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【もっている能力が違う?】


もっている能力が違う

と言って、指導者がそれを言い訳にしていないか?

それを言うなら、

コーチ・指導者を
名乗るべきではないと自分は思っている。

↑みたいなことを言うと

いやいや、藤枝順心でやっているから
最初から皆んなできるんでしょ?
最初からもって入ってくる能力違うでしょ?
藤枝順心だから言えるんだよ

って言う人が圧倒的に多い。
だけど、そんな事はない。
それを言ってる事自体がナンセンス。


現在担当している幼児も含めて、
私は社会人選手など沢山の選手やカテゴリーを担当してきました。

これは前回のnoteにも書いた部分になるのだが、
どのカテゴリーでも選手の特徴はそれぞれ違う。

ショートパスが得意な選手がいれば、
ロングパスが得意な選手もいる。
テクニックに優れた選手もいれば、
フィジカルに優れた選手もいる。

それは他の選手と比べてではない。
その選手の中のことである。

その選手の中で、
どんな状況でも自分の良さを出せるように働きかけてあげる事が指導者には必要なんじゃないかと思う。

成長の種は常にあって、
達成できることは多くあるはずです。

それを踏まえて選手たちが
『自分らしさ』を見つけて、
身体も心も大きく成長できるように寄り添う必要があると思います。

選手皆んな個性が違う。
チームの目標が同じであっても
どう成長したいかというモチベーションは違う。

各々の気持ちを理解しながら、理解しようとしながら
1人ひとり接していく。
チームを同じ方向に向かわせて
皆の気持ちを高めていく。

そもそもは
私が持っている能力を周りと比べようとすると、
それこそ無くて、私が高校生の時はその高校も周りと比べて能力が高くなんかはないので前評判も低かったんじゃないかと思います。
高校選手権で優勝するなんて誰も思ってなかった筈です。でも、高校選手権で優勝出来たんですよね。
僕の恩師は向き合い続けてくれました。

最初からもっている能力が違う

それを、理由にしない。
それを理由にしていたら絶対にそれ以上にはならない。
選手も指導者も。

どんな人でも可能性は無限大。

コーチと言われる仕事に、
選手の能力の大小なんて関係ない。

皆さんはコーチとしての自分のスタートって
どこでしたか?

それを私は忘れないようにしたい。

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