見出し画像

【思考は現実化する。なぜなら言霊がだから。】

(出典:https://cdn.pixabay.com/photo/2015/01/16/08/31/skeletal-601213_1280.jpg)

【思考は現実化する。】 これはナポレオンヒルの本のタイトルになっている有名な台詞である。 思考、つまりは言葉である。 言葉の力は侮れない。

そもそも、人類は言葉によって思考を 広げてきた。 言葉とは2つの役割がある。 ①思考を広げるため。②人に伝えるため。 言葉がこの世になかったとしたら、人類は文明を発展させることは出来なかっただろう。

言葉の形は原始時代(言葉1.0)ではイラストであり、それがやがて漢字やアルファベットのような形になった。

しかし、視覚化だけではメッセージを移動させることは出来ない。また議論をして、そのメッセージの質を高めることも出来なかった。 そこで、人類は言葉の2つ目の役割を発明する。つまりは、声に出して言葉を発することである。(言葉2.0)

言葉を発してメッセージを伝達することが可能になり、相互に物事を考えることが出来るようになった。 また、言葉を自身の頭の中に浮かべることで、抽象的な物事(中長期物事)を思考することが可能になったのだ。

それほど言葉は人類が進化する上で重要な役割を果たしてきた。 ここまではマクロの視点、原始時代で言葉を考えてきたが、ミクロの視点、現代ではどうなるか。

結論から言うと、ミクロの視点、現代でも言語は進化するためにある。 言霊という言葉がある。 文字通り、言葉には魂が乗るという意味だ。 つまりは、言葉=自分なのである。 仮説を立ててみてほしい。 もし、あなたの言葉、思考が英語だったら、 性格は同じままだと思うだろうか。 おそらく、全くの別人の思考になると考えられる。

理由は言語的差異が英語と日本語では大きい。英語は文法的、論理的な形が重要にされるが、日本語は主語が無くても伝わるし、あいまいな表現が多くある。 つまり、英語で言葉、思考をすれば、英語圏的な人になり、日本語で言葉、思考をすれば、日本的な人になる。

繰り返しになるが、言語=自分である。 どんな言語を使用するか、どんな言語で思考をするかで個人の性格が決まる。 まさに言霊と言うことが出来る。 言葉は自分を決めるのだ。

自分の言葉によって自分の人生を変えることが出来る。 言葉の力を意識して上手く使えていれば、 人生をコントロールすることが出来る。 言霊は科学的には証明が出来ないかもしれない。 しかし、歴史的、感覚的な角度からは十分に納得することが出来る。 言葉を大事にすることは、日々の生活を豊かにする。