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作業主任者


これまでこの分野での出題は↓↓コレのみ!

次のAからDの作業について、法令上、作業主任者の選任が義務付けられているものの組合せは(1)~(5)のうちどれか。

作業内容が4つ示されていて、そのうち2つ選択された組合せを選ぶ問題。
(組合せでなく5つの選択肢から1つ選ぶ場合もあり)

つまり、作業主任者の選任が義務付けられている作業内容や場所を覚えればいいだけ!
たくさんあるけど、ここはひとまずのぐちゃん先生の語呂合わせに頼って覚えよう!

作業主任者とは

技能講習を修了した者や免許を受けた者、すなわち資格取得者のこと。
また資格そのものを指すこともあります。

作業主任者を選任しなければできない作業名、作業場所を早速覚えるぞ。

作業主任者の選任が義務付けられているもの


四国特有しこくとくゆうなまりの石綿硫硝いしわたりゅうしょうさん

①四国   : 四アルキル鉛
②特    : 特定化学物質
③有    : 有機溶剤
④なまり  : 鉛             
⑤石綿   : 石綿
⑥硫酸   : 硫酸(特定化学物質)
⑦硝酸   : 硝酸(特定化学物質)
⑧さん   : 酸素欠乏危険個所

これらを取り扱う作業場には作業主任者の選任が必要。
石綿硫硝さんを覚えても完ぺきではない。
のぐちゃん先生の語呂合わせだけで済まないのがこの分野。

石綿硫硝さん以外で考えること

1 免許保持者
2 酸素欠乏個所とは
3 例外

免許保持者

次の3つの作業をする際も作業主任者が必要です。

高圧室内作業
放射線業務
ガンマ線照射装置を用いて行う透過写真の撮影

これらの作業主任者は技能講習修了者ではなく免許保持者でなければならない。
この3つ、石綿硫硝さんには入っていないので改めて追暗記!

酸素欠乏個所とは

これが一番厄介。
問題文に

石炭を入れてあるホッパーの内部における作業

と出てきても、ここが酸素欠乏個所ですよ~とは書いていない。
これが酸素欠乏個所と分からなければ問題は解けないのです。
そしてこの酸素欠乏個所はこれまでも4種類が登場しています。

過去10回で登場した酸素欠乏個所がこちら↓↓

飼料の貯蔵のために使用しているサイロの内部における作業

酒類を入れたことのある醸造槽の内部における作業

石炭を入れてあるホッパーの内部における作業

乾性油を入れてあるタンクの内部における作業

今後登場しそうなのが

ドライアイスを使用している冷蔵庫
鋼材、くず鉄が入った船倉

など。

どういったところが酸素欠乏個所にあたるのか把握しておく必要がある。

例外

特に「」に例外が多い。

事業者は、令第六条第十九号の作業については、鉛作業主任者技能講習を修了した者のうち から鉛作業主任者を選任しなければならない。

とされていますがそれは安衛令別表第4第1~10までのこと。

つまり安衛令別表第4第11~はすべて例外ということ!

その数8

まあ覚えられないので主なもの3つだけでも頭の片隅に置いておきましょう。

作業主任者の必要のない鉛作業
・はんだ付け作業
・鉛化合物を含有する絵具での絵付け、または絵付け作業を行った物の焼成作業
・溶融した鉛を用いて行う金属の焼入れの業務に係る作業

とりあえずこの3つを押さえておけばいいと思いますが、安衛令別表第4第11~18に一度目を通し自分なりにイメージしておくことをお勧めします。

過去問題を解いてみよう!

2019年以降毎年出題されています。

問題形式に慣れるためにもぜひ「作業主任者」過去問を解いてみてください。


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