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ギアーズ三部作の二作目【評価・感想】『ギアーズ・オブ・ウォー2』レビュー

今作は、2008年に発売されたメインシリーズの二作目。『ギアーズ・オブ・ウォー』の後を描く続編になり、初期三部作の二作目にあたる作品でもあります。

  • 対応機種:Xbox(互換)

  • プレイ時間:10時間~

  • ストーリー:前作の後。マーカスらは依然として人類の脅威であるローカストと対峙する。一方、相棒のドムは行方不明になった妻を探していた。

前作と同じ、でもより派手に


前作『ギアーズ・オブ・ウォー』は、『kill.switch』のようなカバーシステムと『バイオハザード4』のような肩越し視点を取り入れたTPSとして、一つのスタンダードを確立した記念碑的な作品でしたが、その続編にあたる今作は、それを拡張した正統派な二作目になっています。

カバーシステムやシューティングの感触、敵として登場する「ローカスト」など、基本的には前作の要素をそのまま受け継ぐ形になっていますが、そんな中でも、ちらほらと目新しさを感じるものは用意されています。

カバーから出た時の動作が少し高速化していて、戦闘のテンポが良くなっていたり、仲間が(前作比で)賢くなっていて、回復してやる頻度が低くなっていたりします。また、研究施設や市街地など、ロケーションが多彩になっていて、それに合わせて銃撃戦の合間合間にあるイベントも増えています。加えて、デカい敵やボスと戦う機会も増えており、前作以上に派手な戦闘が続きます。

全体的に演出の密度が高くなり、アクション色も強くなっています。多くの二作目と同様に、一作目から順当にアップデートしており、高く上がったハードルを難なく超えてみせています。

一作目好きなら遊ばない理由はないですし、期待に答えてくれる二作目になっています。

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