IoT文具「しゅくだいやる気ペン」で「はじめての漢検受検」を応援しました!
漢検受検までの学習状況調査結果中間レポート
IoT文具「しゅくだいやる気ペン」で「漢検はじめて受検」モニター実験中間結果
こんにちは、しゅくだいやる気ラボ研究員のタナカです。
このコーナーでは、様々な研究レポートをご紹介します。
しゅくだいやる気ペンは、漢検で有名な日本漢字能力検定協会と一緒に初めて漢検を受検される小学生と親御さん20名にモニター(2021年12月~2022年2月)になって頂き、漢検受検までの学習状況の調査を行いました。今回、その中間報告を致します。
しゅくだいやる気ペン+いちまる問題集+過去問題集の活用で、子どもの学習習慣と集中力が身に付いた、向上したと保護者から評価頂きました。
また、取り組みについて、満足と答えた保護者は94%でした。
親から見た子どもの家庭学習態度の変化
下図は、親から見た子どもの家庭学習態度の変化をグラフに示したものです。子どもの学習態度を、
①漢字学習の好き嫌い、②学習習慣、③集中力、④漢字学習への意欲、
⑤他の学習への意欲、⑥漢字学習の得意さ、⑦漢字の丁寧さ
の7項目と定義し、しゅくだいやる気ペンを使った漢検学習を始めた直後、1か月後、2か月後(受検前)でアンケートに答えて頂きました。
その結果、3か月間で学習習慣、集中力、漢字の丁寧さの3項目で、身に付いたまたは、向上したと回答されました。
【研究員タナカからの一言】👦
今回の取り組みにより、学習習慣や集中力の向上、定着に効果があることがわかりました。漢字の丁寧さが向上するのは、新しい発見です。
しゅくだいやる気ペンを使ったはじめて漢検受検の取り組みと各ツールの評価
下図は、しゅくだいやる気ペンを使ったはじめて漢検受検の取り組みに関する満足度をグラフ化したものです。
今回の取り組みでは、『しゅくだいやる気ペン』の他、日本漢字能力検定協会が出版している『いちまるとはじめよう!わくわく漢検』問題集、『漢検 実物大過去問 本番チャレンジ!』の3つのツールで漢字学習に挑んで頂きました。
その結果、取り組み全体で参加者の94%が満足している。
使用したツールで満足度(役立ち度)の高かった順に紹介すると、
『漢検 実物大過去問 本番チャレンジ!』 100%
『いちまるとはじめよう! わくわく漢検』 88%
『しゅくだいやる気ペン』 82%
となりました。
【研究員タナカからの一言】👦
やはり、過去問は必須アイテムのようです。
漢検受検の結果
19名のモニターの方に受検して頂き、19名全員が合格となりました。
おめでとうございます。
(1名は諸事情のため受検できませんでした)
10級 7名 全員合格
9級 8名 全員合格
8級 4名 全員合格
また、20名のモニター全員が次回も漢検受検したいと答えました。
【研究員タナカからの一言】👦
携わったものとして、大変嬉しいです。下記にありますように、親御さんも大変喜んでおられます。
習慣化の実態
しゅくだいやる気ペンは、IoT機器です。今回、モニター参加者の方々の許可を頂き、実際の学習状況(しゅくだいやる気ペンを使った時間)をデータで見える化致しました。
下のグラフは、横軸が月日、縦軸が時刻を表し、赤い部分がしゅくだいやる気ペンが動いた(書く動作)時間を占めています。
ご家庭、お子様毎の事情にあった時間帯で、徐々に定期的に安定した形で家庭学習が習慣しているのが、グラフから見ることができます。
【研究員タナカからの一言】👦
ムラがあった家庭学習が、定期的に安定した形になっていくことと、朝学習する子どもが増えていくのがデータを見て分かりました。
褒める機会の変化
下図は、今回の取り組みの結果、子供に対して褒める機会が変化したかをアンケートによって調査した結果です。
70%の保護者が褒める機会が増えたと答えています。
【研究員タナカからの一言】👦
頑張りが見えてくると、褒めるタイミングが多くなり、増えていく。褒める方も嬉しいですよね。
まとめ
①今回の取り組みで、学習習慣、集中力、漢字の丁寧さが身に付いたと答えている。
②参加者の94%が、取り組み全体に満足じている。
使用したツールは、『漢検 実物大過去問 本番チャレンジ!』『いちまるとはじめよう! わくわく漢検』『しゅくだいやる気ペン』の順で満足度が高い
③参加者全員が合格し、次回もチャレンジすると回答
④家庭学習の実態をデータからみると、徐々に定期的に安定的に学習している様子がわかる。
⑤参加者の7割が褒める機会が増えたと回答
モニター参加者の声
今回、しゅくだいやる気ペンは、漢検受検のための学習にどのような効果があるか、IoTデータとアンケートで定性的、定量的に分析し、他の教材と組み合わせることで、効果的な学習、かつ習慣化に役立つことがわかりました。また、漢字を丁寧に書くといった副産物も得ることができました。
今後も親子のコミュニケーションと学びへの意欲とのつながりを解明しながら、IoT文具のデータを通じて家庭学習の可能性を探求🔥してまいります。