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時代の申し子たち

私がnoteで書きたかったことの一つが”BTS” 防弾少年団のこと。

多分、note上でも既にたくさんの方が、彼らのことについて書き綴っていることと思うけど、私もどうしても書きたい。
書きたくなることが、後から後から溢れてくる。
まさに、そんな人たちの集まりが今をときめく”BTS”なのだ。

彼らを語る切り口が金太郎飴の如くあるので、どこから手をつけようかなぁ。。と悩んで、うかうかしているうちに、もうこれを書かざるを得ない事態が起きた。

”Dynamite” Billboard HOT100 1位  

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アジア圏のアーティストが全米で1位を獲得するって、やっぱり凄いこと。
彼らにとっても、昔からの夢だったそうだ。

本来は今頃、ワールドツアーに出て各国を飛び回っている筈だった彼らも、まさにCOVID-19 の影響により、止む無くコンサート活動は無期延期に。世界中にいるARMY(彼らのファン)たちと、主にコンサートで繋がっている彼ら本人たちも、ファン以上に深いショックや喪失感に苛まれたそう。
そんな中でも、彼らの得意とする多数のコンテンツを使ってファンを楽しませてくれていた。
日本では、中々実現できていなかった有料のオンラインコンサートもしっかりとやり遂げ、7周年のFESTAも行い、本当に息つく間も無いくらい、次から次へとコンテンツが出てくるのだ。

Dynamiteは、当初リリース予定は無かったものの、このCOVID-19の閉塞的な毎日や世の中のモヤモヤした気分を吹き飛ばすような意味を込めて、今までのBTSには無かった、英語詞やファンク調の曲で全世界に向けて届けている。

歌詞にもある Whoever wanna come along(来たけりゃ誰だって構わない)
結果、この曲は世界の音楽の中心で1位を獲るくらいにみんな集まってきた。

リーダー(RM)も言ってたのだけど、この曲はCOVID-19 がなければ出来なかったと。実際に、私もコロナがなかったらBTS の曲にここまで惹かれてはいなかったと思うし、SNSを見ていても自粛中にBTSにハマってしまったという人が本当にたくさん居たのに驚いた。

ちょっと雑な言い方かもしれないけど、彼らの曲はそういう曲が多い。
歌詞はすぐには分からなくても、音だけで十分に伝わる。
それは、もともと彼らが自分達や周りの人達と同じスタンスで、ARMYに向けて想いを伝えてるから。ステージで、歌で、パフォーマンスで、伝えるということがアーティストの中でも特化していると思う。それが本当に真摯なのだ。

音楽業界や芸能界、演劇界など、舞台を生業とする方達には本当に大打撃でしかない今のこの状況だけど、BTSはそれさえも味方につけて夢を叶えてしまった。そんな姿に、私は胸を熱くさせてもらい、また今日も彼らの音楽に出会えたことに感謝をしてしまう。


 

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