ヴィンテージDoomsdayのカウンターについての印象

 お疲れ様です添削です。

 プレイヤーズコンベンションのサイドイベントヴィンテージにいつものようにDoomsdayを持ち込んで遊んできました!
 Doomsdayはデッキが9割型変更がないのですが、カウンタースペルの枠だけ結構変わったりする印象です。
 今回は自分も本番に向けて少しだけ練習し、カウンタースペルの枠を自分の肌に合うようなものにいじったのでその選択の元になったふんわり感想をまとめていきたいと思います。
 なお、ヴィンテでは全く戦績を残してない一般人の主観なのでこれが誤ってることは全然ありうるのであくまで個人の感想くらいで眺めてもらえたらうれしいです!
 それじゃ前置きはこのあたりにしてカードについてみていきます。


意志の力

 攻めにも守りにも使えて打ち消せる範囲も広い1番癖がなく使いやすいカウンター。
 アドバンテージを失うカードだが、通ったら勝ったりする場面や消さないと死ぬ盤面で使うときはカードの1枚2枚なんてどうでもいい。
 そういう場面の多いヴィンテージ環境ではカウンター呪文取るならまず4枚入ると思う。

精神的つまづき

 脳死で入れてる。
 アンリコ、ギタ調、相手のつまづき、あとは・・死儀礼?あたりを消す時には強い。あれ?あんま消せるの多くないけどこいつ本当に強いのか?
 ただ、このカードでスペルを消せた時は有利に試合を運べている印象はある。パイロがメインに積まれる環境よりはあまり強いと思う印象はない。

狼狽の嵐

 Doomsdayにとってクリティカルに効くカウンターであり、そのため相手の狼狽の嵐を返すために必要だと思っている。
 ただ、昔のスペル環境だったときに比べ、最近のメタはアーティファクトの多いワークショップデッキやアルコン、アウフ、ラヴィニア、オークといったヘイトクリーチャーを軸としたデッキが増え、消したいのにカードタイプが合わなくて消せないという状況が増えたことにより、手札にあまり来て欲しくないカードと感じている。

 また、そのような環境のため、相手の狼狽の嵐も体感減っている気がしており、それならば狼狽の嵐を打ち消すために入れるという名目からするとDoomsdayも多く採用しなくていいのではと思い、自分は2枚採用で止めた。  
 尚、先日対戦した現ヴィンテージ神は4枚採用Doomsdayだったので自分以外のDoomsdayプレイヤーはそう感じていないかもしれない。

呪文貫き

 上記のことを話すと、よく呪文貫きは取らないんですかときかける事が多いが、個人的にはなしだと思っている。
 まず、狼狽の嵐と呪文貫きの差はアーティファクト(ジュエルとかプリズンとか)とエンチャント(オースとか)を消せるかどうかだけだと思っているが、Doomsdayではあまり変わらないのでは?って気がしてる。
 最近の環境は高速化していること、ロリアンなどでカラレスみたいなMOXを色に変換できることからめちゃくちゃMOXとかマナファクトがあるので呪文貫きが刺さるのは本当に最序盤だけだと思う。
 そういうときにマナアーティファクトを消す、あるいは相手にこれをケアさせて手を遅らせる=ロングゲームに持っていくのはDoomsdayのような短期決戦型のデッキではゲームプランとしてかみ合ってないのかなと思う(長期戦になると暗黒の儀式という強みが消えるし無駄牌が増える)
 なので呪文貫きはルールスや墓荒らしなどが狼狽の嵐の代わりとして採用するというのはゲームプランとして有効だがDoomsdayにはあまり合わないというのが個人的な結論。

目くらまし

 賞味期限は呪文貫きよりさらに短すぎるが、打ち消せる範囲が縛られないことは大きい。
 昔からDoomsdayには定番のカウンターとして搭載されていたが、昔のDoomsdayにとっての目くらましは、1ターン目2ターン目くらいに仕掛けながら相手のカウンターを消すことができる「攻め」に使うことが多いカードという印象だった。
 でも最近はマナアーティファクトめちゃくちゃ多く、序盤でも相手のマナ余しながらカウンター打ってくるので、むしろプリズンショップやイニシアチブなどの1ターン目のハメカードを弾く「守り」に使うカードという印象を持っている。
 あと、このカードが一番生きるのはマナの出ないタイプのピッチヴァインで、それなら相手にはあらゆるところで刺さる神カウンターなのだが最近はピッチヴァインをあまり見ないのでそこは誤差。

否定の力

 相手ターンにしか使えないのでほぼ守りのカード(相手ターンアンリコ打った時に通す時のみ攻めみたいな使い方になる)

 概ね意志の力の方が強いので役割としては意志の力4枚では相手の攻めを捌くのに不安があるときに入れるサイド用のカード。
 該当するのはジュエルショップ、プリズンショップあたり?
 イニシアチブみたいな消したいのはだいたい生物みたいなデッキや、攻めに使えない場面になると意志の力との果てしない格差を感じる。 
 メインサイド入って1枚かどうかという感覚。

否定の契約

 否定の力とは真逆の攻め専用カード。勝つ時にしか打てない。
 果てしなく使いにくいが手札1枚で打てる確定カウンターというのはデカい。打消し合戦やハンド空から勝ちに行くには意思の力の手札1枚は重すぎる。ルールスのカウンターを抜ける時に使うかな?
 とはいえ攻め専用と割り切るのであれば、似た役割で狼狽の嵐のがいい説もある。手札空で忍耐とかがとんでこないのを祈る。

精神壊しの罠

 最近のイチオシ。狼狽の嵐はイニシアチブにもプリズンショップにも時々ジュエルにも何もしないことがあるがこいつはワンチャンある。 
 そして刺さると効果がデカいのでそのまま勝ったりする。狼狽の嵐はマナ構える必要あるので、自分ターンに定業打ちたいのに打てないみたいな状況があるがこいつは全く気にしなくて良い点が便利。
 ちなみに自分のこのカードの印象はプリズンやイニシアチブの1ターン目のキャストが引っかかってくれればいいやくらいの印象で大体は意志の力の餌。とはいえ刺さったらそのまま勝ったりする(2回目)のでめちゃくちゃ好き(個人的感想)
 目くらましとシナジーがあり、相手がこいつをケアして土地マナファクト×2→ヘイト置物/生物と来ると精神壊しの罠にひっかかり、そのまま土地マナファクト→ヘイト置物とくると目くらましに引っかかるという二重構造にできる。

鋼の妨害

 今や鉄板サイドカード。相手がプリズン系なら絶対入るし1T目これ→2T目Doomsdayで勝つルートはかなり多い。
 バウンスがついてるのが何より偉く、倦怠の宝珠張られてもパイルからなんとかなったり、マナが伸びた後プリズンを外してワンチャン決めれたりするとかしないとか。

無効

 エンチャも消せる鋼の妨害。
 正直自分には使いこなせない。オース相手とかに有効らしい?
 バウンスがない鋼の妨害はさすがにきつくない? 

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