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【手筋】覚えておきたい手筋 Part.71

AbemaTVトーナメント、永瀬-森内戦より。

問題図

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相掛かりの持久戦になり、先手から▲4四銀△同金▲7一角と銀を捨てて飛金両取りを掛けたところ。

アマチュア初段程度だとこの両取りを掛けられると負けたような気分になってしまう方もいるかもしれないが、落ち着いて対処すれば大丈夫。

次の一手はこれしかないところだが、3手目を頭にいれておきたいところだ。



解答

正解手順 △4二飛 ▲5三角成 △5二銀

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△4二飛で飛金を助けるのはこの一手だが、▲5三角成の飛銀取りには、焦らず△5二銀で駒のタダ取りをされないことが大切な一手。

以下▲4二馬△同金となれば、後手が銀得(問題図の直前に銀を捨てている)しているので、指すやすい局面となる。
しかし受けに回る展開になるので受けの力が必要だ。

なお、△5二銀に代えて△4三飛で両取りを受ける手もあるので、局面に応じて選択したい。

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