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かきほめノートは、しゅくだいやる気ラボに変わります。

2020年3月に開始したかきほめノートは、この度【コクヨ】しゅくだいやる気ラボに変わります。

「家庭学習を通じた、より豊かで愛情あふれる親子関係づくりをサポートする」ことを目的として、さまざまな教育専門家の方々へのインタビューを中心に発信してきた当アカウント。単なる商品PRではなく、より多くの方に「“ほめる”ことを通じた親子コミュニケーションの大切さ」というメッセージを届けたいといった理由から、アカウント名・コンテンツともに「しゅくだいやる気ペン」とは少しだけ距離をおいた発信を続けてきました。

そして2021年11月に、おかげさまでIoT文具「しゅくだいやる気ペン」は累計出荷台数2万台を突破しました。ユーザーの増加に伴いさまざまなIoTデータ分析ができるようになり、プロジェクトメンバーには発売開始時よりも多くのものが見えてくるようになりました。また、「しゅくだいやる気ペン」を日々の学習の中で使いこなしているユーザーも増え、私たちが想像もしていなかった活用方法や体験づくりがそれぞれの家庭で生まれていることを知りました。

こうした変化は、今度私たちはどのようなメッセージを発信していくべきか、立ち返って考える時期が来たのだと教えてくれているように感じました。

データで浮かび上がる、今の子どもたちの学び方

例えば、今年の8月末にリリースした「IoTデータから見た小学生の夏休み宿題事情」という情報。しゅくだいやる気ペンが使用されている時間帯や1日あたりの平均使用時間といったIoTデータと、「夏休みの宿題の取り組み方」と言ったユーザーへのアンケートから、私たちは夏休みの間ユーザーがどのように学びに向き合っていたかについて、以前に比べより高い解像度で想像できるようになりました。

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このようなデータを通じて、私たちは「子どもたちの学びにとって重要な体験」を深く理解していきたいと考えます。同時に、こうした情報やノウハウをnoteを通じてユーザーに発信することは、「より豊かで愛情あふれる親子関係づくりをサポートする」ことにつながるのではないかと感じています。

そしてもう一つ。このプレスリリースは、オンラインメディアやSNSで俄に話題になりました。しゅくだいやる気ペンを知らずとも、「子どもの頃の家庭学習」は誰もが通ってきた道であり、多くの大人の記憶に残る体験なのです。

しゅくだいやる気ペンのIoTデータやユーザーの声を通じて得た気づきは、「面白い」「なるほど」「参考になる」とユーザーに限らず多くの人に興味関心を持って受け入れられると知りました。そして、そうした発信によって「子どもの家庭学習」に対する世の中の興味関心を高めていくことにもわずかながら貢献できるのではないか、と感じたのです。

「かきたくなる。ほめたくなる。」に込めた意味

少し話が変わりますが、しゅくだいやる気ペンのキャッチコピーは「かきたくなる。ほめたくなる。」です。私たちはこの一文に、ぎゅっとメッセージを凝縮しています。

“すごいね” “がんばったね”と真正面から子どもをほめて、それを子どもがまっすぐに受け止めてくれる期間は、そう長くありません。「今しかできない」と言ってもいいかもしれません。その限られた時間、親子のコミュニケーションを少しでも豊かなものにするために、私たちは試行錯誤し続けたいと思っています。

新しいアカウント名に込めた思い

翻って、「【コクヨ】しゅくだいやる気ラボ」という新しいアカウント名について少しだけ触れさせてください。“コクヨ” “しゅくだいやる気ペン”を前面に出すことで、しゅくだいやる気ペンのユーザーが工夫したくなった際に探していただきやすいことを意識しました。そして「ラボ」は先述の通り、やる気ペンユーザーと一緒に試行錯誤した結果を、多くの方に「面白い」「なるほど」「参考になる」と思ってもらえる情報としてお伝えしていきたいという意図があります。

「“ほめる”ことを通じた親子コミュニケーションの大切さ」と「より豊かで愛情あふれる親子関係づくり」への更なる野望を胸にリニューアル、いえアップデートをした「【コクヨ】しゅくだいやる気ラボ」を、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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