#32 エンプロイアビリティ
エンプロイアビリティ=雇用されうる力
企業側からみて、「あの人なら雇いたいな」と思わせる魅力のことをエンプロイアビリティと言います。あなたが社長だったら、あなたを雇いたいか?という事です。一般的に雇いたいか雇いたくないのかは、次の三つの項目見られます。
■知識・技能
高い人
・社会人としての基礎力がある。
・職業人として汎用性能力を保持し、かつ専門性がある。
・即戦力として期待させる。
・潜在能力を感じさせる。
低い人
・社会人としての基礎力が弱い
・職業人としての汎用性能力がいまひとつで、専門性能力も弱い
・即戦力としてアピールできない
・潜在能力を感じさせられない
■思考・行動特性
高い人
・自律的に思考・行動ができる。
・自分の強みを具体的な実績をあげてアピールできる
・雇用企業が人材を求める文脈に合わせて、自分を位置づけられる
低い人
・思考、行動における自律性が弱い
・自分の強みを具体的な実績を上げてアピールできない
・雇用企業が人材を求める文脈に鈍感で、そこに自分を位置づけもしない
■価値観・人柄
高い人
・組織の中で協調的にやっていける人柄である。
・企業理念、バリューと、自分の価値観を調和させて、動機付けできる。
低い人
・組織の中で協調的にやっていけなさそうな人柄
・自分の価値観を押し出すだけで、企業の理念やバリューに無関心
まとめ
ブラック企業から自分を守るためにも、エンプロイアビリティを高くする必要があります。人をひどく扱う企業に入ったとしても、そこを去っても他にちゃんと自分をやとってくれるところがある。そういう実力と自身をつけておくことが重要です。
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