
動物を追い詰めて
射止めるが

北海道では
ハンター1人が
忍び猟を
行うとのこと


このような話を聞いて
銃を用いることには
それ相応のわけがある
ことを
知りました


そんなわけも知らずに
銃にも対する
一方的なイメージ・思い込み

映画でのイメージから
判断していた自分
に気づきました

この先のツアーの展開で
さらに
銃を用いることに対する
ひいては
動物の命を頂くことについての
気持ちに
整理がついたように
思います

銃についての
詳しい説明も
ありました

銃の種類や
弾の装填など

中でも
はっきり覚えているのは
次の2点です

①今回使う
弾は1つ

1つでも
法律上は
散弾銃に分類される

②弾は
鹿を射止めても
貫通する

よって
鹿がいるからと言って
どこでも
引き金を引くことは
できない

なぜなら
遠くまで飛んで…
事故になるかも
しれないから

撃つ時の条件は
山の斜面になるような
ところをバックに
鹿がいること


安全のために
銃に弾をこめるのは
撃つ直前に
1つだけ


ちなみに
北海道以外にいて
北海道にはいない動物にも
驚きました!
イノシシ、サル、ハクビシンなど

狩猟について
ハンターさんおすすめの
本もご紹介いただきました


快晴で
朝日の美しい
ツアー開始から
目からウロコの
トリビア的なお話満載の
ツアー

まだまだ
続きます


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