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どこから始める? kakei+「その2・プレミアム商品券などもラクラク管理」

 地域発行のプレミアム付商品券は、12,000円分を現金10,000円で購入できるなど、お得なサービスなので多くの方が利用しているのではないでしょうか。
 コロナ禍で、苦境にある地域経済のためにと、最近では上乗せが30%というプレミアム付商品券を自治体が発行したり、Go To EATキャンペーンのような食事券などもあります(一部利用制限がある地域も)。また、それ以外にもさまざまな形で、お得な商品券や金券サービスを打ち出す企業や自治体もありますが、実際の額より多く利用できる金券はとてもうれしいのと同時に、いざ家計簿をつけるとなると、その取り扱いに悩む方も多くいらっしゃいます。そんな場合でも、kakei+カケイプラスならラクに管理ができます。

お得な商品券はどうやって記帳するの?

 まず、kakei+カケイプラスの特徴でもある『口座』。これはお財布や銀行口座、クレジットカードなど、プラスマイナスに関わらず、お金の動きがあるところを『口座』と呼びます。その口座の仲間に「プレミアム商品券」(口座名は任意。ここでは「プレミアム商品券」とします)をつくって追加しましょう。
 商品券を購入したときは「記帳(口座)」画面で、費目を「口座の動き」として、元金である10,000円の支払いを記帳します(支払うというより交換するというイメージです)。次に、「記帳(収入)」画面で、上乗せ分の2,000円を雑収入として記帳します。
 プレミアム商品券を使って買い物をした時は「記帳(支出)」で出金元を「プレミアム商品券」にして入力しましょう。

元金の10,000円は「支払う」のではなく、お金が現金から商品券に代わっただけで価値は変わらないので、お金の移動という形で記帳します(左)。上乗せ分は、利益となるので「収入」として記帳します(右)。

 Go To ……のクーポンや、デパートの積み立て(毎月1万円ずつ積み立て、12カ月後に1カ月分がボーナスして付加される)の記帳も、同様に考えます。
「〇〇デパート」などの名称の口座を作り、毎月の積み立ては、「記帳(口座)」の「口座の動き」で1万円を「〇〇デパート」に振り込んでいきます。満期になり13万円がデパートの電子マネーに交換されたときは、
利息に相当する1万円を「記帳(収入)」で
入金先:〇〇デパート
費目:雑収入
項目:利息
として記帳します。デパートの電子マネーで買い物をしたときは、「記帳(支出)」で出金元を「〇〇デパート」にして記帳します。

商品券と現金をあわせて支払うときの記帳方法

  プレミアム商品券は、おつりが出ないので、現金と合わせて支払う場合が多くなります。現金と併用した場合は、次のように記帳するとすっきりするでしょう。
例えば、【1680円の商品を買うために、商品券1000円分と、現金680円を出して支払うケース】
 まず、「記帳(口座)」で、現金へ1000円を費目「口座の動き」で移動させます(左下の記帳画面を参考に)。
 買い物は、「記帳(支出)」で、出金元を現金にして記帳する(右下の画像)。
これで、商品券1000円分と現金680円で買い物をしたことが記帳されました。

現金と商品券の併用しての支払いについて、kakei+カケイプラス上では、商品券の口座から現金へ利用額を移動させ、商品は現金ですべて支払うという形になります。

貯まったポイントを使うときの記帳方法

 ポイントを電子マネーに交換して、買物に使用する場合、kakei+カケイプラスでは、交換する金額を該当する電子マネー(Suicaのような交通系電子マネーなどよく利用するサービスは「口座」を作っておきましょう)の口座に「雑収入」(項目はポイント)で記帳します。
 交換せずに利用できる場合、ポイントで商品を購入したら、左下の画像のように「記帳(支出)」画面から、通常通りに入力します。次に、「記帳(収入)」画面で、ポイント利用分を雑収入として入力します(右下)。順番はどちらが先でもかまいません。
*ポイントは種々様々で、ポイントの出し入れすべてを管理するのは難しいので、kakei+カケイプラスでは推奨していません。1回のポイント利用の場合における、ポイントの動きや記帳方法について、ここでは説明しています。

 2022年より、婦人之友社が発行する「家計当座帳」にキャッシュレスページができました。プレミアム商品券は、プリペイドカード(前払い)と同様に、このページを使って記帳すればよいでしょう。しかし、現金と合わせての支払いになると、記帳はややこしい……。ポイントと現金とを合わせた支払いも、どう記帳しようか迷うところ。その点、kakei+カケイプラスでは、デジタル家計簿なので、ラクラク管理できます。

 家計簿は、「つけたい!」と思った時からつけても遅くありません。昨今の物価上昇もあり、家計簿をつけることが、生活防衛の一助になります。ぜひ、この機会に家計簿をつけてみませんか。婦人之友社では、紙の家計簿、デジタル家計簿のどちらもご用意しています!


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