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ロマンと分析と

イメージというか概念のお話です。

一見カオスというか支離滅裂な状況があったとして
でもそれは、私の認識であって
私の見ている方向からはそう見えるだけであって

きっと、どこかの誰か(神様的な?)の視点・視座から見れば
そこには凛とした秩序が横たわっている
あるいは得も言われぬ美しさが姿を表す

みたいなことを想像するのが好きです。

映画のタイトル前に流れる、
視点が動いていろんなかたちが現れるけど
最後はその映画作ったところのロゴだった
あんな感じ(伝わっているかな?)


電子カルテと言われる、とある病院のデータベースには
これまで診療された患者さんの状態や
その患者さんに携わってきた医療者の足跡が
膨大なデジタルデータとして残されています。

そこには、まだ誰も気づかなかった
人や人生に関する知見、ヒント、みたいなものがあるのでは?
と思って、データの海を泳ぐ訓練をしています。

そのトレーニング方法がSQLだったり統計だったり
というわけです。

もう少し若ければ、学会ででも発表してやろうと
鼻息も荒くなるのでしょうが
今はそういうことより
このロマンを後輩に伝えたいなぁ、
伝えるために訓練をしているようなものです。

残念なのは
このロマンをいっしょに語れる人がいないこと。
お給料を頂いているだけの業務でヘトヘトですから
無理もないのですが
私もそうだったから、よくわかるのですが。


だからこそ
もっと簡単に、噛み砕いて
真髄だけでも伝えられたらいいのになぁ、
と思うのです。

そう思う反面
苦しんだからこそ理解したときの喜びがひとしおなのであって
簡単に手に入っちゃ有り難みもないのかな
と思ったり。

今日も私はロジスティック回帰分析を追いかけています。
振り向いてもらえない片思い中。


***


タイトル画像は”book-on”さんにお借りしました。


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