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『オーバーロード』 ネタバレ・内容・面白さ


『オーバーロード』はどんな作品?


オーバーロード」は丸山くがねさんの作品です。

小説のほうは2012年から出版されていて、2022年6月時点で15巻まで発売されています。

漫画版は深川フギンさんにより、2015年から連載されています。

全3期に渡ってアニメ化されており、第4期も2022年の放送される予定です。


あらすじ


その日、一大ブームを起こしたオンラインゲーム、“ユグドラシル"は静かにサービス終了を迎えるはずだった。―しかし、終了時間をすぎてもログアウトしないゲーム。意思を持ち始めたノンプレイヤーキャラクター。なにやらギルドごと、異世界に飛ばされてしまったらしい…。現実世界ではゲーム好きの孤独でさえない青年が、骸骨の見た目を持つ、最強の大魔法使い“モモンガ"となる。彼が率いるギルド『アインズ・ウール・ゴウン』の伝説が、いま始まる!圧倒的人気のWEB小説の書籍化。

Amazon引用

小説版

文章がかなり多いですが読みやすくスイスイ読めます。

漫画版

小説が苦手な方はこちらをおすすめします。


内容


西暦2138年、DMMO-RPGの大作『ユグドラシル』がサービスの提供が終了することになってしまった。

ユグドラシルの古参プレーヤーのモモンガは、オバーロードという骸骨の見た目のキャラを操り、『アインズ・ウール・ゴウン』というギルドの長でもあった。

最盛期は41人いた仲間もサービスの衰退につれ、どんどん引退していった。

そして、ギルドの本拠地である『ナザリック地下大墳墓』でサービス終了を待っていた。

NPCのアベルド設定にあった「ビッチである」というのを「モモンガのことを愛している」と書き換えてみたり、いつもはつけることはないギルド武器のスタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウンをつけていた。

そして、サービスが終了時刻になったが…


何故かユグドラシルが終わることはなかった

戸惑うモモンガにいつもは話しかけられることのないNPCのアルベドに話しかけられた。

この事態を確認するために階層守護者を呼び出した。

自由になったNPCは自分を作り上てくれたギルドのメンバーを崇拝しており、とくにそのメンバーをまとめ上げていたと思われれているモモンガに忠誠を誓っていた。

NPCみんなが絶対的な支配者を求めており、みんなから失望されないため自分を強く見せて行くことにした。

自分が弱い存在だと見られないように苦脳しながら、NPCと共に異世界生活を送っていくいく……


強大な力を持つ主人公と配下が圧倒的な軍事力を持って敵を滅ぼしたり、支配下においていく爽快なストーリーと自分の素と配下が求める自分の理想図とのギャップに苦しみながら自分を絶対的な支配者を演技切ろうとするコメディ両面から楽しめる作品になっています。


オバーロードの面白いところ


人間側ではなく強大な力をもつ魔王側からの視点が見れる
配下の理想像と自分のギャップに苦しむ主人公
配下のキャラがとても魅力的


人間側ではなく強大な力をもつ魔王側からの視点が見れる



モモンガや配下たちは基本的には100レベルで低くても50レベルの者たちがナザリック地下大墳墓には多いですが、この世界では強いとされている人でも30レベル程度の人たちなので圧倒的に戦力が違いますよね(笑)。

ただ力で圧倒するだけでなく、きっちりとした戦略を立てて相手を会い詰めていくので相手側に勝ち目がない(笑)

しかも、配下のなかには人間の知力では測れない設定の者がいたりするものいます。

基本的に爽快なスートリーなので不快なところもなくサクサク読めます。

配下の理想像と自分のギャップに苦しむ主人公


配下のNPCは自分をつく上げたギルドのメンバーをすごく慕っており、ギルドの長であるモモンガに絶対的な忠誠を誓っています。

ただ、モモンガは実はギルドの中でも絶対的リーダーというわけではなく、みんなを影から支えていくような存在だったのでみんなからの尊敬される視線に戸惑ってしまっています。

自分の素がバレしまうと配下がそっぽを自分に忠誠に向けてくれなくなり、裏切られると思っているため失望されることを特に恐れています。

だから、自分が言うセリフをノートにメモしていたり、頭のいい配下に意見を求められたときにすごい焦ってしまうというおちゃめな部分もあって面白です。

配下のキャラがとても魅力的


まず、デザインがすごいです、少女の吸血鬼や冷気を発する二足歩行の昆虫などがいて、一度見たら絶対忘れない姿をしています。

またキャラも濃いです。

例えば、アルベドは「モモンガのことを愛している」と設定してしまったこともあり異常にモモンガに執着しています。

執着の仕方がめちゃくちゃで面白いです。
また、冷気を出す二足歩行の昆虫は武士の心を持っているなどミスマッチな

部分があって逆に魅力的に見えてきます。


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