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【仕事】リーダーシップ/まとめる力

(全1,111文字)
皆様おはようございます。
毎週水曜日は、お仕事やビジネス関連記事の投稿日にしている、かけうどんです。
今日は、『ちょっと誤解されがちなリーダーシップ』について書きたいと思います。

過去のお仕事記事はこちらのマガジンにまとめております。

リーダーシップとは?

リーダーシップ。
良く聞くキーワードですよね。
人間が2人以上そこにいたら。
何らかの目的をもって集まっていたら。

そこには必ず、集団を引っ張っていくリーダー的な役割の人が必要になります。

リーダーシップという言葉、普段から当たり前のように使っていませんか?

ニュアンス的には集団をまとめる力のように使われることが殆どだと思います。

間違いではないと思います。

ただ、実はこの言葉の定義ってないんです。

辞書で調べると、それなりのことは書いてありますが、集団をまとめ率いる行為そのものは、日本語で言うと『統率』という二文字が当てはまります。でも、そもそも感情の生き物である人間をまとめることは実は不可能なんです。

古くは孔子や孟子、孫氏の兵法書などで触れられていて、大昔からある戦いの原理・原則の中にヒントがあります。その後も、様々な統率論が書かれているものの、コレという決定的なものは無い。

リーダーシップと言う言葉が日本に入ってきたのは戦後のこと。我が国ではまだオーソライズされきっていない『統率論』に上書きされた西洋の概念に基づく言葉です。

答えが無いではオチがつきません。

私が最近読んだ本の中で、比較的分かりやすいものはこれかな?と言う本をご紹介します。

元スターバックスの社長さんが書いた本。

会社や組織内での人間関係のつくり方、上司から部下や後輩へどう接したら上手くいくかといったことが詳しく実例に基づいて書かれています。

専門用語などは使われていません。
とても読みやすいです。

個人の勝手な思い込みや考え方を押し売りするものではなく、誰が聞いても『そうですね』と思えることが書かれていて、とても腑に落ちる話ばかりです。

リーダーシップが必要な方も、そうでない方も、職場での人間関係は必ずついてまわる話ですから、一度は読んでみてはいかがでしょうか。

体系的な勉強がとてもしづらい統率やリーダーシップですが、この本は今の時代を生きるビジネスパーソン、特に若い世代の方々に読んでもらいたいなと思います。

最後に…

恐らく岩田氏は統率やリーダーシップに係る過去の文献はたくさん勉強されているんだと思います。でなければ書けない内容でもあるし、何より、ご自身がそれらを実践し、体得しているからこそ、自分の言葉でこうして書けるのではないかと思えます。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。


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