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ヘミシンク体験記9

20200412
Wave4-3


本日、遂に素晴らしい体験ができました!
自分のガイドに会えました。
涙が出るほど嬉しい体験でしたので
順を追ってレポートします。

自由度の高いフリーフロー


今日はWave4-3、フォーカス12のフリーフローをやりました。
フリーフローというのは自由に探索できるセッションで、ほとんどナレーションもなく、自分の意識が連鎖するままに色々な物事を自由に体験できる内容になっています。

私がやっているゲートウェイシリーズはヘミシンクの学習キットなので、訓練的な内容が当然多いのですが、そればかりやっていると結構疲れますし、
何度も繰り返すうちに正直飽きてもきます。^^;
ですので私は自由度の高いフリーフローが特に好きで、学習セッションは程々にしてフリーフローばかり選んでしまいます。
今日もどうしてもWave4-3のフリーフローをやりたい気持ちが強かったので、まだWave3の全てのセッションも終えていないのに、楽しむことが何よりも上達の一番の近道!と信じて、飛ばしてやってしまいました(笑)

今思えばその衝動こそまさにガイドから現世の自分へのサインだったように思います。


見知らぬ赤い世界へ



Wave4-3ではまずフォーカス10に行き、その後フォーカス12へ導かれます。
あとは自由に探索して良いというナレーションがあり、まさに広場に解放されるような感じがしました。

まず、最初にイメージに浮かんだのは空も建物も真っ赤な都市でした。
あまりの異世界な景色に一瞬不安になりましたが、気を取り直して周囲を見回しました。
すると足元は意外にも古い石畳の道であることや、高い建物も無機質な近代建築という類ではなく、どこかほっとするような温もりのある石造りの建物でした。
高い建物の間を縫うように細い路地が眼前に続いていたので、そのまま赤い世界を先に進みました。


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しばらく進むと建物を抜け、広場につきました。
(※実際は一瞬のことで時間の感覚もないので「しばらく」という表現があっているのか解りませんが、意識内では「しばらく」進んだという感じがしました。)

そこは海岸沿いの丘の上で足元には高さ30センチほどの草が一面に茂っていました。
そして、この世界が赤い理由が解りました。
それは夕焼け空の赤い色が全ての建物にも反射した赤い世界でした。
太陽は水平線に沈もうとしていました。
見渡す限りのパノラマビュー、筆舌に尽くし難い美しさでした。
感動してその景色を見ていると、20mほど離れたところに人影がありました。


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出会い


私はその人影に近づき、話しかけることにしました。
近づくにつれて、顔ははっきりしませんが、どうやら若い男性で、ベストのようなものを着ていて、
白黒ストライプの長袖Tシャツのような服を着ているのが解りました。

「こんにちは、あなたは誰ですか?」

私が話しかけると、一瞬彼が襲いかかってきたような恐怖を感じたので、咄嗟にイメージから抜けて我に返りました。
そしてすぐに、これは自分のなかの緊張感が招いたことだということが解りました。
まるで見知らぬ犬や猫に近付いたとき、こちらが緊張していたら、相手もそれを察知して身構える時に感じる戦慄に似ていました。

今の自分の語りかけの中に、優しげな態度の裏に、実は他者に心を許していない緊張感があったことが、なぜか一瞬のうちに分かりました。
私は一旦心を落ち着けて、また先ほどの夕焼けの丘をイメージしたら、彼はまだそこにいました。
私は再会できて本当に良かったと安心して、今度は先ほどとは違う心持で、敬意と親しみを心に抱いて尋ねてみました。

「こんにちは、あなたは誰ですか?」

すると彼は何も言いませんでしたが、彼の姿がはっきり現れました。

なんと彼の顔はハヤブサでした。
体は人型でしたが、ベストのよう見えた上着も、ストライプの長袖Tシャツも、彼の体の模様であることが解りました。
彼の顔はとても精悍で美しく、まるでエジプトの太陽神ラーやその息子ホルスそのものでした。私はその素晴らしい存在に一瞬で心を掴まれました。


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私があまりに感動してあわあわと動揺していると、彼は何も言わずに翼を広げて屈み、背中に乗れという仕草をしました。
彼の体はいつの間にか大きなハヤブサそのものの姿に変わっていました。

彼の背中に乗り、背中越しにその大きな瞳を覗き込んだら、なんとも言えない安心感と頼もしさがありました。
彼は私を乗せて、赤い夕やけ空に舞い上がり、赤い海の上空を優雅に、時々スピードをあげて飛んでくれました。

前回の体験記に描いた、空や街並みをすごいスピードで飛んでいた時も、私は彼の背中に乗っていたんだということが、今日やっと分かりました。
今まで何度となくおきた空を飛ぶ体験は、きっとこの彼がついていてくれていたんだと思うと、なんとも言えない恍惚感とともに涙が出ました。


ガイドとの対話



しばらく空を飛んだあと、私たちはまた先ほどの丘の上に降り立ちました。
私は興奮しまくっている心を一旦落ち着かせ、この出会いを確実にするために色々と話しかけました。彼は明確な言葉では語りませんでしたが、イメージでちゃんと答えてくれました
テレパシーというのはこういうことかと思いました。

「あなたは私のガイドですか?」明確に「そう」とは言いませんでしたが、彼の大きな優しい目が肯定しているように感じました。

「あなたの名前を教えてください」
名前は特に必要ないんだよという雰囲気が一瞬ありましたがただ今後ずっとハヤブサさんというのはちょっと違うなぁと思って私はあなたを固有名詞で呼びたいのですという感情を送ったら

「カイル」という名前を教えてくれました。

カイル!なんて素晴らしい名前!私は嬉しくてたまりませんでした。初めて非物質の世界に友達ができたんだと実感しました。名前には二つのものを繋ぐすごいエネルギーがあるんだとも思いました。

カイル現れてくれてありがとう。
初めまして、どうぞよろしく、これから君といろんな場所に行きたいよ。
私は子どものように興奮していました。
私は嬉しさと感動のあまり、実際には座禅を組み目を閉じた状態で泣いていました。


ふたりはひとつ


カイルは再び私を背中に乗せて飛んでくれました。

カイルの背中越しに綺麗な夕陽を眺めて飛んでいるときに
僕もカイルのように自分で飛んでみたいなぁと思いました。

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するとカイルは鳥の姿から人間の体に変わり、私とカイルは手を広げて横に並び、互いの手をつないで飛んでいるような体制になりました。
おかげで私は自分が大空を飛んでいるような状態なれました。

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心に思っただけなのに、すぐに願いが叶ったことに驚いていると、次にカイルの体は幽体のようになり、私の体へスライドしてきてぴったりと重なりました。

カイルはそのまま私の体に溶け込むように姿がなくなりました。

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私は心にカイルが重なっていることを実感しながら、そのままひとりで大空を飛びました。
なんともいえない安心感と自由な心地で、カイルを感じながら飛んでいるとまた気がつきました。

カイルはこれまでも常に私と一緒いたし、これからもずっと一緒だということ。カイルはもう一人の私自身であり、ガイド、ハイヤーセルフというのはそういう存在だということを身をもって実感しました。

私はヘミシンクを始めた目的の一つに、自分のガイドスピリットに絶対に会いたいという強い想いがありました。
きっとどこか遠いところで自分を見守ってくれているガイドが必ずいるといつも思っていました。

しかし今日カイルに出会い、実はガイドはどこか遠いところではなく、今ここの私の中に常に一緒にいるということに気がつきました。
本当に嬉しくてたまりません。

ヘミシンクを毎日聞き続けて約2ヶ月、今日初めて明確な気づきを得た体験ができました。

昨日までに断片的にみたイメージや印象的な短い体験も、今日カイルに会うまでの布石のようにも思いますし、これからさらに訓練して、もっとクリアに様々な体験ができるようになりたいと思います。

今日できたからと言って、明日も同じような体験ができるかは分かりませんが、少なくともカイルが私の中に存在しているという、心強くて幸せな実感はヘミシンクを聴いてない今もとても強く感じます。

そしてついに自分の中に確かに存在するガイドスピリットに出会えたことで、今日からは昨日までとはまた少し違う視点で、この現実世界を捉えて過ごせると思うとワクワクが止まりません。


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