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遊戯王 デッキ紹介『Stella』

おはようございます。
デッキ紹介の初めてはこのデッキに捧げようと思って書きました。ちょっと古いですが、テラナイトのデッキです。

デッキレシピ

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テラナイトについての説明

まず、テラナイトの戦い方について説明します。
テラナイトと言えば、超強力カード「トライヴェール」の存在です。

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X召喚時に全バウンスが強力です。ですがその分制約も重く、トライヴェールをX召喚するターンに、テラナイト以外のモンスターを特殊召喚出来なくなるという、とんでもないものとなっています。

もうひとつ、テラナイトを使う上で無視できない制約は他にもあります。

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テラナイトで展開するのなら、このカードは避けて通れません。
テラナイトで殴って、それでライフがちゃんと削れるなら良いのですが、テラナイトの展開は「アルタイル」を見てわかる通り、名称ターン1がついています。そしてテラナイトは大半が三体素材を要求している。つまりだいたい「トライヴェール」だして、バウンスした永続罠を再セットして次につなぐ、というのが基本的な戦い方です。

デッキにおける重要カード説明

上記のテラナイトの動きをどうやって活かそうか、どうやって弱点を補おうかと考えた時にたどり着いたカードたちです。

天獄の王

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トライヴェールとの相性が抜群に良いです。特殊召喚のタイミングが相手ターンなので、制約に引っかからないですし、セットしたカードが除外されるのもトライヴェールが防ぎつつ、このカードも一緒に戻すことで毎ターン天獄の王を使うことができます。

大暴落

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自分のターンにトライヴェールによって盤面の全てのカードを手札に戻した結果、相手の手札が7枚を超えれば、通常ドローも含めて、このカードを発動できます。
このカードはトライヴェールで盤面リセットし直しても、なかなか決めきれず、最終的に敗北してしまうことが多かったので、その弱点を補うためのカードです。
さすがにこれが決まればデュエルに勝ったと言っても過言ではありません。

皆既日蝕の書

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どうしても手札が8枚を超えない場合に、無理矢理にでも8枚以上にすることができます。

さらに、前提として自分の場に下級テラナイトがいることが必要ですが、相手ターンに皆既日蝕の書を使うことで、妨害をしつつ、次の自分のターンにテラナイトを反転召喚すると、テラナイトたちは効果が起動できるので、盤面にテラナイトが5体並ぶこともままあります。
もし、トラトリか大暴落が引けていなければ、ここでロンゴミアントを出すこともできます。

No.86 H-C ロンゴミアント

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最終的に到達する可能性のあるエースカード。

ロンゴミアントはアルタイルを使ったターンに出しても攻撃できるため相性が良いのと、最後の詰めとして活躍します。

初動の説明

テラナイトによる初動

基本はデルタテロスをX召喚するところから始まります。このデッキではテラナイトとサモンプリーストがデルタテロスに繋がることができます。
なお、このデッキでは初動にいくつかのパターンがあるため、一例としてこちらを紹介します。

⓪サモプリの効果でサモプリを呼び、新しい方の効果でベガを特殊召喚。
①デルタテロスX召喚。効果で自身を破壊。
②デルタテロスの効果でアルタイルをリクルート。アルタイルの効果でデルタテロスを蘇生。
③2体でイゾルデL召喚。アルタイルを手札に加える。デルタテロスの効果でデネブをリクルート。効果でウヌクを手札に加える。
④イゾルデの起動効果で月鏡の盾、執念の剣、妖刀竹光を墓地へ送り、ティアースケイルをリクルート。妖刀竹光の効果で黄金色の竹光を手札に加える。
⑤ティアースケイルで手札を1枚捨て、ダスティローブを墓地へ送り、そのまま効果発動。サイレントブーツを手札に加え、そのまま特殊召喚。
⑥2体でコード・トーカーをL召喚。
⑦墓地のサイレントブーツの効果で幻影霧剣を加えつつ、それに反応してティアースケイルを蘇生。
⑧コード・トーカー、ティアースケイルの2体でラスティ・バルディッシュ。効果でクラックヘルムを墓地に送り、シェード・ブリガンダインをセット。そのまま発動。
⑨シェード・ブリガンダインとデネブで御影志士。効果で天獄の王を手札に加える。
⑩幻影霧剣をセットし、天獄の王の効果を発動してターンエンド。

これにより、幻影霧剣によっての妨害と、天獄の王による好きな魔法罠セットを行えます。たいていリビデをセットします。

デルタテロスの効果を相手の盤面に向ける場合、グラビティ・コントローラーに変換することで、他のルートに以降することができます。
その場合、イゾルデから直接サイレントブーツを特殊召喚し、トロイメア・グリフォンを作ることで、相手にリンク先を向けないグリフォンが誕生します。攻撃されても幻影霧剣があるので、場持ちは良いです。

また、幻影騎士団によってイゾルデまでいけるので、折れ竹光さえ引いていなければ、テラナイトの動きに繋げることができます。

その他、各カード採用理由

テラナイトの枚数

アルタイル3デネブ2ベガ2ウヌク1となってます。
もうちょっと増やしてもいいのかなと思いつつ、初動でデッキから出来る限り抜けるようにこの枚数に抑えています。
EXデッキのテラナイトたちも、最低限これさえあればっていうのを揃えてます。

幻影騎士団たち

幻影霧剣とトライヴェールの相性が良いため採用。また、シェード・ブリガンダインにより、初動を安定させたり、御影志士を作りやすいのもポイントが高い。
クラックヘルムはラスティ・バルディッシュで墓地に送るため+幻影霧剣の回収or幻影霧剣によって星4戦士族を出力するために採用。

召喚僧サモンプリースト

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手札にベガ以外のテラナイトがいるなら、ベガ特殊召喚からデルタテロスが狙え、妖刀竹光が有ればサモサモデネブの動きができます。
また、幻影騎士団クラックヘルムも出せるので、手札にサイレントブーツとこのカードが揃った時は、これでイゾルデに行くこともできます。

天架ける星因子

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別のテラナイトを引っ張ってくる速攻魔法。デネブを対象に使用すれば、ベガを出してデルタテロスを作れます。その他、ティアースケイル初動の場合でも、デネブをベガに変換出来るため優秀。
後半に来た場合腐りがち。
墓地から出せるようになったら、ターン1と謎の制約は無くなってたら良かったカード。

竹光、その他装備カード

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竹光は、イゾルデで落とす&サモプリのコスト&ドロソ
展開のどこかで妖刀一枚手札から墓地に落とすだけで次のターンに4ドロー出来るので、優秀。
出来るだけ初動で動けなくなることを避けるために月鏡の盾と執念の剣。月鏡はキュリオスかグリフォンで拾ってきても、打点足りなくて打ち負けやすいテラナイトとは相性が良い。

チキンレース

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魔法の割合を増やすために採用。成金との違いは、相手のライフを回復させないことと、トライヴェールで戻して強いこと。また、相手にドローをさせる効果も、このデッキであれば活きていきます。

ワンダー・エクシーズ

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リビングデッドと組み合わせる事で、相手バトルフェイズにビュートを出したり、トライヴェールを出したりすることができる。

幻影霧剣が破壊された後、墓地効果でクラックヘルムを蘇生しつつ、シェード・ブリガンダインとワンダー・エクシーズを使いリダンを出しても良いです。

トライヴェールがやられて、アルタイル→ベガ→デネブみたいに繋がれば、2体目のトライヴェールを相手ターンにお見舞いできるので結構強い。

励輝士 ヴェルズビュート

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星4×2で出すランク4。
形勢逆転のカード兼ワンダー・エクシーズで特殊召喚する筆頭のカード。
トライヴェールを出せないほど余裕が無い場面で活躍するのと、相手の手札が増やすことが能動的に可能なので、そこら辺の相性の良さを考えて採用。

クロノダイバー・リダン

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星4×2のエクシーズ その2。
こちらは困った時の戦線維持用。シェード・ブリガンダインを素材にしてもうまいし、相手のデッキトップから魔法が引ければリソース回復もできる。逃げた次のターンにラスティ・バルディッシュの素材になれるのであまり腐らない。帰還するのも相手エンドフェイズのため、トライヴェールの制約にも引っかからないのもグッド。
天獄の王が初手で引けていた場合、御影志士の代わりに出すことで、罠を1枚抱えつつ、帰還効果でラスティ・バルディッシュが居るならついでに破壊効果も使えます。

グラビティ・コントローラー

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経験上、サンドバッグになるのであまり使いたくはない。デルタテロスの効果を相手に使いたい場合、トライヴェールを消費少なく墓地へ送り、ロンゴミアントなどに繋げたい場合に活用出来る。後述するグリフォンとの相性も◎

トロイメア・グリフォン

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第二の初動。その過程で、グラコンのリンク先に出せるのが強い。また、破壊されてしまった罠カードたちを再利用する目的で採用。

終わりに

今回、初めてのデッキ紹介でしたが、テラナイトは遊戯王を復帰するきっかけとなったテーマなので、このデッキを選択しました。
改善点は色々あると思いますが、「テラナイトらしさ」というものを活かしつつ、他のカードで周りを支えてあげる今の形はかなり気に入っています。

ただ、いかんせんたくさん並んだ妨害を突破する手段に乏しい。耐性持ちには強いんですけどね。
召喚権を使ったモンスターの効果を止められると何もできずに敗北、なんてのが相手によってはよくあり、課題となっています。

以上でデッキ紹介を終わります。
また自分なりに納得のいくデッキを作ることができたら今後もnoteでデッキ紹介をやっていこうかなと思ってます。それでは。


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