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IoTデータから見た小学生の冬休み宿題事情【2021-2022版】

2021年の夏、しゅくだいやる気ペンチームではIoTデータとユーザーアンケートから小学生の夏休み宿題事情を分析し発信しました。その結果に対してオンライン上で興味深い結果としてさまざまなリアクションをいただきましたので、この度冬休み⛄の宿題事情も分析し、夏休みの結果と比較しつつご紹介したいと思います!

Q.冬休みに取り組んだ家庭学習は?

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まずは、冬休みに取り組んだ宿題の内容についてのアンケート結果から。算数・国語などの学校の宿題がそれぞれ89%で同率1位でした。続いて、各ご家庭で用意したドリルやプリントなどを用いた自習が68%となっており、3人に2人は学校の宿題以外にも自習を行っていたということがわかりました(その他、学習塾など家庭以外で学習していたケースもあったと考えられます)。

書初め・硬筆といった冬休みならではの宿題は50%(!)と、思っていたよりも低めな結果にちょっぴり驚きました…。親世代の子ども時代とは、宿題の中身も変わっているのかもしれませんね📚

Q.冬休みの宿題取り組みタイプは?

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冬休みの宿題取り組み方について回答してもらった結果、毎日計画的にこなす「コツコツタイプ」が44%で1位に…!その後は冬休みの前半に宿題を終わらせる「スタートダッシュタイプ」が30%、冬休みの後半に全力をかける「ラストスパートタイプ」が16%と続きました。実はこれ、夏休みの時のアンケートとほぼほぼ一致します。夏休みの結果と比較したグラフはこちら(↓)です。

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夏休みに比べて冬休みの宿題の量は少なめだと仮定すると、「ラストスパートタイプ」がちょっぴり増えたのも頷けるかもしれません。とはいえ、コツコツタイプ・スタートダッシュタイプが全体の74%になるので、多くの子どもたちは計画的に、または前のめりに家庭学習に取り組んでいたことがうかがえます✨

Q.しゅくだいやる気ペンのお役立ち度合いは?

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冬休みの家庭学習に「しゅくだいやる気ペンが役立った」という回答は全体の89%と、こちらも嬉しい結果に。具体的な効果としては、「カレンダーに付ける“花マル”がモチベーションになっている」「自分から机に向かって勉強している」がそれぞれ約半数という結果に。花マル機能によって「お父さんお母さんに花マルをもらう」という体験そのものが、モチベーションの源💪になっているようです。その他、「グラフ表示」や「ゴホウビ」などをそれぞれのご家庭で工夫して活用されていることもうかがえます。

IoTデータから分かる、学年別学習時間

続いて、IoTデータの分析をご紹介します。学年別の平均利用時間を調べたところ、以下のような結果に。どの学年でも、冬休み前と比べてやや増加傾向が見られました。

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時間帯別利用率

時間帯別の利用状況については、全ユーザーの分析データとなります。こちら、冬休み前は15時~20時台の利用が多く、ピークは17時台でした。しかし冬休みに入るとピークは9時台~10時台に変化しており、多くのユーザーが午前中に学習に取り組んでいたことが分かります。加えて午後も昼~20時頃にかけてゆるやかな山が生じていることから、午前と午後の両方に家庭学習を行っていたユーザーも一定数いたのではないでしょうか。

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まとめ

2021-2022の冬休み分析結果はいかがでしたか?しゅくだいの内容や取り組み方など、自分が子どものころはどうだったか…と思わず振り返って考えてしまった方も多いのではないでしょうか。お子様に「私が子どものころはね」と体験談や失敗談を話してみると、意外と?盛り上がるのでおすすめです😊

冬休み後の3学期は比較的短く、あっという間に春休みを迎えます。進級・進学・新生活に向けて慌ただしくなりますが、そんな中でも毎日コツコツ✨学んでいる子どもたちを引き続き応援していきたいですね。