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入院時の常識は、普段の生活の非常識?

今日、精神科入院の常識として、常にコップがいるし、必需品ということに触れた。
コップ、強いて言えばプラスチックのそれは、薬や食事のお茶や歯磨きのうがい、ジュースを注ぐことなどに使い、入院時には、なくてはならない。
しかし、これは、一般的な生活では、非常識かもしれない。
今では、熱いお茶を飲むのは湯呑みだし、冷たいものは、タンブラーなどで飲んだりしている。プラスチックのコップ1つで全てを補うことは、今を思うと変な感じである。
今までは、コップについて考えてきましたが、入院するということ自体は、普段生活からすると、非常識なことですよね?でも、それが3ヶ月も続くと、その入院生活が常識になってしまうのです。恐ろしいですが、病院の外へ行くことさえも怖いと思うようになってしまいます。
わたしも、入院後の最初の外出は、外の空気が違うと感じ、心臓がバクバクして、すぐに病院に戻っていきました。
だから、精神科の長期入院の問題は、普通じゃないところを普通と思うようになってしまうこと、そして、もう一般社会に戻れないと自分が思い込むこと、そして、家族や周りも戻ってこなくていい、と思ってしまうことにより、死ぬまで入院してしまう、というケースが実際にあるのです。
わたしは幸いに、半年で、退院できたのでよかったのですが、もし、退院できてなければと思うと、怖くなります。
入院患者により、病院の経営が安定している日本の精神科の今を変えないと、犠牲者が増える一方だと思うのです。
したいことができない入院でも、ご飯と寝るところが保障されている入院。
ここは、居心地がいいところだ、と洗脳されて、長期入院患者は明日の朝日をまた迎えるのだと思います。
もっと、楽しくて、美味しいものが食べれて、自由があるそんな一般的な生活があることを知ってほしい、そう思います。
「オキナワヘいこう」の上映会を開催して、本当にしたいことを見つけることもできました。
1.自分にできる仕事をしたい!ピアスタッフとして働いてみたい。
2.車を購入して、また、運転をしたい。
3.全国47都道府県全てを講演で周りたい。

1つ目のピアスタッフとして働きたい、というのは、自分の病気をした経験を活かして、働いてみたいということです。

2つ目の車の購入と運転は、今、グループホームで、生活保護を受給して生活してるため、車の購入はおろか、運転さえもできません。車の購入をして、自由に好きなところに出ていきたいと思っています。

3つ目は、講演をリアルでそのうちしたいな、と考えていて、できれば、全国47都道府県それぞれの土地で、やることが出来ればすごく嬉しいな、と思っています。

以上、入院時の常識は、普段の生活の非常識?と、わたしの夢について語りました。
長文お読みいただき、ありがとうございました。

#オキナワへいこう #かけるん #長期入院 #ピアスタッフ #精神科

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