「こっそり」に気を付けろ！

先日、仕方なく珈琲缶を買うことになった。買って驚いたのだか、内容量が170gと小さいサイズだった。
いつだったかラジオでは「こっそり変える」企業が増えていると言う話だった。

今までは企業努力で保ってきた商品内容が、ここにきて一気に原材料、飼料代が嵩んできた。電気もそうらしい。知り合いのカフェでは、電気の自由化を受けて、なるべく自然エネルギーを使う電力会社に鞍替えした。ところがここにきて8万円の電気代の請求が来たと言う。こっそりできないいきなり値上げが起きた。

食品では今までは60gだった内容量を55gにしたり、値段そのままで「こっそり値上げ」が起きるらしい。

発酵食品は、時間をかけて、こっそり美味しくなる仕組みだが、もしかしたら原材料によっては「こっそりこっそり食品」になってしまうかもしれないのだ。

現状維持のホメオタシスに気づかれないように、こっそり変えるのは、習慣のなせる技だが、実感をどれだけ磨けるかが分かれ目になるだろう。

五感を研ぐ意識を保ち続けないと、思わぬところで喰らっちゃうかも。
これを機会に、本当に必要で重要なものだけを買うとか知的防衛を発動した方が良いのではないだろうか。

どうぞ皆様ご安全に！！！