いつだってBUMPが教えてくれるのは、つまずいた時の「起き方」ではなく「起き方を知ってること」
部屋で一人になる
スマホの通知を全てOFFにする
イヤフォンをして照明を消す
布団に転がって心を無にする
これがBUMPの新曲を聴く時のルーティン。
なんでかは分からんけど、中2の時からずっと変わらず、BUMPが生んだ曲を受け取る瞬間ってすごい大切に感じてる笑
5/18 0:00 NHKの朝ドラ「おかえりモネ」の主題歌にもなっているBUMPの新曲「なないろ」がリリースされた!👏
これがもう、心が動かされる、キラキラしてるように見えてすごくリアルで、BUMPが大事にしてる価値観が色濃くでてる名曲で(新曲出るたびに言ってるけど笑)2019年のツアーファイナルのMCで言ってたことや遥か昔の曲とも繋がってて改めて俺はBUMPのリスナーでよかったと思ったので語りたくなりました🙋🏽♂️
まずタイトルの「なないろ」。
漢字で「七色」じゃなくて平仮名であることにすごく意味があると思って、前にBUMPもラジオで言ってたけど七色と言えば虹のイメージだし、よくBUMPの歌詞にも「虹」っていうワードが出てきます。
でもBUMPが唄うのはこの七色に輝く「虹」自身のことというよりはそれを構成する「雨」のところ。
よく「雨の後には虹がかかる〜♪」と「つらい事があってもきっとこの後いい事あるぜ」的なことを言う曲もあるけど、BUMPは「そのつらい事含めてかけがえのない自分で、キラキラしてるんやで」ってことを色んな曲で伝えてる気がする。
「なないろ」のジャケット写真も虹ではなく、雨を降らせてた雲が七色になってる↓
歌詞でも
「昨夜の雨の事なんか 覚えていないようなお日様を
昨夜出来た水たまりが 映してキラキラ キラキラ
息をしている」
「治らない古い傷は 無かったかのように隠す お日様が
昼間の星と同じだね 本当は キラキラ キラキラ
この街中に」
「乾いて消える水たまりが それでも キラキラキラキラ
青く揺れる」
と、キラキラ輝いてるのは水たまりであり、治らない古い傷であり、それは乾いて消えても輝き続けるんだと。
そしてこれを
「あの日、”虹”を見た昨日の僕」が
「そのなくせない記憶は傘のように 鞄の中で出番を待っていて」
「手探りで今日を歩く今日の僕があの日見た虹を探すこの道を疑ってしまう時」
に教えてくれると言ってます。
これ!!2019年のツアーファイナルで藤君の最後のMCで
「今君が大きな声で、小さな声で、あるいは心の中で歌は未来の君に向かってくんだと思うよ。
この先の未来どんなことがあるか分からなくて、もう立ち直れない、太陽の下にも出られないって時が来るかもしれない。
その時に「お前あの時あんなに元気な声で歌ってたじゃないか!」って助けに来てくれるんだと思う。
(そのまま感情が溢れて「スノースマイル」と「花の名」を演奏した後)
魔法みたいな夜だった!でも魔法なんかじゃないんだ。
俺とお前が音楽を目印にして待ち合わせが偶然うまくいった、ただの普通の日なんだ。
そして明日も今日の続き、死ぬまで今日の続きなんだ。
君がどんな状況にあっても俺の曲は側にいる。思い出せなくても勝手に。」
こんなことを言ってて、「どんな未来が来ようと今の続きで、今の自分がいつか救いにきてくれる」というMCの言葉をそのまま唄にしたような曲だなと思う!!
ちなみにこの時のMCがあるからこそ、メンタル弱めの人が多いBUMPリスナーがコロナ禍でも頑張れてるからやっぱりBUMPこそが救世主や👏
そして「なないろ」の歌詞で
「つまづいて転んだ時は教えるよ 起き方を知っていること」
と、「起き方」ではなくもう君は知ってるんじゃないの?あの時もそうだっただろ?
って語りかけてくれるBUMPが本当に大好きです。
最後の歌詞に
「いつかまた会うよ 戻れないあの日の七色」
と、ここで漢字で「七色」って言うの深いなぁーーーって聴けば聴くほどのめり込む曲ですね🤩
ちょうど日本が梅雨入りした日に「雨」を題材にした「なないろ」がリリースされ、緊急事態宣言は延長するわ、五月病やらと落ち込みムードの中、朝ドラの主題歌として毎朝テレビで流れてるの、少しでも日本が元気になるんじゃないかなと願っております🥰
ぜひぜひ、一度聴いてみてください!!!↓
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