オムライス専門店ですってよ
ぶらつき
午後一開始の映画の前に、映画館併設のショッピングモールでランチの場所を選定をしていると、ふとオムライス専門店が目に入った。
店名は「ラケル」。
外食するにあたってオムライスという選択肢をとる予定はなかったのだが、昼前でごった返している中ちょうど席が空いたとのことで、タイミングも良かったので入ってみることにした。
いざ入店
入ってまず気付いたのがウェイトレスさんの制服が可愛いこと。
照明が暗めで落ち着いた店内で席に着くと、水差しも風変わりなガラス瓶だった。
店内の装飾や雰囲気は“イギリス湖水地方の農家のダイニング”をイメージしているそうだ。
今回はデミグラスハンバーグオムライスのセットを注文。
コーンスープがついておりドリンクとデザートは選択式。
私はレモネードとラケルブリュレを注文した。
まず運ばれてきたのはスープとメイン。
ドリンクとデザートは食後にお願いした。
写真で見るとわかりづらいが、オムライスは縦に大きく丸みを帯びており食べ応えがありそう。
実食
オムライスの中身はピラフである。
具はなく味付けは淡白、当然といえば当然だがデミグラスや卵、ハンバーグとともに食べても邪魔しないように主張を抑えている感じ。
その弊害かオムライス中央付近のライスが多い部分に差し掛かると、少し物足りない感じがある。
デミグラスソースやハンバーグは十分な量あるため、都度ライスと絡めながら食べ進めても足りないということはなかったので安心だ。
卵はとろーりと銘打っているものの、とろーりとかちかちの間ぐらいの固さ。
個人的には固めが好きなのと、デミグラスに卵が溶けてしまうことがなく卵とソースそれぞれの存在をしっかりと感じられたのでちょうどいい加減だったように思う。
食後に運ばれてきたブリュレはモッタリとした触感と甘みがかなり相性が良く、パリパリのカラメルの甘苦さがアクセントとなり飽きることなく食べ進められる。
この日食べたものの中で一番おいしかったかもしれない。
レモネードはスカッとしたというよりは軟水のようなまったりとした甘みがある。
想像していたより酸味の刺激は強くなく、食後の口内をちょうどよくさっぱりと流してくれた。
退店
しっかりと料理を堪能させていただいた。
おなかは膨れたが、ただやっぱりオムライスは家庭料理で十分かもと思ってしまった。
味の満足感に対して1,900円弱はちょっとお高めだったかなぁ。
財布へのダメージが痛い。
オムライス専門店ではあるが、メニューを見ているとその他にもローストビーフなんかに自信がありそうだった。
またオムライスの中身についてもピラフ以外にチキンライスを使ったメニューもあるっぽい。
もしまた来るような機会があるならばそういう方向で攻めてみてもいいのかも。
ちょっとした勉強代を払ったところで、今回はここまで。
参考リンク
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