【大槌町地域おこし協力隊活動報告】2023年1月活動記録

2023年2月7日 16:50

こんにちは！
記録的な寒波もあり、日々寒さに耐え忍ぶ日が続く大槌です。
寒冷地において一番の問題は寒さではなく、凍結なんだと大槌に来て気が付きました。
それでは、身も心も凍結間近な地おこ隊員俵の1月の活動報告を御覧ください！

【大槌猟友会MOMIJI受け入れ説明会&受け入れ講習会】

仕事初めの週末1月7日（土）18時からおしゃっちにて、4月から新稼働するMOMIJI工場及びそれに伴う受け入れ体制について、大槌町内のハンターさんに向けて説明会を開催しました。
今までのMOMIJIで販売していた鹿肉は主にMOMIJIやOGSPの関係者のみ（主に兼澤さん、同じ地おこのS隊員）が捕獲した鹿を使用していました。
次年度以降の新工場稼働に伴い、出荷頭数も倍以上に増やしていくため、地元のハンターさんたちにも捕獲した鹿の供給を持ち込んでいただくためにも、今回説明会を開催しました。
ただ漠然と持ってきてもらうのではなく、MOMIJIが事業として成り立つために、一定のクオリティ、頭数を確保しないと行けないため、一定のルール整備や契約書の作成が私の主な仕事でした。
また、1月7日は説明のみで終わり、この説明会をもとに契約ハンターになる意思のある方に向けた講習会を、1月21日18時からおしゃっちで行いました。

この日は、具体的な鹿の止め刺しや血抜きの方法、MOMIJIの買取基準などを説明し、契約書への記入・捺印まで行いました。
想定していた人数以上の方が、契約していただき、まずは一安心といったところです。

【MOMIJI商品撮影】

1月13日午後からMOMIJIの営業用のシートのための、写真撮影を行いました。
バイヤー向けの営業用シートは盛り付けされたものではなく、実際にバイヤーの手元に届いた状態（ダンボールを開けて最初に見える状態）で取る必要があるということで、パッケージのまま写真を取りました。

M隊員も照明係として手伝ってくれました
効果があるかどうかは写真で判断してください笑

【串カツの仕込み】

「安渡新年会」でお振る舞いされる鹿の串カツの仕込みを行いました。
結構な本数を用意しないといけませんでしたが、大人数でバタバタと役割分担しながら、進めたおかげで1時間ほどで150本以上の串カツの仕込みを終えることができました。

北海道お土産で北海道の地名の入ったキャラメルを作業後に食べました。
想像していた以上に北海道は細かく各地域で別れていることを知りました。

【源水純米吟醸町民投票会】

11月に発売した「源水純米吟醸」ですが、3月にプレミアムラベルバージョンのものが発売されます。
今回販売されるプレミアムラベルは、町内の小中高生から公募したデザイン案をもとにデザインされるため、集まったデザイン案を3つに選定後、町内の方に一番いいと思うものを選んでもらう投票会を実施するための準備・設営を行いました。

3つに選ばれたデザイン案です。
それぞれ、町長、酒米研究会会長、浜千鳥社長に選んで頂いたものが、最終ノミネートされました。

投票自体は終わってしまいましたが、3月これらのうちの一つがどのようなプレミアムラベルへと変化するか楽しみです！

【プレ受け入れ開始！】

冒頭で述べたとおり、MOMIJIは新工場完成後本格的に町内外のハンターさんが捕獲した鹿についても、受け入れ・利活用を進めていきます。
4月からスムーズな受け入れ体制が構築できるように、1月23日~実際にハンターさんに持ち込んでもらいながら、オペレーション・契約内容をブラッシュアップするプレ受け入れをはじめました。
私も受け入れ当番として、朝の8時からMOMIJIにて待機、持ち込まれたら一次処理などを行っています。
実際のところプレ受け入れ中は平日のみ（4月以降は土日関係なく持ち込める予定）であるため、捕獲個体が持ち込まれるのか不安でしたが、高頻度ではないもののポツポツと持ち込んで頂いています。