見出し画像

「月曜日の憂鬱」が嫌すぎる。


私は月曜日が嫌いだ。

そしておそらく土日休みである世の社会人は大抵、月曜日が好きではないだろう。

日曜夕方ごろになると、お風呂をを早く済ませたい、夜ご飯を食べ次の日に備えてゆっくり寝たい、と思う。

そして月曜日、朝起きて、一週間始まった〜。。と思いながら省エネモードで準備を済ませ、自宅を出る。電車に乗ると、多分私とおんなじ気持ちであろう暗い表情をしたサラリーマンやOLがずらずら乗ってくる。

電車が揺れて、ちょっとぶつかっただけで怒鳴り出すおじさまもいる。月曜というのはなぜこんなにも人を不幸にするのか。

反対に、皆さんは金曜日12時間際の山○線に乗ったことはあるだろうか。どれだけ飲んだのかと聞きたいくらい酒臭い人や、顔を真っ赤にして陽気に会社の同僚と話す人々が、一駅進むごとに乗って来たり降りて行ったりの繰り返しだ。こんな時は電車の入り口付近になんか立っていられない。

他人に迷惑をかけるかけないは置いておき、よっぽど楽しい席だったのだな。。と思いつつ、酒好きとして、こんな金曜を迎えるための月曜があるのもまあわからなくもない。だが一週間全体の気持ちの高ぶりやテンションを均等にできないものか、と思うこともある。

当たり前だが月曜日は毎週やってくる。月で考えれば平均4回、一年で見ると48回。そして例えばこれから65歳まで働くと考え、(筆者は現在25歳)今後40年働いていくとするとトータル1,920回もの憂鬱な月曜日を迎えていくのだ。

この数字はばかにできない。こんなにたくさんもの憂鬱な月曜日が君を待っている。私はこれを考えただけで、人生はなんてつまらないんだろうかとナーバスな気持ちになっていた時期があった。

そんなことを考えるのは、ゆとり世代だからだと言われてしまえばそれまでだが、たった一度きりの人生、こんなにたくさんもの憂鬱を約束されているのはどうだろうか。だったらせめて、自分の考え方や努力次第で月曜日をもっとハッピーにできるのではないかと私は思う。ハッピーとは言わなくとも、精神的に辛くない、落ち着いた晴れやかな気持ちで迎えたいものだ。


それではなぜ、世のサラリーマンは月曜が憂鬱に感じるのか。


薄々お気づきだろうがそれは恐らく、「土日からの高低差」が大きく関係している。この要因が一番大きいのではないか。解放された気分で華金を迎え、好きなことをして土日を過ごす。家でのんびり映画を見たり、友達と美味しいものを食べに行ったり、恋人と過ごしたり。時間に縛られることなくゆっくり起きるので、睡眠もたくさん取れる。このような充実している土日を送れば送った人ほど、日曜から月曜への差は激しく感じるだろう。


画像2

ちなみに余談だがこれは充実した筆者の土曜の一例だ。明太もつ鍋に冷たい日本酒。最高である。


そこで思うのが、だったら月曜日も充実させるよう過ごしたらどうか、ということだ。確かに働いている以上、時間的な制約は仕方のないことだが、早く取り掛かりたくてたまらない、やりたい仕事が月曜日君を待っているとしたら、出勤するのが苦ではないだろう。あの世界的に有名なおフランスのブランドの創設者、ココシャネルは「私は日曜日が嫌い。だって誰も働かないんだもの。」と言っていたほど仕事に熱意を持っていたらしい。

人生100年時代と言われるこの世の中に突入している今、やりたいことがあって、しかもそれが趣味ではなく仕事として成り立つのであれば、やってみるべきだと私は思う。中には土日の趣味のために平日頑張る人もいるだろう。しかし土日は2日間、平日は5日間。やりたいことが仕事でできるのにお金にならないからと言って、その5日間、時間を費やさないのは勿体無いように思う。時間にはお金では変えられない価値があると考えるからだ。

画像3

しかしこのような発言をすると、現実を見ろよ、という声も挙がってきそうだ。どのように生きるかというのは、結局のところその人の考える優先順位で決まってくる。何よりも一番に「お金」が欲しければ、一番稼げる会社で働くだろうし、「社会的地位」や「名誉」が欲しければ大企業で働く、もしくはそういった職種に就くだろう。

だが私のように「時間」が大切で、やりたくないのに週に5日もこの仕事に時間を費やしているのが勿体無い!と思う人も少なからずいるのではないか。好きなことを仕事にするというのも、悪くないのでは、、と思う。

まして今や副業がこんなにも認められる時代になって来た。現実問題、まだ理解のある会社は一部ではあるが、以前の日本よりも、好きなことをやって生きやすい世の中になってきている。自分の人生をどう描いていくか、不安はあるが、ワクワク楽しみで今夜は眠れなそうだ。


#コラム #日記 #月曜日 #月曜しんどい


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?